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当ページでは、ゲシャビレッジ農園ゲイシャ種に続き、コーヒー豆の王様と称される「ブルーマウンテン№1」の特徴、実際に飲んだ感想をご紹介します。
筆者プロフィール
榊原 沙奈(90′)
榊原行政書士事務所 代表行政書士
やぎ座のO型。趣味は写真を撮ること、神社をめぐること。
ジャマイカ ブルーマウンテン№1
ブルーマウンテンは、ジャマイカ(中南米)の首都キングストンの北東部にあります。
私達がよく知るブルーマウンテンは、ジャマイカ政府が栽培を認める「ブルーマウンテンエリア」のみで栽培・収穫されています。
ブルーマウンテンは、標高が高く、カリブの豊かな太陽光と、濃霧や霧による湿度により、昼夜で大きな温度差を生む気候です。
ここで生まれる温度差こそが、美味しいコーヒー豆栽培には理想的で、香り、味、コクが絶妙な黄金比の豆に仕上がります。
ジャマイカ国内 別の地域でもコーヒー豆は栽培されていますが、これらはブルーマウンテンとは異なります。
「ブルーマウンテン」を名乗れる豆は、本当に一握りなんですね。
急斜面かつ手作業
ブルーマウンテンは急斜面ながら、これに負けずに農園を営む人々がいます。
人が移動するには不便ですが、植物にとっては、水はけはよく、全体的に満遍ない日照が期待できる理想の地。
地盤の関係で機械を入れることが厳しいため、栽培・収穫は手作業で行われるのが一般的で、完熟した真っ赤な実だけを1つ1つ手摘みしています。
その結果、稀少性が高く、高額取引されることになりますが、クセの少ない美味しい豆になるのです。
日本人好みのブルーマウンテン
ブルーマウンテンは、世界的にも評価の高い豆ですが、生産量の8割が日本に輸出されています。
欧米では、ミルクやシロップなどを加える飲み方が主流ですが、砂糖やミルクを加えず、素材そのままの繊細な味を楽しみたい人が多い日本では、より高級なコーヒー豆を望むのでしょう。
ブルーマウンテン№1
ブルーマウンテンには、№1-№3まで等級があります。
最も高い等級は№1で、豆の大きさ、欠点豆の割合が低く、香り高く繊細な味が特徴です。
通常のコーヒー豆は、麻袋にて輸出されるいっぽう、ブルーマウンテン№1は品質保持のため木樽で輸出されるのも特徴の1つです。
ブルーマウンテン№1を飲んでみた
さっそく、ブルーマウンテン№1を飲んでみました。
今回もミディアムロースト、中挽きでいただきます。
一言で例えるなら、「これぞコーヒー」という香り・味。
開封時からナッツのような香りがしていましたが、淹れてみると若干甘みを感じる香りが広がりました。
筆者は専らブラックですが、マカダミアナッツのようなまろやかさと程よい苦み、クセが1ミリもない豆だと思います。
コーヒーは、淹れ方、淹れる人のクセ1つでも味が変わるといいますが、何杯飲んでも褪せない感動をくれる豆です。
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ジャマイカ「ブルーマウンテン№1」まとめ
当ページでは、ジャマイカ産コーヒー豆「ブルーマウンテン№1」をご紹介しました。