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東京都町田市本町田にある菅原神社(すがわらじんじゃ)。
町田三天神の1社でもあり、町田市内では特に参拝客の多い神社だそうです。
当ページでは、東京都町田市「菅原神社(すがわらじんじゃ)」の見所、御朱印、菅原神社までのアクセスをご紹介します。
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筆者プロフィール
榊原 沙奈(90′)
やぎ座のO型。
榊原行政書士事務所 代表を務めるかたわら、日常の疑問・悩みに効く情報を発信しています。趣味は、写真を撮ること、神社巡り。
菅原神社(すがわらじんじゃ)の歴史
菅原神社は、東京都旧跡「井出の沢古戦場」に建っています。
12世紀末、鎌倉幕府が設置され、鎌倉街道が整備される中で、この土地は北関東-鎌倉間を結ぶ街道の中でも重要地点となりました。
府中方面からこのあたりまでは丘陵地で起伏がありますが、これは、ここから鎌倉まで一気に兵が下れるからだそうです。
井出の沢は、お弁当の乾いたご飯を食べるのに必要なきれいなお水が湧き出る休憩地としても有名だったそうで、現在でも、境内の下を流れる清水の音が聞こえます。
菅原神社 ご祭神
菅原神社のご祭神は、天神様と呼ばれ親しまれる菅原道真公(すがわらのみちざねこう)です。
菅原氏は、平安 承知12年6月25日 京都の文章道化の生まれで、幼少から文才に優れていたといわれています。
東風吹かば 匂いおこせよ梅の花 主なしとて春な忘れそ
海ならず たたへる水の底までに きよき心は月ぞてらさむ
菅原道真
境内・境外末社
境内・境外にもお社があります。
- 愛宕社…火の神 迦具土神(かぐつちのかみ)
- 弁天社…水の神 弁財天(習合神)
- 山王社…山の神 大山祇神(おおやまつみのかみ)
菅原神社 御朱印
菅原神社の御朱印は、社務所にて授かることができます。
初穂料は300円、書置きのみでした。
菅原神社までのアクセス
基本情報
住所:〒194-0032 東京都町田市本町田802番地
電話:042-725-3991
電車・バスの場合
小田急線町田駅より鶴川駅行、藤の台団地行、本町田団地行「菅原神社前」下車 徒歩約2分
車の場合
東名高速道路 横浜町田ICより国道16号経由 約10分
菅原神社 参拝レポ
ここからは、私の参拝レポをお送りします。
朱色が美しい菅原神社の鳥居です。
鳥居の神社名が記載されている部分を「額束」、縁取りを「神額」といいますが、こんなに高級感ある額は初めてです。
参道には灯籠が配置され、行き先を明るく照らしてくれそうな気がします。(参拝時は真っ昼間だったので、点灯していませんでしたが)
和歌の花 手水舎
他の参拝客のお話だと、手水舎は新しくなったそうです。
お花の形をしていて、花びらの1枚1枚に菅原道真公の和歌がきざまれています。
手前は「東風吹かば…」から始まる有名なもので、それぞれ別の歌が刻まれていますよ。
手水舎と階段の間には、大きな銀杏の木がありました。
ただ、この木は菅原神社のご神木ではなさそうです。(今回の参拝でご神木を見つけることはできなかったので、次回参拝時にうかがってきます…!)
急な階段が…
手を清めた後は、階段が待っています。
この階段が思いの外 急で、仕事の合間に立ち寄った筆者はヒヤヒヤしながらの上り下りでした。
階段を昇っていると、途中に手水舎が出てきます。
「さっきのは手水舎ではなかった…?」と困惑しつつ、念のためもう1度清めました。
ここから最後の一踏ん張りです。
真新しい社殿
階段を昇り着るとすぐ、社殿が見えます。
平成24年、237年ぶりの改修工事を終えたばかりの社殿です。
七五三・菊まつりの時期だったので、着飾ったご家族と美しい菊花が境内のあちこちに咲き乱れていました。
もうじきお務めを終える今年の干支が名残惜しい筆者なのです。
東京都町田市「菅原神社」まとめ
今回は、東京都町田市にある「菅原神社」をご紹介しました。
日本で教育を受けた人で、菅原道真公をご存知ない方はいないほど有名な方ですが、こうしてお詣りしたのは初めてのこと。
学業祈願に訪れる参拝客も多いので、目標がある方は1度ご参拝されるといいかもしれません。