神奈川県ナンバーワン「鶴岡八幡宮(つるがおかはちまんぐう)」参拝レポ【御朱印】

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筆者プロフィール

榊原 沙奈さかきばら さな
榊原行政書士事務所 代表行政書士(lit.link)
やぎ座のO型。趣味は写真を撮ること、神社をめぐること。

鶴岡八幡宮(つるがおかはちまんぐう)

鶴岡八幡宮は、康平6年(1063年)源頼義が源氏の守護神として由比郷鶴岡(現 材木座)に、京都の石清水八幡宮護国寺を歓請したのがはじまりでした。

その後、源頼朝が現在の土地へ遷し、鶴岡若宮と称したのが今の鶴岡八幡宮です。

鎌倉の顔でもある鶴岡八幡宮は、「鎌倉八幡宮」と呼ばれることもあります。

鶴岡八幡宮は、武士の都・鎌倉文化の基点にもなりました。

由比ヶ浜海岸から鶴岡八幡宮まで、約2kmの直線を結ぶ参道や若宮大路を中心に発展してきたことから、今なお門前町として鎌倉観光の拠点になっています。

鶴岡八幡宮 一之鳥居

鶴岡八幡宮 御祭神
  • 応神天皇(第15代天王)
  • 比売神(ひめがみ)
  • 神功皇后(第14代仲哀天王の妃であり、応神天皇の母)

摂末社

鶴岡八幡宮の摂末社は次の通りです。

  • 旗上弁天社
  • 白旗神社…源頼朝、源実朝
  • 丸山稲荷社
  • 若宮(下宮)…仁徳天皇など
  • 祖霊社
  • 今宮…後鳥羽天皇、土御門天皇、順徳天皇
  • 由比若宮(元八幡)

鶴岡八幡宮 御朱印

鶴岡八幡宮の御朱印は、大石段(本宮)下、右手の「ご祈祷受付所」にて授かることができます。

初穂料は500円、直書きにていただきました。

鶴岡八幡宮までのアクセス

次の通りです。

基本情報

住所:〒248-8588 神奈川県鎌倉市雪ノ下2丁目1-31
電話:0467-22-0315

最寄り駅

JR鎌倉駅東口から徒歩約10分
江ノ電鎌倉駅から徒歩約10分

鶴岡八幡宮 参拝レポ

ここからは筆者 参拝時の様子をお伝えします。

三之鳥居から

今回は、北鎌倉方面から来たため、スタートが三之鳥居でした。

目の前はスクランブル交差点になっており、背面には参道「若宮大路」が広がります。

右手に源氏池、左手に平家池がありますが、まずは本宮を目指します。

源氏家にかかる桟橋

平家池にかかる桟橋
平家側には庭園

京都を彷彿とされる通り

参道を真っ直ぐ歩くと、交差する1本の通りがあります。

白旗神社 社殿側
北鎌倉に向かう通り側

あまりに爽やかな横断っぷりに、京都の小路を思い浮かべながら更に進みます。

手水舎

鶴岡八幡宮の手水舎は、朱色のお社内に佇んでいました。

手を清める人が次々訪れ、いつまで待っても無人の様子は撮影出来ません。

それほど、鶴岡八幡宮は有名かつ人気の神社であることがわかります。

向かい側には社務所がありますが、この日は空いていませんでした。

舞殿(下拝殿)

本宮の直線上に、舞殿があります。

静御前が義経を慕って舞った若宮回廊跡に位置し、神事・結婚式等をこちらで行うようです。

若宮(下宮)

舞殿ななめ後ろに位置する若宮は、本宮とともに、国の重要文化財に指定されています。

仁徳天皇、履中天皇、仲姫命、磐乃媛命を祀っているお社でもありますが、テント等で全体は見られませんでした。

自祓い所

舞殿左側に、茅の輪が設置されていました。

自分でお祓いをするための人形が備えられており、初穂料は100円。

多くの人が茅の輪をくぐっていました。

鶴岡八幡宮の狛犬は訴求力が違う

大石段の下に、狛犬がいました。

色々な神社の狛犬を見てきたけど、初めて見るデザイン(という形容が正しいかどうか定かではないのですが)です。

犬くらいの全身に対し、人面のようにも見えます。

何か言いたげな表情が印象深い狛犬たちでした。

本宮(上宮)

石段を登り切ると、本宮楼門です。扁額の「八幡宮」の「八」は、鳥が向かい合っています。

楼門に付された龍と虎の彫刻が、静岡浅間神社の楼門を想起させます。

この先の本殿、武内社、宝物殿は全面撮影禁止だったため写真はありませんが、異国に迷い込んだような空気が漂っていました。

親銀杏(大銀杏)と子銀杏

大石段の下に、2つの銀杏があります。

親銀杏の樹齢は1000年を超えるとされていましたが、平成22年(2010年)に強風により倒伏。

その後、根元からひこばえが確認され、現在は順調に成長しているようです。

旗上弁天社

源氏池に浮かぶ島に旗上弁天社があります。

治承4年(1180年)伊豆国における石橋山の戦いに敗れた源頼朝は房総へ。

その後、鎌倉に移ると直ちに鶴岡八幡宮を創建し、平家討伐の本拠としました。

このとき、夫人である北条政子によって源氏池に三島、平家池に四島を造り、平家滅亡を願ったとされています。

3は「産」、4は「死」を意味するから…とされていますが、池を造るほど平家滅亡を願っていたのかと思うと、何とも言えない気持ちです。

源氏池の三島には辨財天社を祀ったそうですが、これが旗上弁天社とはじまりとされています。

社殿前 藤棚

旗上弁天社 御朱印

旗が見弁天社でも御朱印をいただくことができます。

授与所

直書きにて、初穂料は500円でした。

風が強くおさえ紙が…
旗が見弁天社 御朱印

ふじさわ七福神 集印用色紙やオリジナルの御朱印帳も授かることができます。

藤沢七福神用の色紙
鶴岡八幡宮には鳩がたくさんいた

丸山稲荷社

本宮を左に進むと、稲荷社があります。

おみくじ等 授与所を抜けていった先です。

目印は、朱色の鳥居です。

丸山稲荷社の御祭神は、倉稲魂神。建久2年(1191年)本殿が創られる前から、この地に祀られていた地主社です。

社殿の造りは一間流見世棚造というもので、室町期の神社建築の遺例として高く評価され、境内に現存する建造物のうち最古といわれています。

これらを踏まえ、昭和42年(1967年)には、国の重要文化財に指定されました。

毎年11月8日に行われる火焚祭では、鎌倉神楽が奉納され、大勢の参拝客で賑わうそうです。

その他のスナップ

参拝時の写真をいくつかご紹介します。

本宮を背に見た若宮大路(段葛)
二之鳥居
三之鳥居
丸山稲荷社側の鳥居
そばの手水舎
丸山稲荷までの階段
祖霊社裏手

神奈川県鎌倉市「鶴岡八幡宮(つるがおかはちまんぐう)」まとめ

当ページでは、神奈川県ナンバーワン人気の鶴岡八幡宮(つるがおかはちまんぐう)をご紹介しました。

とてもじゃないけど、1度の参拝で全てはまわりきれなかったので、次回にご期待ください…!

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