神奈川県平塚市「前鳥神社(さきとりじんじゃ)」参拝レポ【御朱印】

※当サイトの一部に広告を含みます。

参道沿いの街路樹と落葉が風情を醸し出す純白の鳥居

神奈川県平塚市にある前鳥神社さきとりじんじゃさんで御朱印をいただいてきたので、今回は神社の概要、御朱印、受付時間、アクセス等をご紹介します。

筆者プロフィール

榊原 沙奈さかきばら さな(90′)
やぎ座のO型。
榊原行政書士事務所 代表を務めるかたわら、日常の疑問・悩みに効く情報を発信しています。趣味は、写真を撮ること、神社巡り。

前鳥神社の御朱印

前鳥神社の御朱印は、「前鳥神社」「奨学神社」「神戸神社」の3種類です。

奨学神社の御朱印をいただきたかったのですが、はじめていただくので前鳥神社を拝受しました。

流れるような筆文字にうっとり、ぽちっと押された前鳥ににっこり

受付時間は?

御朱印の受付時間は、朝8時から17時までです。

社殿右手に見える社務所にて、授かることができます。

初穂料は?

いずれの御朱印も500円です。

前鳥神社の御祭神は?

前鳥神社の御祭神は、次の通りです。

前鳥神社の御祭神
菟道稚郎子命うぢのわきいらつこのみこと
大山昨命おおやまくいおみこと
日本武尊やまとたけるのみこと

菟道稚郎子命うぢのわきいらつこのみことは修学・学問の神様です。

大山昨命おおやまくいおみことは、活動と福禄の神様です。

日本武尊やまとたけるのみことは、非難除け、安全守護の神様です。

これら三柱の神様をあわせ、前鳥大神さきとりだいじんと呼んで、関東一円から信仰を集めています。

左喜登利でさきとり?

「さきとり」の由来は諸説あるそうですが、「埼取」「前取」「左喜登利」と書くこともあったそうです。

拝殿(社殿)にかかる扁額には「左喜登利」とあるそうです。

拝殿の屋根に落ちるけやきの影が美しい

相模六社の四之宮担当

相模國六社という、各国(今でいう自治体)で有力な六社をまとめて「相模國六社」といいます。

このうち、前鳥神社は四之宮に位置します。

Check
一 之 宮 寒川神社
二 之 宮 川匂神社
三 之 宮 比々多神社
四 之 宮 前鳥神社
一国一社 平塚八幡宮
総 社 六所神社

前鳥神社までのアクセス

【お車の場合】

(1)東名高速道路「厚木IC」から平塚方面へ15分
(2)圏央道「寒川南IC」から平塚市街方面へ10分

無料駐車場完備です。

第1駐車場は10台、第2駐車場は40台まで収容可能だそうですが、令和5年11月現在、第1駐車場は工事中でしたので第2駐車場を目指しましょう。

【電車の場合】

(1)JR東海道線「平塚駅」から、「本厚木駅南口行」「大神工業団地行」「田村車庫行」のいずれかのバスで「前鳥神社前」👉徒歩3分
(2)小田急線「本厚木駅」から、「平塚駅行」のバスで「前鳥神社」👉徒歩3分

住所

【住所】〒254-0014 神奈川県平塚市四之宮4-14-26(MAP)(PDF)
【電話】0463(55)1195
【FAX】0463(55)1370

受付時間

【御朱印・お守り】8-17時
【御祈祷受付時間】9-16時

前鳥神社参拝レポ

ここからは、私の参拝レポです。

参道の風情がすごい

一の鳥居から二の鳥居までの参道は、アーチ状にのびる街路樹の落とす影と落葉とで、風情が充満しています。

前鳥神社一の鳥居
参道

前鳥神社の隣には、さきとり幼稚園が設置され、こちらを歩くときにはいつも、お子さんの声やオルガンの音が聞こえてきます。

控えめな桟橋が愛らしい
春に咲く満開の桜を思い、胸が躍る
ここでいったん公道と交差している
二の鳥居と狛犬

私が参拝した日は、さきとり幼稚園の対象児童が記念撮影をする日だったようです。

参道の向こうで楽し気に話す幼稚園の先生とカメラマン
二の鳥居前にあるカフェ看板のイラストに目を奪われる

二の鳥居前、右側の狛犬の足元にあるカフェ看板が可愛くて、帰りに寄っていきたい気持ちにかられます。

参拝、御朱印の拝受後、内側から見た二の鳥居

私が帰る頃、園児たちが千歳飴を持たされ、がやがやと整列していました。

他人の子なのに、産まれてからこの日を迎えるまでの事を考えると、目頭が熱くなるのでした。

まとめ

今回は、神奈川県平塚市の前鳥神社さきとりじんじゃへの参拝、御朱印拝受についてご紹介しました。

御朱印が滲まぬよう挟んでくれた神の前鳥

行政書士試験に挑む際、こちらの神社で購入したお守り(しおり)を使用していたため、前鳥の印鑑に懐かしさがこみ上げます。

信仰心の希薄なダメ信者ですが(笑)、いつでも出迎えてくれる神社さんは、私にとって実家のような存在です。

神奈川県伊勢原市「比々多神社(ひびたじんじゃ)」参拝レポ【御朱印】

※当サイトの一部に広告を含みます。

先日、神奈川県伊勢原市にある「比々多神社ひびた」を訪れました。相模國六社のうち、三之宮にあたります。

相模國 六社
一 之 宮 寒川神社
二 之 宮 川匂神社
三 之 宮 比々多神社
四 之 宮 前鳥神社
一国一社 平塚八幡宮
総 社 六所神社

厚木から秦野に向かう途中、何度か看板を目にしたことはありました。

三之宮 比々多神社の看板

しかし、走行中の道路から社殿らしきものは見えず、何となく山の中にあるのかなぁと思うだけ。

今回、初めて参拝するにあたって、若干の緊張感を抱きながらの道中でした。

当ページでは、三之宮 比々多神社のご祭神・御利益、御朱印、比々多神社までのアクセスを紹介します。

著者プロフィール

榊原 沙奈さかきばら さな(90′)
やぎ座のO型。
榊原行政書士事務所 代表を務めるかたわら、日常の疑問・悩みに効く情報を発信しています。趣味は、写真を撮ること、神社巡り。

三之宮 比々多神社

三之宮 比々多神社は、神奈川県伊勢原市 大山のふもとにあります。

境内にある遺跡から、縄文時代の土器や古墳時代の勾玉などが出土した場所で、1万年以上の歴史ある神社さんです。

三之宮 比々多神社さんのみや ひびたじんじゃのご祭神は、次の通りです。

豊斟渟尊とよくむぬのみこと:国土創造の神様
天明玉命あめのあかるたまのみこと:玉造りの神様
稚日女尊わかひるめのみこと:機織りの神様
日本武尊やまとたけるのみこと:叡知と武勇の神様

【相殿神】
大酒解神おおさかとけのかみ:酒造りの神様
小酒解神こさかとけのかみ:縁結び・子授安全

豊斟渟尊天明玉命稚日女尊日本武尊の4柱が主祭神で、創造・子宝・衣料・出世・開運・除災・交通安全などに御利益があるといわれています。

比々多神社はパワースポットとしても有名で、スピリチュアルなものに無関心な私でさえ「何かここ落ち着く…」と感じました。

三之宮 比々多神社の御朱印

比々多神社の御朱印は、手水舎のそばにある社務所にていただくことができます。

種類は3種類で、半ページで500円。見開きで1000円です。

見開きのものをお願いすると、中央に紋を押してもらえます。

写真では伝わりきらない格好良さがある御朱印です…!

三之宮 比々多神社までのアクセス

三之宮 比々多神社の基本情報、各手段のアクセスは次の通りです。

基本情報

住所:〒259-1103 神奈川県伊勢原市三ノ宮1472番地
電話:0463(95)3237
FAX:0463(92)4381

電車・バスの場合

小田急線伊勢原駅または鶴巻温泉駅からのルートは次の通りです。

時刻表、ルート検索は、神奈川中央交通 公式ページよりご確認ください。

車の場合

新東名高速道路「伊勢原大山IC」からのルートは、下記を参考にしてください。

駐車場は第1から第6までありますが、第2駐車場は土日祝祭日および恒例祭典の際に開きます。第3駐車場以降は、正月・節分などの祭事にしか解放されませんので、注意してください。

関連リンク

「三之宮 比々多神社」参拝レポ

ここからは、参拝レポをお送りします。

私が参拝した日は大雨と強風の荒天でした。雨だけならよかったのですが、風が強く、写真は少なめです。

できるだけわかりやすく撮影させてもらったので、お付き合いください。

たいへんのどかな田舎道

比々多神社は、大山のふもとに社殿を構える神社です。

東名高速道路の高架下を通る県道を抜け、▽比々多神社入り口の信号を曲がり、更に進んでいきます。

「比々多神社入り口」の信号/参拝と別日に撮影

畑の間を抜けると、不意に看板が見えて来ます。

元気な草木で全容を見る事は叶いませんが、「三之宮」の文字から比々多神社の看板だと推察することはできます。

看板手前を左折すると、右手に鳥居が見えて来ます。▽写真のように、駐車場の案内看板があるので、素直に従います。

すぐに表れた駐車場は、荒天にもかかわらず、他の参拝客の車が停められていました。

看板に従い、素直に前向きに

車を降りた瞬間、強風に煽られ傘がひっくり返りましたが、めげずに参拝していきます。

駐車場の一角にお車祓所が設けられていました。温かみのある木製のお社で、雨でもしっかり出迎えの姿勢だったのが印象的でした。

駐車場から見る手水舎

参拝したのは11月中旬だったので、「七五三詣り」の幟が立っていました。

色々な幟を見てきましたが、比々多神社さんが出している備品(という表現が適切かどうかはわかりかねますが…)は、可愛らしいものが多い印象です。

手水舎の天上付近に説明書

菊のたたずむ手水舎

手水舎には、たくさんの菊が飾られていました。

悪戯が好きそうな龍がお茶目

貯水部分に花弁を浮かべるのではなく、花器を設置し、活けるスタイルでした。

菊の花弁は細く、繊細なので、長い時間ぷかぷか浮かせるのには不適切です。

参拝客に美しい菊花を愛でて欲しいとの心遣いが見えた気がして、荒天に沈みかけた心も洗われた気がしました。

「手水舎の桶に水がたまっていないなら、何処で手を洗うの?」とお考えの方もいるかもしれません。答えは、下記の通りです。

△「流水口」とある箇所から、微量の水が流れていたため、こちらを利用しました。

可愛いと綺麗の融合

心と手元が清まったところで、ようやくお詣りです。

大雨の中、どっしりした佇まいで出迎えてくれる拝殿

狛犬は、悪いものが入ってこないよう見張る役を担っています。

一般的な神社と同じく、比々多神社の狛犬も右側の子が口を開けていました。

比々多神社の狛犬(左)
比々多神社の狛犬(右) ガオ~~~!

階段を昇ると、左手に鐘楼があります。

うっかり慣らしたくなる鐘楼

脇にはリスが控えており、ここで鐘を鳴らす人達を見守ってくれているのでしょう。

境内右手には、授与所があります。お守り等の授与品をお求めの方は、こちらでいただくことができます。

拝殿より厳格な空気を醸し出す授与所

菊まつりのため、境内のあちこちに菊が飾られ、とても晴れやかな気持ちになりました。

いろんな菊華
正体不明の竹と椿
拝殿前のご神木が強すぎる

拝殿前には2体の卯(うさぎ)が並んでいます。

参拝前、比々多神社について予習してきたものの、うさぎの記述はなかったような…?

子ウサギが戯れる左の卯
パパ卯かもしれない

何はともあれ、無事にご挨拶ができ、ホッとしたところで社務所で御朱印をいただきました。

森の中に十二支

御朱印をいただく際、うさぎの事をうかがいました。その年の「干支」が1年間、あの台座にて拝殿を守る決まりなのだそう。

次の役目を待つ他の十二支は、社務所前の道を進んだ森の中にいました。

△薄暗くて見えづらいのですが、それぞれ2体ずつ、異なる様相でその時を待っていました。

これから参拝される方はぜひ、ご自身の干支を探してみて下さいね。

「三之宮 比々多神社」参拝レポまとめ

今回は、神奈川県伊勢原市「三之宮 比々多神社」参拝レポをお送りしました。

この日は立入禁止となっていましたが、境内を更に上へ進むと、比々多神社の「元宮」があります。

次回は晴れの日に参拝しようと思います。

関連記事