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当ページでは、ペット葬祭ディレクターの役割と、検定試験の概要を解説します。
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筆者プロフィール
榊原 沙奈(90′) / 榊原行政書士事務所 代表行政書士 / 3級FP技能士 / ペット終活アドバイザー、動物介護士・動物介護ホーム施設責任者資格を保有 / やぎ座のO型 / 趣味は写真を撮ること、神社をめぐること
動物葬祭ディレクターとは
動物葬祭ディレクターとは、一般社団法人 日本動物葬儀霊園協会が実施する認定資格です。
当該法人は、動物霊園葬儀業界で初めて法人化された団体で、各地域において、信用・実績のある法人が運営しています。
ペットの火葬に資格は必須ではない
令和6年(2024年)4月現在、ペットの火葬を行うために特別な資格は不要です。
しかし、動物関連資格は複数存在し、ペット葬祭ディレクター資格も含まれます。
火葬炉を使用する際の許可 または 届出は必要です。
ペットを火葬する際は、一定の知識・経験を有するペット葬祭ディレクターまたはペット火葬管理士が所属する事業者を選ぶ方法もあります。
動物葬祭ディレクター検定試験の概要
動物葬祭ディレクター試験は2級、1級に区分されます。
(1)受験資格
受験資格は下記の通りです。
2級 | 18歳以上の日本人(永住権を取得した外国人を含む) |
1級 | (1)動物葬祭の実務経験を3年以上もつ動物葬祭業に従事する従業員 (2)動物葬祭業を1年以上営む実務経営者 (3)動物葬祭ディレクター試験2級合格者 |
(2)出題形式
出題形式は、1級・2級いずれの場合も4択方式25問です。
(3)受験科目
動物葬祭ディレクター検定試験は、動物葬祭概論をもとに出題されます。
動物葬祭概論の内容は下記の通りです。
- 動物葬祭の知識と実践
- 火葬の知識と実践
- 遺体燃焼の基礎
- 動物霊園管理
- ペットロス
- 喪主対応及び業務道徳
- 衛生管理
- 動物愛護法及び愛玩動物
- 宗教と社会
- 法令及び仏教の資料
(4)かかる費用
動物葬祭ディレクター試験にかかる費用は、下記の通りです。
受験料 | 1級:15,000円(2級合格者は7,500円) 2級:8,000円 |
過去問題集 | 動物葬祭ディレクター検定試験 必修書 定価3,500円(内税)+送料400円(1冊まで) |
(5)試験実施日
動物葬祭ディレクター検定試験は、毎年1回、例年6月頃に東日本会場(東京)および西日本会場(大阪)にて実施されます(出典:第13回動物葬祭ディレクター検定試験案内明細(2024年))
令和6年(2024年)は下記の通りです。
東日本会場:5月16日(木)東京都千代田区
西日本会場:5月19日(日)大阪府大阪市
ペット葬祭ディレクターの役割、検定試験の概要まとめ
当ページでは、ペット葬祭ディレクターの役割と検定試験の概要を解説しました。