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小田急線秦野駅の北口を出ると、眼下の時計台が目に入ります。
この時計台がある橋は「まほろば大橋」といい、かながわの橋100選に指定され、ドラマの撮影に使用されたこともあるそうです。
当ページでは、神奈川県秦野市「まほろば時計台」をご紹介します。
筆者プロフィール
榊原 沙奈(90′)
やぎ座のO型。
榊原行政書士事務所 代表を務めるかたわら、日常の疑問・悩みに効く情報を発信しています。趣味は、写真を撮ること、神社巡り。
まほろば大橋
小田急小田原線 秦野駅北口を出るとすぐ、橋と時計台が見えます。
この橋は「まほろば大橋」といい、かながわの橋100選にも指定されています。
「まほろば」は、人々が暮らす場として優れた場所を意味する大和言葉です。
現在の位置に、初めて橋を建設したのは昭和6年(1931年)。当時は「昭和橋」と呼ばれ、市民から愛されてきた橋でもあります。
その後、平成元年(1989年)には、老朽化ろ理由に竣工。そこで誕生したのが「まほろば大橋」です。
橋の長さは35m。歩道の一部にはベンチが設置され、待ち合わせや休憩に使用する人を見かけることもあります。
歴史を感じる建物が並ぶ水無川沿いでも浮くことなく、市民や来客を迎える「秦野の顔」でもあります。
まほろば時計台
橋の中央部にある時計台は「まほろば時計台」といい、高さは10m。上部には、秦野名物たばこ音頭の様子をモチーフにした像が並んでいます。
タイミングが合わず、まだ1度も聞いたことがありませんが、正時になると鐘の音が響くようです。
時計台の頭頂部から伸びているワイヤーは電球で、毎年12月になるとライトアップされています。
撮影次第、写真でご紹介します…!
まほろば大橋までのアクセス
次の通りです。
基本情報
住所:〒257-0035 神奈川県秦野市大秦町1
公式サイト:まほろば大橋(秦野市)
まほろば大橋スナップ
ここからは、筆者が撮影したまほろば大橋と、まほろば時計台の写真をご紹介します。
まほろば大橋の橋に、タイヤのようなモニュメントが設置されていました。
まほろば時計台の中ほどにある窓のような形をしたパネルは、四面すべて、絵柄が異なっています。
何をモチーフとしたものか、はっきりとはわかりませんが、桜や山、水無川のようなものが見てとれることから、十中八九秦野市にちなんだものだとわかります。
まほろば大橋の一部には、秦野市の花として指定されているさざんかの透かし彫りも。
この向かい側には、たばこ音頭とハイキングを楽しむ人々も。
まほろば時計台の底面には、「全国の銘石」と描かれたパネルがあります。
1から16までナンバリングされている石は、次の通りです。
- 稲田御影石
- 根府川石
- 本小松石
- 塩山みかげ
- 蛭川みかげ
- 鉄平石
- 荒木石
- 本御影石
- 万成石
- 北木石
- 小豆島石
- 庵治石
- 鳴門石
- 大島石
- 島崎石
- 大隅白御影石
このパネルに記載された石の名前と対応するのが、周囲にナンバリングされた石で、まほろば大橋建設に使用されたものだと思われます。
どのようなご縁で、各地の石を使用したのか気になるところですが、詳細を示す記述等は見当たりませんでした…。
秦野駅側には、大きなキノコ(もしかすると木かもしれない)の下で、猫と座る女性の像が設置されています。
秦野と猫との関連はわかりませんが、まほろば大橋を憩いの場として活用しやすいように、との配慮が見える作品ですよね。
橋のあちこちに設置されている街灯も魅力的です。
平成2年には、国土交通省が選定する、手づくり故郷賞「街灯のある街角30選」を受賞したまほろば大橋。
今回、惜しくも昼間の撮影となりましたが、夜にはほんのりと灯る明かりが水無川に反射し、とても幻想的な光景が見られます。
神奈川県秦野市「まほろば時計台」まとめ
当ページでは、神奈川県秦野市にある「まほろば時計台」をご紹介しました。