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当ページでは、ストーカー被害に遭った際の対処法、相談窓口、注意点を解説します。
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筆者プロフィール
榊原 沙奈(90′) / 榊原行政書士事務所 代表行政書士 / 3級FP技能士 / やぎ座のO型 / 趣味は写真を撮ること、神社をめぐること
ストーカー被害に遭った場合
恋愛関係にない相手からの付きまとい、知らない人からの迷惑行為に悩んだ場合、ストーカー規制法に定められる「ストーカー行為等」に該当する可能性があります。
ストーカー規制法とは
ストーカー規制法とは、ストーカー行為等を規制し、被害者を保護する目的とする法律を指します。
ストーカー規制法の対象となる行為
下記に該当する場合、ストーカー規制法に定める「ストーカー行為等」として、罰則規定が適用される可能性があります。
- つきまとい、待ち伏せ、押しかけ等
- 監視していることを伝える
- 面会や復縁の強要
- 暴言
- 無言電話、異常な数の通話やメール等
- 汚物や動物の死骸、わいせつ物などの送付
- 誹謗中傷
- GPS機器等を用いた位置情報の無承諾取得等
1.つきまとい、待ち伏せ、押しかけ
つきまとい、待ち伏せ、押しかけとは、自宅・職場・学校等の生活導線内に押しかけたり、うろつく行為を指します。
また、相手がいる場所に押しかけたり、付近をうろつく行為も規制対象です。
宿泊先のホテル近辺をうろついたり、食事をとるために立ち寄った飲食店に押しかける等がこれに該当します。
2.監視していることを伝える
監視していることを伝えるとは、こちらの行動・服装を把握していることを、電話やメッセージアプリ等で告げることを指します。
3.面会や復縁の強要
面会、復縁の強要とは、こちらが明確に拒否しているにもかかわらず、会うこと、交際(復縁含む)等を執拗に求めることを指します。
プレゼント等を口実に約束を取り付けようとする行為もこれに該当します。
4.暴言
暴言とは、対面に限らず、自宅前で大声を上げたり、クラクションを鳴らす行為も含みます。
5.無言電話、異常な数の通話やメール等
異常な数の通話・メール等には、SNS等のコメント欄への書き込み、DM、SMS等まで含みます。
また、手紙等の文書を連続して送る行為も規制対象です。
明確な回数・通数が法律で定められているわけではありませんが、返信がないのに何度も電話・メッセージ等を送り続ける行為が該当するものと考えられます。
6.汚物や動物の死骸、わいせつ物などの送付
汚物や動物の死骸等、相手に不快感を与えるものを自宅・職場に送付する行為がこれにあたります。
汚物や動物の死骸等は、あくまでも例であり、この他の物品等でも相手が不快に感じれば該当する可能性があります。
7.誹謗中傷
ストーカーしている相手を対象に、SNS等で誹謗中傷をすることもストーカー規制法の対象となります。
8.GPS機器等を用いた位置情報の無承諾取得等
あらかじめ承諾を得ることなく、相手の持つGPS機器等の位置情報を取得するほか、相手の所持する物品に、無断でGPS機器等を取り付ける行為もストーカー規制法の対象となります。
車に無断でGPS機器等を取り付ける、スマホに位置情報を共有するアプリをインストールして把握する等がこれに当たります。
ストーカー被害に遭った場合の相談窓口
ストーカー被害に遭った場合、下記の相談窓口にご相談ください。
最寄りの警察署 | 各種トラブルに24時間対応 |
警察相談専用電話 | #9110 都道府県警察本部の総合窓口につながる |
女性相談支援センター | DV、ストーカー、人身取引等の相談に対応 必要に応じ、一時保護、関係機関の紹介等を受けられる |
上記の他、弁護士、司法書士等の専門家への相談もオススメです。
ストーカー被害に遭った際の対処法
ストーカー行為等を受けた場合、下記の対処法が考えられます。
1.付きまとい、待ち伏せ、押しかけ
尾行されていると感じた場合、最寄りの商業施設等に助けを求めましょう。
人気のない場合、タクシー等を利用し、自宅まで帰ることをオススメします。
また、不在時に自宅等に侵入される可能性があるため、使用する鍵の変更等を行いましょう。
アパート等の管理会社にストーカー行為等の被害に遭っている旨を伝えると、協力してくれる場合があります。
2.監視していることを伝える
監視していることを告知された場合、告知内容を記録しましょう。
盗撮・盗聴が疑われる場合、専門家への相談も有効ですが、外から室内が見えないように厚手のカーテンを利用する、洗濯物はできる限り室内で管理することをオススメします。
ゴミを漁られる可能性があるため、ゴミ出しは早朝に行い、個人情報が特定できるものはシュレッダーにかけるよう心がけましょう。
3.面会や復縁の強要
面会、交際等を要求された場合、できる限り安全な状況でハッキリと断りましょう。
相手が逆上する可能性があるため、1対1の時に行うのは避けると安心です。
4.暴言
自宅や職場近辺において、相手に罵詈雑言を浴びせられるような場合、相手にする必要はありません。
自分の身の安全を確保し、警察に通報しましょう。
日頃から防犯ブザーを携帯し、すぐに通報できるようスマホの操作方法を確認しましょう。
5.無言電話、異常な数の電話・メール等の送付け
直接的な被害がない場合、着信・メッセージ等の履歴は証拠として保存しておくと安心です。
返信等の対応は不要ですが、通知が気になる場合、サイレント機能等をうまく活用しましょう。
ブロック・着信拒否機能も便利ですが、警察に相談する際、客観的な証拠があるほうが真摯に対応してもらえることもあります。
6.汚物や動物の死骸等、性的羞恥心の侵害
不審な荷物等が届いた場合、開封せず、警察に届出ましょう。
郵便、宅配便等を介して届いた場合、受領拒絶の対応も可能なので、うまく活用しましょう。
自宅・職場まで直に持参し、置いていったような場合は、証拠保全のため、届いた日時、見つけたときの状況等を記録しておくと安心です。
7.誹謗中傷
直接 または SNS等を介して間接的な誹謗中傷を受けた場合、内容を記録し、警察または弁護士等へ相談するのがオススメです。
ストーカー被害の対処法、相談窓口、注意点まとめ
当ページでは、ストーカー被害に遭った際の対処法、相談窓口、注意点を解説しました。