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知らないと損する!個人間での車売買の落とし穴と安全な取引のコツ

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Contents

1. はじめに

 「車をできるだけ高く売りたい」「できるだけ安く買いたい」と考えている人にとって、個人間での売買は非常に魅力的です。ディーラーや中古車買取業者を通すと、業者の中間マージンが発生し、売る側は本来の価値より安く買い取られ、買う側は業者の利益を上乗せされた価格で購入することになります。そのため、業者を挟まずに直接やり取りできる個人売買は、お互いにメリットがある方法です。

 しかし、個人間売買には以下のようなリスクやデメリットも存在します。

2. 個人間売買のメリットとデメリット

メリット

 個人間売買の大きなメリットは、仲介者に支払うマージンがないため、売る側は高く売れ、買う側は安く買える可能性が高い点にあります。

 また、業者を介するより自由度が高く、価格だけでなく売買条件も柔軟に対応できる点も魅力だといえます。

デメリット

 個人間売買の場合、取引後にトラブルが発生した際の対応はすべて自己責任となり、保証がない点には十分注意が必要です。

 また、名義変更や税金の手続きは業者に任せることができず、買主自身が運輸支局(陸運局)で手続きを行う必要があります。仮に、名義変更が行われないまま使用された場合、売主のもとに翌年の自動車税が請求されたり、万が一買主が事故を起こした場合に売主が責任を問われるリスクもあります。

 さらに、事故歴や修復歴を見抜くスキルも求められます。業者が間に入らないため、「修復歴なし」と言われても真偽の確認が難しい側面があります。実際は事故車であったり、フレームに歪みがあることを隠される可能性もゼロではありません。購入前にしっかりと車両の状態を確認し、ディーラーや整備士にチェックを依頼しましょう。

 加えて、支払いトラブルのリスクも考慮しなければなりません。個人間のやり取りでは、代金の未払いが発生したり、「後で振り込む」と言われたまま支払われないケースも珍しくありません。さらに、現金取引を選択した場合、偽札や詐欺の被害に遭う可能性もあるため、支払い方法は銀行振込やエスクローサービスを利用するなど、安全な手段を選ぶことが重要です。


3. 車を売る・買う前に確認すべきポイント

📌 売る側が準備すべきこと

  • 車検証、納税証明書、自賠責保険証などの必要書類を確認。
  • 車の状態(傷・修復歴・メンテナンス記録)を正確に把握する。
  • 買主に正確な情報を提供し、トラブルを避ける。

📌 買う側がチェックすべきこと

  • 実車確認の際に見るべきポイント
    • 走行距離・年式・修復歴の確認
    • エンジン・ブレーキの動作確認
    • オイル漏れ・異音・タイヤの状態
  • 車の価値を知るための相場チェック
    • カーセンサーやグーネットで同じ車種の相場を調べる。

4. 契約・名義変更・税金の手続き

📌 売買契約の基本

  • 「口約束はNG!」 必ず売買契約書を作成(フォーマット紹介)。
  • 「〇〇の状態で売った」「事故歴・修復歴なし」などトラブル防止のため明記

【参考記事】これ1枚でトラブル回避!車の個人間売買契約書テンプレート&作成ガイド

📌 名義変更の流れ

  • 必要書類(車検証・印鑑証明・譲渡証明書など)。
  • 陸運局での手続き方法(自分でやる or 代行業者を使う)。
  • 名義変更を怠ると「自動車税が前の所有者に請求される」「事故を起こした場合に責任問題になる」などのリスクがある。

📌 税金・保険の取り扱い

✅ 自動車税の精算方法

 個人売買では、自動車税の精算方法を事前に決めておくことが重要です。一般的には、以下の2つの方法があります。

方法説明
月割りで清算する売主が4月~売却月分を負担し、残りを買主が支払う。
名義変更後の自動車税を買主が負担する売買のあった次年度分の自動車税から買主が納付する。
(売買した年度分は全額売主が負担する)

🚨 注意点

  • 自動車税の支払い方法は事前に相談し、契約書に記載すること。
  • 軽自動車税は月割り精算ができない(売却年度は売主負担)。

✅ 自賠責保険・任意保険の名義変更

 車の売買後、自賠責保険と任意保険の名義変更を忘れずに行いましょう。

✅ 自賠責保険(強制保険)

  • 自賠責保険は「車両につく」ため、基本的に売却時にそのまま引き継ぐ
  • 名義変更後、買主の名前で更新手続きを行う。

✅ 任意保険(任意加入)

  • 売主が加入していた任意保険は、売却と同時に解約 または 車両入替が必要。
  • 買主は、車を引き取る前に新しい任意保険に加入しておくのがベター。
  • 未使用の保険料がある場合、保険会社に連絡すると日割り計算で返金される。

🚨 注意点

  • 売主の任意保険をそのまま使うことはできない
  • 買主は「無保険状態」にならないように、車を受け取る前に保険加入を済ませること

5. お金のやり取りで注意すべきこと

⚠️ 詐欺を防ぐためのポイント

 個人間の売買では、支払いトラブルが最も起こりやすいポイントです。
 売る側・買う側の両方にとって、以下のようなトラブルが発生するリスクがあります。

💰 売る側のリスク

リスク具体例対策
代金未払い「後で振り込む」と言われたが、支払われない
口約束だけで車を渡してしまい、連絡が取れなくなる
必ず売買契約書を作成し、「入金確認後に車を引き渡す」ルールを徹底
銀行振込で支払い、入金確認後に渡す
不正送金の可能性 「銀行振込で支払う」と言われたが、不正送金で後から口座が凍結された
詐欺グループのマネーロンダリングに利用される
銀行振込は「本人名義の口座」からの入金のみ受け付ける
エスクロー決済(Ancar・オートフラット)を利用し、安全な取引を確保
偽札・未払いのトラブル 現金払いを受けたが、偽札だった
一部だけ支払われ、「残りは後で」と言われたまま未払い
現金取引は避け、銀行振込やエスクロー決済を利用
警察署・銀行窓口で取引し、その場で振込を確認

💰 買う側のリスク

リスク具体例対策
代金を支払ったのに車が届かないネット取引で振り込んだ後に音信不通
実車確認なしで取引し、「送ります」と言われたが届かなかった
現物確認後に支払う or エスクロー決済を利用
直接取引を基本とし、事前に売主の身元を確認
修復歴を隠されていた 「修復歴なし」と言われたが、実際は事故歴があった
「エンジンが調子いい」と言われたが、購入後すぐに故障
売買契約書に「虚偽の説明が発覚した場合、契約解除可能」と記載
ディーラーや整備工場で車両チェックを依頼
名義変更がされない 代金を支払ったのに名義変更がされず、前の所有者のまま
売主が「あとでやる」と言ったまま放置
売買契約書に「名義変更は〇日以内に行う」と明記
名義変更が完了するまで預かり金(保証金)を設定

✅ 安全な支払い方法

個人間の取引では、お金の受け渡しを慎重に行うことが重要です。
特に「振込したのに車が届かない」「車を渡したのに支払いがない」というトラブルを防ぐため、以下の方法を推奨します。

✅ 推奨する支払い方法

支払い方法詳細メリット注意点
銀行振込
(入金確認後に引き渡し)
売主の銀行口座へ振り込み、入金を確認後に車を渡す
ネットバンキングで「入金済み」を確認できる
振込記録が残るため、未払いトラブルを防げる
後から「払った/払ってない」と揉めるリスクがない
⚠️ 相手の身元確認が必要
(振込元の名義を確認)
⚠️ 振込手数料が発生する場合がある
エスクローサービス
(第三者が代金を一時預かり)
「オートフラット」「Ancar」「GooPit」などの個人売買仲介業者を利用
仲介業者が代金を一時的に預かり、取引完了後に売主へ支払い
詐欺・未払いを防止できる(安全性が高い)
支払い・名義変更の流れをスムーズに進められる
⚠️ 仲介手数料が発生する
(取引金額の3%~10%)
⚠️ 対応エリアやサービス内容が業者によって異なる
現金払い
(銀行窓口で直接振込)
銀行窓口で直接現金を渡し、その場で振込処理を行う即時に支払いが完了し、入金確認が確実
銀行員の立ち会いがあり、安全性が高い
⚠️ コンビニや路上での現金取引は絶対に避ける
(トラブルの元)
⚠️ 多額の現金持ち歩きは盗難リスクがあるため非推奨

❌ 避けるべき支払い方法

支払い方法リスク具体的な問題点
後払い代金未払いのリスク「今はお金がないから、後で払う」と言われたが、そのまま未払いになる可能性が高い
口約束だけでは法的に回収が難しくなる
分割払い売主が代金を回収できない可能性「毎月◯万円ずつ払う」と言われたが、途中で支払いが止まるリスクあり
個人間では回収手段がなく、トラブルになりやすい
一部前払い残額が払われないリスク「とりあえず半額だけ払う」と言われ、車を渡した後に残額を支払わず逃げられる可能性
電子マネー
(PayPay・LINE Pay・メルカリ送金など)
送金キャンセルの可能性電子マネーは送金後にキャンセルできるため、代金が戻ってしまう可能性
クレジットカード経由で支払われた場合、後から支払いが取り消されるリスクあり

🛠️ トラブル事例と対策

✅ 個人間売買のトラブル事例と対策

ケーストラブル内容対策
ケース1
後払いを約束したが、支払われなかった
口約束で「後で振り込む」と言われたが、結局未払いのまま。
車を渡してしまったため、回収できない。
「全額振込後に車を引き渡す」とルールを決める
売買契約書に「未払いの場合、売買契約は無効」と明記する
ケース2
「支払った」と言われたが、実際は未入金だった
買主が「振込済み」と言ったが、銀行口座に入金が確認できない。
スクリーンショットの振込証明を提示されたが、偽造の可能性あり。
銀行の入金履歴を確認するまで車を引き渡さない
振込証明のスクリーンショットだけを信用しない(偽造の可能性あり)
ケース3
「修理が必要だったから、返金してくれ」と要求された
買主が「購入後に不具合を見つけた」と言い、修理代の返金を求めてくる。
「最初から故障していた」と主張し、支払い拒否される可能性。
売買契約書に「現状渡し」と明記し、売主は修理責任を負わないとする
引渡し前に車の状態を写真・動画で記録しておく

6. 個人間売買の安全性を高める方法

 個人間売買は、トラブルが発生すると自己責任で解決しなければなりません。そのため、安全に取引を進めるための工夫が必要です。

✅ ① 知人・友人同士の取引なら後々の関係を考慮

個人間売買の中でも、知人・友人と直接取引をするケースがあります。この場合、取引は比較的安全ですが、後々の関係に影響を与える可能性があるので注意が必要です。

✅ 知人間での取引に潜むリスクと解決策

リスク具体例解決策
契約書を作成しないことで発生するトラブル「友達だから」と油断し、口約束だけで取引。
後から「話が違う」と言われ、トラブルに発展。
友人間でも必ず契約書を作成する。
売買契約書に「支払い条件・車の状態・名義変更の期限」を明記する。
故障が見つかったが、言い出しづらい「状態が良い」と言われて買ったのに、すぐに故障。
友人関係を壊したくなくて、修理代を請求できない。
「現状渡し」「売却後の故障は責任を負わない」と契約書に記載。
購入前にディーラーや整備士に状態を確認してもらう。
支払いが遅れ、催促しづらい友人だからと後払いを認めたが、支払いが滞る。
「もう少し待って」と言われ、請求しにくくなる。
支払いは必ず「全額振込確認後」に車を引き渡す。
契約書に「未払い時の対応(期限・違約金)」を明記する。
値引きを求められ、後悔する「友達だから安くして」と言われ、大幅値引き。
後で「もっと高く売れたのでは」と後悔。
「友人価格」にこだわらず、相場を調べて適正価格で売る。
過度な値引きは避け、双方納得の価格で決める。
名義変更が遅れ、売主に税金・事故の責任が発生友人が「すぐ名義変更する」と言ったが、放置。
売主に翌年の自動車税が請求される。
契約書に「〇日以内に名義変更する」と期限を設定。
名義変更が完了するまで預かり金(保証金)を設定する。

✅ ② 第三者の立ち会い(行政書士・専門業者を活用)

 「個人売買に不安があるが、業者を通すと手数料がかかる…」

 このような場合には、行政書士や専門業者など第三者の立ち会いを利用することで、安全に取引を進めることができます。

✅ 行政書士・整備士のサポートと費用

サービス内容メリット費用の目安
名義変更代行
(行政書士)
名義変更の手続きを代行
書類不備を防ぎ、スムーズに進める
✅ 確実に名義変更が完了し、売主のリスクを回避
✅ 手続きの手間を削減
5,000円~15,000円
売買契約書の作成
(行政書士)
車両の売買契約書を作成
トラブルを防ぐための法的文書を用意
✅ 口約束のリスクをなくし、トラブルを未然に防ぐ
✅ 契約内容を明確にし、後々のクレームを回避
10,000円~30,000円
車庫証明の取得代行
(行政書士)
車庫証明の申請手続きを代行
事務作業を簡略化
✅ 面倒な書類手続きを任せられる
✅ 正確な申請でスムーズに証明取得
8,000円~15,000円
車両点検
(整備士)
事前に整備士が車の状態を確認
故障や不具合の有無をチェック
✅ 購入前に車の状態を把握し、トラブルを回避
✅ プロの点検で安心して取引できる
3,000円~8,000円
整備記録の作成
(整備士)
過去のメンテナンス履歴を整理
整備履歴の証明書を発行
✅ メンテナンス履歴を明確にし、車の信頼性を向上
✅ 売却時の価値を上げる効果もある
5,000円~15,000円
事故歴・修復歴の確認
(整備士)
車のフレームや修復歴を確認
事故歴があるかを診断
✅ 事故車・修復歴あり車を見抜ける
✅ 後から「修復歴があった」と言われるリスクを回避
5,000円~20,000円

🚨 注意点

 整備士が確認しても「全ての不具合」を発見できるわけではないので、契約書に「現状渡し」の条件を明記することが重要です。


✅ ③ 個人売買仲介サービスを活用

 「個人間で取引したいけど、手続きが面倒 or 詐欺が怖い…」という場合には、個人売買の仲介サービスを利用すると、安全に取引できます。

個人売買の仲介サービスとは?

  • 個人間売買の支払い・名義変更・車両チェックを仲介業者がサポートするサービス。
  • 詐欺や未払いを防ぐため、取引金額を一時的に預かる(エスクローサービス)を提供している。
  • 名義変更も代行してくれるため、売主・買主どちらも安心できる。

💡 おすすめの個人売買仲介サービス

サービス名特徴費用
オートフラット(AutoFlat)車両査定・名義変更・決済代行までサポート取引金額の5%~10%
Ancar(アンカー)エスクロー決済で詐欺を防止、全国対応取引金額の3%~8%
GooPit(グーピット)修理歴チェック・書類手続きをサポート取引金額の5%~15%

🚨 注意点

  • 仲介手数料がかかるため、「どこまでサポートが必要か」考えて利用すること。
  • 「個人売買の自由度が減る」ため、売買条件を細かく指定したい場合には不向き。

✅ ④ 受け渡し場所は慎重に選ぶ

 車の受け渡しは、人目のある安全な場所で行いましょう。

 「自宅の前」や「知らない場所」での受け渡しは、トラブルが発生した場合に対処できないので避けるのがベターです。

💡 安全な受け渡し場所の選び方

✅ 安全な受け渡し場所の選び方(表形式)

受け渡し場所メリット注意点
警察署の駐車場✅ 防犯カメラがあり、トラブル発生時に証拠が残る
✅ 警察官が近くにいるため、安全性が高い
⚠️ 営業時間外は利用できない場合がある
⚠️ 取引前に駐車場の利用許可を確認する
陸運局(運輸支局)の駐車場✅ 名義変更手続きをその場で行える
✅ 車両の確認や書類の手続きをスムーズに進められる
⚠️ 運輸支局の開庁時間内に行う必要がある(平日のみ)
大手ショッピングモールの駐車場✅ 人通りが多く、犯罪のリスクが低い
✅ 駐車スペースが広く、車両確認がしやすい
⚠️ 混雑時は駐車できない場合がある
⚠️ 商業施設のルールに従う必要がある

🚨 注意点

  • 夜間や人通りの少ない場所での受け渡しは危険
  • ナンバーを外してからの受け渡しを徹底する。

7. まとめ

 個人間で車を売買する際は、以下に注意しましょう。

  • 個人間売買は安く買えて高く売れるが、リスクも伴う。
  • 事前準備と慎重な取引がトラブル回避の鍵!(この記事で紹介したポイントを再確認)。
  • リスクを減らすには「売買契約書」「名義変更」「安全な支払い方法」を徹底!

個人間での車売買に関するFAQ(よくある質問と回答)

🔹 基本編

Q1. 個人間で車を売買するメリットとデメリットは?

メリット

  • 売る側:「ディーラーや買取業者よりも高く売れる」
  • 買う側:「中古車販売店よりも安く買える」
  • 中間マージンがないため、お互いに価格の融通が利く
  • 交渉次第で、付属品(カーナビ・ETCなど)を含めた取引が可能

⚠️ デメリット

  • 取引後の保証がない(車が故障しても自己責任)
  • 名義変更や税金の手続きを自分でしなければならない
  • 詐欺やトラブルのリスク(未払い・修復歴隠し・名義変更漏れなど)

Q2. 車を個人売買するときの大まかな流れは?

  1. 売る側:車両情報を準備(車検証・整備記録・納税証明書など)
  2. 買う側:実車確認・価格交渉(相場を調べて適正価格で交渉)
  3. 売買契約書を作成(口約束はNG、トラブルを防ぐため必須!)
  4. 支払いの完了を確認(銀行振込・エスクローサービスを推奨)
  5. 名義変更を完了させる(買主が運輸支局で手続き、売主は完了の確認をする)
  6. 自動車税・保険の変更手続き(買主が新たに保険加入)

🔹 契約・支払い編

Q3. 売買契約書は必ず作るべき?

はい! 口約束はトラブルの元になるため、必ず契約書を作成しましょう。

📌 契約書に記載すべき項目

  • 車両情報(車種・年式・走行距離・車台番号)
  • 売買価格と支払い方法
  • 名義変更の期限(「引渡し後14日以内に完了」など)
  • 修復歴・不具合の有無(「現状渡し」「保証なし」と明記)
  • 受け渡しの場所・日時
  • 返金不可の条件(「取引成立後のクレーム・返金には応じない」)

📌 例:売買契約書の無料テンプレート提供(有料記事として販売も可)


Q4. 支払い方法はどうするべき?

最も安全な支払い方法は、「銀行振込」または「エスクローサービス」 です。

推奨される方法

  • 銀行振込(入金確認後に車を引き渡す)
  • エスクロー決済(Ancar・オートフラットなど)(代金を第三者が預かり、安全に取引)
  • 警察署・銀行窓口での現金払い(その場で振込を確認できる)

⚠️ 危険な支払い方法

  • 後払い・分割払い(未払いリスク)
  • 電子マネー・クレカ払い(送金キャンセルの可能性あり)
  • 知人だからと口約束で取引(トラブルの元)

🔹 名義変更・税金編

Q5. 名義変更はどこで行うの?

車の名義変更は、買主の住所を管轄する「運輸支局(陸運局)」 で行います。

📌 名義変更の手順

  1. 必要書類を揃える(車検証・譲渡証明書・印鑑証明書など)
  2. 買主が陸運局に行き、名義変更手続きを行う
  3. 売主は「名義変更完了の証拠(新しい車検証のコピー)」を受け取る

🚨 注意点

  • 名義変更を怠ると、売主に税金の請求が来る可能性あり!
  • 買主が手続きを放置しないよう、期限を契約書に記載するのがベスト

Q6. 自動車税の精算はどうするの?

自動車税は「その年の4月1日時点の所有者に課税される」ため、売買時には精算が必要です。

一般的な精算方法

  1. 売主が納税後、月割り計算で買主に請求する
  2. 名義変更を早く完了させ、次年度の自動車税は買主に請求されるようにする

🚨 注意点

  • 軽自動車は月割り精算できないため、その年の税金は売主負担。
  • 税金の清算方法を売買契約書に明記しておくこと!

🔹 トラブル回避編

Q7. 「修復歴なし」と言われたのに、実は事故車だった!

📌 買う前に必ずチェックするポイント

  • 車検証の「型式・車台番号」を確認し、修復歴を隠していないかチェック
  • 「Goo-net」や「カーセンサー」で同型車の相場と比較
  • 整備工場で事前点検(3,000円~5,000円)を受けるのがベスト

🚨 解決策

  • 売買契約書に「修復歴の有無」を記載し、後からの言い逃れを防ぐ!
  • 「虚偽の説明を受けた場合、契約を解除できる」と契約書に明記する。

Q8. 車を引き渡した後に「やっぱりキャンセルしたい」と言われた!

📌 キャンセルを防ぐ対策

  • 契約書に「取引完了後のクレーム・返金には一切応じない」と明記
  • 買主が試乗できる場合は、事前に乗って納得してもらう
  • 「キャンセルの場合は手数料〇〇円を負担」と契約書に記載

🚨 重要!

  • 個人間売買では、購入後のキャンセルは基本的に不可とするのが一般的

Q9. 受け渡し時の注意点は?

📌 安全に受け渡しをする方法

  • 警察署の駐車場・陸運局の駐車場で取引する(防犯カメラあり)
  • 現金取引の場合は銀行窓口で行い、その場で振込を確認する
  • 受け渡し時に「車両の状態」を写真・動画で記録する

🚨 NG行為

  • 「夜間・人通りの少ない場所」での取引は危険!
  • 自宅の前で取引すると、後々トラブルになる可能性あり!

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榊原沙奈
(さかきばら さな)
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