当サイトの一部に広告を含みます。
当ページでは、ITパスポート試験の受検資格と出題範囲・科目、取得のメリットを解説します。
Contents
ITパスポート試験とは
ITパスポート試験とは、ITに関する基本知識の習得を証明する情報処理技術者試験の1つです。
(1) 情報処理技術者試験とは
情報処理技術者試験とは、情報処理に関する知識・技能を客観的に証明するために実施される国家試験で、下記12区分に分けられます。
| ITを利活用する者 | 情報処理技術者 | 国家資格 |
|---|---|---|
| 情報セキュリティマネジメント試験 （SG） | 情報処理安全確保支援士 （SC） | 情報処理安全確保支援士 （登録セキスペ） |
| システム監査技術者試験（AU） ITサービスマネージャ試験（SM） エンベデッドシステムスペシャリスト試験（DB） ネットワークスペシャリスト試験（NW） プロジェクトマネージャ試験（PM） システムアーキテクト試験（SA） ITストラテジスト試験（ST） | ||
| ITパスポート試験 （IP） | 応用情報技術者試験（AP） | |
| 基本情報技術者試験（FE） |
ITパスポート試験の受検資格
ITパスポート試験は、年齢、学歴等の制限なく、どなたでも受験することができます。
ITパスポート試験の試験内容
ITパスポート試験の概要は、下記の通りです。
(1) 試験概要
| 概要 | |
|---|---|
| 受験日 | 随時実施 （試験会場により異なる） |
| 試験会場 | 試験開催状況一覧に記載される全国の会場 |
| 受験料 | 7,500円（税込） ※令和6年(2024年)7月8日時点 |
| 受験方法 | 1. 公式サイトにて利用者情報を登録 2. マイページより受験申込手続 |
(2) 試験の内容
| 試験時間 | 120分 （特別措置対象者は180分） |
| 問題数 | 小問 100問 |
| 出題形式 | CBT方式で四肢択一 （特別措置対象者は筆記による） |
| 出題範囲 | ストラテジ系（経営全般）35問 マネジメント系（IT管理）20問 テクノロジ系（IT技術）45問 ※いずれも目安 |
特別措置とは
特別措置とは、身体の不自由等によりCBT方式による受験が難しい方向けに、春期（4月）と秋期（10月）の2度、筆記により実施される試験を指します。
(3) 出題内容
| ストラテジ系 | 1.企業と法務 | 企業活動、法務 |
| 2.経営戦略 | 経営戦略マネジメント 技術戦略マネジメント ビジネスインダストリ | |
| 3.システム戦略 | システム戦略 システム企画 | |
| マネジメント系 | 1.開発技術 | システム開発技術 ソフトウェア開発管理技術 |
| 2.プロジェクトマネジメント | プロジェクトマネジメント | |
| 3.サービスマネジメント | サービスマネジメント システム監査 | |
| テクノロジ系 | 1.基礎理論 | 基礎理論 ある折ズムとプログラミング |
| 2.コンピュータシステム | コンピュータ構成要素 システム構成要素 ソフトウェア ハードウェア | |
| 3.技術要素 | 情報デザイン 情報メディア データベース ネットワーク セキュリティ |
ITパスポート試験の合格基準
ITパスポート試験の合格基準は、下記の通りです。
| 総合評価点 | 600点以上/1,000点 | |
| 分野別評価点 | ストラテジ系 | 各300点以上/1,000点 |
| マネジメント系 | ||
| テクノロジ系 | ||
ITパスポートの上位資格
ITパスポート取得後、上位資格としてオススメなのが下記の資格です。
| 情報セキュリティマネジメント試験 | 情報セキュリティマネジメントの計画・運用・評価・改善を通じ、組織の情報セキュリティの確保に貢献し、脅威から継続的に組織を守る為に必要なスキルを認定する試験 |
| 基本情報技術者試験 | IT人材としての基本的な知識・技能をもっていることを証明する試験 |
| 応用情報技術者試験 | ITに関する応用レベルの知識・技能をもっていることを証明する試験 |
ITパスポートを取得するメリット
ITパスポートを取得することにより、下記のメリットが考えられます。
- 学習意欲を維持できる
- 就職・転職で有利になる
1. 学習意欲を維持できる
IT分野の成長は著しく、常に最新の情報を得る必要があります。
これらの知識・情報の習得に関し、基礎となるITパスポートを取得しておくことでより吸収しやすく、その先の理解、知識欲の向上が期待できます。
2. 就職・転職で有利になる
就職や転職の場において、ITパスポートを取得することで、未経験者であっても一定の知識を持っていることをアピールできるため、IT関連の求人で有利にはたらく場面が多いです。
また、IT関連業務に従事する場合、より高度な資格取得を推奨されることも多く、実務経験と合わせ、キャリアアップを目指す事も可能です。
ITパスポート試験の受験資格と試験概要、取得のメリットまとめ
当ページでは、ITパスポート試験の受験資格と試験概要、取得のメリットを解説しました。
関連記事
