神奈川県小田原市「松原神社(まつばらじんじゃ)」参拝レポ【御朱印】

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筆者プロフィール

松原神社

松原神社の創建時期は不明ですが、かつては鶴の森明神、松原大明神等と呼ばれていました。

北条氏、稲葉氏、大久保氏等から崇敬され、小田原宿の総鎮守とされました。

明治2年(1869年)に松原神社と改称し、今に至ります。

松原神社 御祭神
  • 日本武命(やまとたけるのみこと)
  • 素戔嗚命(すさのおのみこと)
  • 宇迦之魂命(うかのみたまのみこと)

松原神社の境内社…住吉神社、鹿島神社、手置神社

松原神社 祭礼
  • 1月1日 元旦祭
  • 1月14日 小祭
  • 2月3日 節分祭
  • 2月不定期 祈年祭
  • 5月3日 例大祭
  • 5月4日 例大祭(神幸祭)
  • 5月5日 例大祭(神幸祭)
  • 9月14日 小祭
  • 11月不定期 新嘗祭

5月に小田原北条五代祭りが行われるため、これに併せ、松原神社でも例大祭を行います。

このとき、近隣の大稲荷神社、山王神社、居神神社と統合開催されるため、各社の例祭と認識しないまま参加する観光客も多いようです。

松原神社 御朱印

松原神社の御朱印は、社務所にて授かることが出来ます。

書置きにて、初穂料は300円でした。

松原神社までのアクセス

次の通りです。

基本情報

住所:〒250-0012 神奈川県小田原市本町2丁目10-16
電話;0465-22-2672

最寄り駅

JR小田原駅から徒歩約15分

松原神社 スナップ

ここからは、筆者参拝時の様子をお伝えします。

入口から圧巻の景色

大稲荷神社を訪れた際、初めて鬼門除け神社の存在を知った筆者。

小田原城の鬼門除けとして君臨する三社のうちの一社がこの松原神社です。

神社の外には古い街並みが広がっており、かなり生活感がにじみ出ているのに、ここだけ明らかに異質な空気が漂っています。

入口を過ぎるとすぐ、橋が架かっています。名前は不明ですが、この下を池の水が走っています。

右手には趣のある池があり、どことなく亀の甲羅を連想するような佇まいです。

吉兆の大亀を彷彿とさせる岩

一之鳥居、二之鳥居に境内の松が陰を落とし、とてつもなく幻想的な絵面になっています。

社号碑

何だかこのまま吸い込まれそうですよね。

手水舎

左手に社務所を眺めつつ、まずは参拝です。

真っ直ぐ進むと右手に手水舎があります。

手水舎

参拝時、強風が吹き荒れていましたが、どっしり構えた手水桶に何となく安堵感を覚えました。

手水桶

無事に手を清めたところで、二之鳥居です。

4体の狛犬

松原神社には、4体の狛犬がいました。

拝殿前 狛犬(右)
拝殿前 狛犬(左)
一之鳥居~二之鳥居 右の狛犬
一之鳥居~二之鳥居 左の狛犬

それぞれ表情が異なっており、じっと眺めていると愛着が湧いてきます。

大漁記念の万祝

拝殿の脇には、「万祝」という晴れ着があります。

万祝(まいわい)

万祝は、漁師が大漁祈願に参拝する際に着用していた晴れ着で、「大漁」「小田原」の文字が眩しいですね。

境内社

松原神社の境内社は、住吉神社、鹿島神社、手置神社、稲荷神社、八幡神社とされていますが、神奈川県神社庁には、前三社の記載しかありません。(神社庁 松原神社ページ

いったい何を信じれば…

境内のお社ひとつずつにお詣りしたのですが、朱色の鳥居が稲荷神社なのだろう…ということしかわかりませんでした。

境内社
境内社 恐らく稲荷神社
境内社
境内社
神輿?

松原神社 拝殿

松原神社 拝殿です。

松原神社 拝殿

おずおずと参拝に向かいます。

拝殿

鬼門除け、小田原の総鎮守であることを抜きにしても、松原神社の空気はちょっと異質でした。

それは、こわい意味ではなくて、自然と少しだけ背筋がのびるような感覚です。

神額

拝殿建物に対して、神額は真新しく見えましたが、詳細は不明です。

拝殿の裏手も歩けるようだったので、御朱印をいただいた後は、裏手からおいとましました。

梅の木

神奈川県小田原市「松原神社」まとめ

当ページでは、神奈川県小田原市の総鎮守「松原神社」をご紹介しました。

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神奈川県小田原市「大稲荷神社(だいいなりじんじゃ)」参拝レポ【御朱印】

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神奈川県小田原市にある大稲荷神社(だいいなりじんじゃ)。

小田原の鬼門除け神社として護られる神社で、松原神社、居神神社とともに「小田原三大明神」の一社を担っています。

当ページでは、大稲荷神社の見所、御朱印、大稲荷神社までのアクセスをご紹介します。

筆者プロフィール

榊原 沙奈さかきばら さな(90′)
やぎ座のO型。
榊原行政書士事務所 代表を務めるかたわら、日常の疑問・悩みに効く情報を発信しています。趣味は、写真を撮ること、神社巡り。

大稲荷神社(だいいなりじんじゃ)

大稲荷神社の御祭神は、田中大神(たなかのおおかみ)、宇迦之御魂大神(うかのみたまのおおかみ)の二柱で、いずれも、五穀豊穣、方位除け、商売繁盛の神様です。

天正18年(1590年)創建の当社は、修験者が建てた修験堂に、元武田家の家臣だった曲淵氏が稲荷大明神をお祀りしたのがはじまりだといわれています。その後、京都の伏見稲荷大社より田中大臣を合祀するに至りました。

荒廃した時期もあったそうですが、江戸時代中期、小田原城の鬼門除け稲荷として再興。現在の場所に社殿が造られました。

大稲荷神社 御朱印

社務所で直書きにて授かることができます。初穂料は、1体600円以上 お気持ちです。

受付時間は決まっていないようなので、お守りや御朱印を授かりたい方は、事前にご連絡くださいとのこと。

4社すべて拝受しました
錦織神社(にしこりじんじゃ)御朱印
愛宕神社(あたごじんじゃ) 御朱印
大稲荷神社 御朱印
田中稲荷社 御朱印

寺院の御朱印(御首題)が書かれている場合、同じ御朱印帳にはいただけませんので、別の御朱印帳を用意しましょう。

こちらを参拝する数分前に1冊目の御朱印帳(寺院の御朱印が1つあった)がいっぱいになり、1ページ目が大稲荷神社だったので問題なくいただけました。
こういうのもご縁という気がしますね。

大稲荷神社までのアクセス

次の通りです。

基本情報

住所:〒250-0045 神奈川県小田原市城山1丁目22-1
電話:0465-34-7630

最寄り駅

JR小田原駅 西口より徒歩約10分

大稲荷神社の見所

ここからは、私の参拝レポをお送りします。

原則 撮影NG

はじめに注意したいのが、大稲荷神社は原則「境内撮影NG」です。

ただし、撮影目的を伝えた上で、宮司さんに許可をいただくことは可能です。

当ページに掲載する写真はすべて、事前に許可をいただいたものなので、ご自身で撮影・掲載したい場合は必ずご確認ください。

路地裏にだいなりさん

公私ともに、小田原には何度か通っていますが、西口に降りたことはあまりなく、Googleマップの言うとおりに進みました。

すると、路地裏にふっと社号碑が。

こちらを進むと、鳥居が見えて来ます。

道幅にゆとりがないため、どうしてもどアップになってしまいますが、一之鳥居です。

奥に見える参道、石段に胸が高鳴ります。

おきつねさん達がお出迎え

一礼し、鳥居をくぐると異世界です。

この階段の先に、どんな社殿があるんだろうとドキドキする瞬間でもあります。

石段の途中、狛犬がいました。

右側の狛犬は子をあやし、左側の狛犬は鞠を携えています。

右の狛犬
左の狛犬

が、脇には小さなおいなりさんと、ハンドベルらしきものが。

朱色の前掛けが愛くるしい!

更に昇ると、途中にもきつねさんが鎮座していました。

一体一体の表情が異なっているのが愛くるしいですよね。

愛宕神社(あたごじんじゃ)

石段を登ると、最初に見えるのが愛宕神社です。写真右側にのびる銀杏の紅葉が美しい。

近づいての撮影は好ましくないということで、愛宕神社の写真はこれ1枚ですが、素敵な境内だったので、参拝される方は楽しんでくださいね。

愛宕神社境内から、直接大稲荷神社へ進むこともできますし、手前の石段をのぼれば、二之鳥居をくぐることもできます。

大稲荷神社 二之鳥居・三之鳥居

愛宕神社手前の石段を進むと、大稲荷神社 二之鳥居です。

すると、ここで声をかけられました。

ちょこちょこっと近づいてきて、ゴロゴロのどを鳴らしてくれました。とても人なつっこい子ですが、参拝に戻ります。

二之鳥居をくぐるとすぐ、三之鳥居です。

奥に見えるのが大稲荷神社 御社殿です。

今回の撮影はここまでですが、大小さまざまな祠や、おきつねさん、中にはたぬきさんまで並んでいて、とても賑やかでした。

宮司さんがお世話されている沢山の盆栽鉢も、ところどころ雑草を携えながら、元気に育っていました。

授与所前にかかる屋根の一部を、大きな銀杏の木が突き破る形でのびているんですが、ちょうど収穫期。

お土産にたくさん、ご神木の銀杏の実をいただきました。

「アクが強いから、1日20粒くらいにしておくんだよ」との注意も添えて。

この夜、早速いただきましたが、ほくほくふっくらでとても美味しかったです。

神奈川県小田原市「大稲荷神社」まとめ

今回は、神奈川県小田原市にある小田原城の鬼門除け稲荷「大稲荷神社」をご紹介しました。

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