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神奈川県相模原市上溝にある亀ヶ池八幡宮(かめがいけはちまんぐう)。縁起のいい「亀」の名前から、パワースポットとしても有名な神社です。
当ページでは、亀ヶ池八幡宮の見所、御朱印、亀ヶ池八幡宮までのアクセスをご紹介します。
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筆者プロフィール
榊原 沙奈(90′)
やぎ座のO型。
榊原行政書士事務所 代表を務めるかたわら、日常の疑問・悩みに効く情報を発信しています。趣味は、写真を撮ること、神社巡り。
亀ヶ池八幡宮(かめがいけはちまんぐう)
亀ヶ池八幡宮の創建時期は不明ですが、古くから相模原市中央区上溝に鎮座し、北相模の濃厚開拓の守護神として信仰を集めてきました。
・神功皇后(じんぐうこうごう)…子宝・安産・勝運
・天照皇大神(あまてらすすめおおみかみ)…国家 国民安泰・繁栄・五穀豊穣
・素戔嗚尊(すさのをのみこと)…疫病退散・災難除
・比売神(ひめかみ)…子宝・安産
・建御名方神(たけみなみかたのかみ)…五穀豊穣、盛業繁栄・武運長久・風害除
・保食神(うけもちのかみ)…養蚕守護・五穀豊穣・産業繁栄
・火産皇神(ほむすびのかみ)…火難除(鎮火・防火)
亀ヶ池八幡宮の主祭神は、応神天皇、神功皇后、比売神の三柱です。
亀ヶ池八幡宮 境内社
亀ヶ池八幡宮には、複数の境内社が設けられ、たくさんの神様が祀られています。
亀八招福稲荷神社
亀ヶ池八幡宮には、亀八招福稲荷神社があります。
亀八招福稲荷神社のご祭神は、御祭神は宇迦之御魂神(倉稲魂神)。
商売繁盛、五穀豊穣、家運隆昌の神様として祀られ、亀ヶ池八幡宮800年奉祝記念の際、旧本殿からこちらへ移築したそうです。
以前の社殿は、屋根がこけら葺きだったそうですが、現在では銅板葺きになっています。
こちらの社殿は、文禄5年(1596年)に建てられたもので、建築時期がわかる一間社流造としては神奈川県最古。相模原市内では最大規模のお社で、相模原市有形文化財にも指定されています。
子安神社(こやすじんじゃ)
子安神社のご祭神は、伊邪那岐命(いざなぎのみこと)、伊邪那美命(いざなぎみのみこと)、木花咲耶姫命このはなさくやひめのみこと)。子授け・子宝・安産の神様として、子孫繁栄・夫婦和合の御利益があるとされています。
淡嶋神社(あわしまじんじゃ)
淡嶋神社のご祭神は少名比古那命(すくなひこなのみこと)。万病治癒、産後快復、厄難消除、水子慰霊の御利益があるといわれています。
人だけでなく動物にも所秒治癒の御利益があるといわれているため、ペットの健康を願う飼主にとってもご縁のある神様です。
三嶋神社(みしまじんじゃ)
三嶋神社のご祭神は、大山祇神(おおやまずみのかみ)。万事向上、社運隆昌、身体強健、文武両道の御利益があるとされ、恵比寿様の相性で親しまれる神様です。
豊受神社(とようけじんじゃ)
豊受神社のご祭神は、豊受大御神(とようけおおかみ)。五穀豊穣、生業繁昌、家業繁栄に御利益があるといわれ、衣食住、産業を守る神様です。
ゴールド神社
ゴールド神社は、無事故無違反の証である「ゴールド免許」にあやかり、八幡大神様の御分霊を祀っている神社です。
亀ヶ池八幡宮にて行われる交通安全祈願は、このゴールド神社前で敢行されます。
上溝地域の消防車、救急車、幼稚園や保育園バスなどのお祓いも行っているそうですよ。
亀ヶ池八幡宮の御朱印
亀ヶ池八幡宮で拝受できる御朱印は、全部で8種類あります。
- 亀ヶ池八幡宮(月替わり)…800円
- 亀ヶ池八幡宮(本宮)…500円
- 境内4社「しあわせ四社」…700円
- 境内4社(豊受、三嶋、淡嶋、子安)…500円
- ゴールド神社…800円
- 亀八招福稲荷神社(亀八なでなで七福神)…500円
- 亀八招福稲荷神社(社殿彫刻)…700円
- 亀八招福稲荷神社(見開きサイズ)…1000円
この他、「四神詣り」として、亀ヶ池八幡宮の境内を囲っている玉垣にあしらわれる神域守護の四神・麒麟の御朱印もありました。
1-2月、3-5月、5-7月、8-10月、10-12月の5期に分け、いただける御朱印が異なるため、全てを集めるには定期的な参拝が必要です。
そのうえ、数量限定なので、欲しい方は忘れずにご参拝くださいね。
私は、1-8まで全ての御朱印を賜りました。
月替わり(1)の御朱印は菊まつりの時期ということもあり、菊と亀八七福神があしらわれていました。
亀ヶ池八幡宮までのアクセス
次の通りです。
基本情報
住所:〒252-0243 神奈川県相模原市中央区上溝1678
電話:042-751-1138
電車・バスの場合
JR相模線 上溝駅 乗り場2から大15 相模大野駅 行-亀ヶ池八幡宮前
車の場合
首都圏中央連絡自動車道(さがみ縦貫道路) 相原ICより国道129号経由 約20分
亀ヶ池八幡宮 参拝レポ
ここからは、私の参拝レポをお送りします。
ご本殿、御神門
さまざまな神社が「七五三」を大々的に打ち出す時期の参拝でしたが、亀ヶ池八幡宮の大鳥居当たりに表示がなく、かすかに驚きました。
私が見落としている可能性はさておき、「七五三に関係のない参拝客も歓迎します」の意思表示だと感じ、懐の深さを感じながらくぐります。
…と思ったら、御神門の前にしっかり表記がありましたが、どっちみち良しです。
内庭と境内との間を仕切る役目を担う檜造切妻屋根の御神門前には、大狛犬がいます。
社殿は全面的に「撮影禁止」となっていたため、今回は遠慮しました。御神門と同じく、社殿は総檜で作られた権現造り。金具の紋章、化粧裏板の空気孔は「亀」をイメージして設計されているそうです。
ご神木の夫婦銀杏(めおといちょう)
亀ヶ池八幡宮のご神木は、夫婦銀杏。縁結び・子宝・子授けの御利益があるとされ、御利益を授かりたい参拝客が銀杏を拾って帰るそうです。
夫婦銀杏を守る形で、こちらにも狛犬がいます。
緑豊かな境内
手水舎のそばに、しだれ紅梅が植えられていました。
11月の参拝なので、完全に葉も落としてしまっていますが、しだれならではの枝振りが見事で、咲き誇る季節に思いを馳せてしまいました。
手水舎と亀八七福神
今回、完全に見落としていたポイントが2つあります。
1つは、手水舎。
亀ヶ池八幡宮の手水舎は、天皇陛下ご即位を記念して立替えられたばかりで、伊豆の小松石で彫られた老亀の石からお水が…!
手が濡れていたことから写真を1枚も撮影していなかったことが悔やまれますが、とても立派だったので、参拝時は気にしてみてくださいね。
2つめは、手水舎の脇にある鳥居内にいる亀八七福神。
御朱印にもあしらわれている七福神様の像が、鳥居内にいらっしゃるそうです。これから参拝される方はぜひ足を運んでみてくださいね。
その他、忠魂碑も建っていました。
おいなりさん
境内三社の脇に、亀八招福稲荷神社の鳥居が建っています。
稲荷神社というと、真っ赤な鳥居がたくさん建て並んでいる様子を思い浮かべますが、亀八招福稲荷神社は、大鳥居が最前に。
真っ赤じゃないところが何ともお洒落ですよね。
社殿を守るきつねさんも、他の稲荷神社とは異なる出で立ちです。
しっぽがふわふわとまぁるく、背中からしっぽへの曲線までやわらかいですよね。
まだ真新しいことも関係あるのかもしれませんが、各社の違いを楽しむのも神社巡りの醍醐味です。
神奈川県相模原市「亀ヶ池八幡宮」まとめ
当ページでは、神奈川県相模原市中央区上溝にある「亀ヶ池八幡宮」をご紹介しました。