システム手帳の使い勝手と選び方を解説

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当ページでは、システム手帳リフィルを8年愛用して感じている使い勝手と、システム手帳の選び方を解説する。

システム手帳とは

システム手帳とは、バインダーとリフィルをセットで使用する手帳をいい、下記のサイズが存在する。

区別リフィルのサイズ穴数
バイブルサイズ170-171mm×95mm6
ミニ6穴サイズ126-127mm×80mm
A5サイズ210mm×148mm
ミニ5穴サイズ105mm×61mm5
システムダイアリー140mm×82mm6
HB×WA5サイズ170mm×82mm8
6穴バインダー171mm×95mm6

システム手帳を選ぶメリット

10年近くシステム手帳を愛用する筆者が感じる「システム手帳を使用するメリット」は下記の通り。

  1. 長期的な付き合える
  2. サイズ展開が豊富
  3. 自由にカスタマイズできる
  4. 情報の取捨選択が容易

1. 長期的に付き合える

綴じ手帳の場合、あらかじめ定められた期間内の使用にとどまり、期間を満了すると丸ごと新調することになる。

一方、システム手帳の場合、新たなリフィルを差し込むことで何年も付き合うことができる。

「毎年買い替えたい!」というなら別だが、「気に入ったものと長く付き合いたい」と考える筆者にとって、この点はメリットだと言える。

2. サイズ展開が豊富

システム手帳のサイズ展開は非常に豊富である。

区別リフィルのサイズ穴数
バイブルサイズ170-171mm×95mm6
ミニ6穴サイズ126-127mm×80mm
A5サイズ210mm×148mm
ミニ5穴サイズ105mm×61mm5
システムダイアリー140mm×82mm6
HB×WA5サイズ170mm×82mm8
6穴バインダー171mm×95mm6

綴じ手帳にも複数の選択肢はあるだろうが、好きなタイプのリフィルを選べる点で、システム手帳に軍配が上がる。

月間・週間プランナー時間・情報の管理に最適
「月間」「週間」単位で記載できる
ToDoリスト時間・タスク管理に最適
日々のタスクについて、チェックボックス等により優先度や進捗をはかりながら管理できる
ノート無地、罫線、ドット、グリッド等の種類が存在し、自由に記入できる

3. 自由にカスタマイズできる

システム手帳の場合、バインダー、リフィルのサイズや種類を選べるだけでなく、自分の使いやすさを自由に追求できる。

具体的には、ページの先後を入れ替えたり、配布された用紙に穴を開けて挟むことも出来るほか、カード類や細々した紙類を持ち歩く場合には、ポケットを増設することも可能。

筆者は、診察券、会員証、名刺、領収書等の一時保管用にカードケースとポケットケースを増設しています。

外ポケットに雑多なものを収容

4. 情報の取捨選択が容易

システム手帳の場合、必要な情報のみを取捨選択することが容易な点もメリットだろう。

綴じ手帳の場合、あらかじめ定められた期間の終了に伴い、新調せざるを得ない。

こうなると、過去の情報を参照する必要が生じる度、古い手帳を持ち出して確認する羽目になる。

システム手帳ならリフィルの必要な箇所だけ抜き取り、新年度と綴じれば済むので、わざわざ転記したり複数の手帳を持ち歩く必要がない。

年度の途中でも使用頻度の低いリフィルを抜き、身軽になれるところもお気に入りです。

システム手帳を利用するデメリット

システム手帳を利用する際、下記はデメリットと言えるだろう。

  1. 情報量が増えるとかさばる
  2. 綴じ手帳に比べ、割高

1. 情報量が増えるとかさばる

システム手帳を利用する場合、綴じ手帳に比べ、バインダーやリング、収容するものにより嵩張ることがある。

例えば、月間タイプのリフィルは1年分で見開き13枚、週間タイプでは見開き1週間の場合で53枚。ここにノートタイプを足せば、そのぶん厚さ・重みが増すのは避けられない。

このため、より身軽に持ち運びたい場合には、サイズを小さくし、不要なものはこまめに除いておくことをオススメしたい。

筆者は、大事なことは月間ブロックに記載し、週間は1か月ごとに終了した月分から外しています。

2. 綴じ手帳に比べ割高

綴じ手帳の場合、手帳本体を購入するとすぐに使用することができる。

いっぽう、システム手帳の場合には、バインダーのほか、リフィルを購入する必要があり、手間と費用がかかる。

バインダーにこだわると、そのぶん値が張りますし、カスタムに凝るほど高額化しますよね。

システム手帳向きな人

下記に該当する場合、綴じ手帳と比較し、システム手帳が向いているだろう。

  1. 中長期的なスケジュールが多い
  2. 細かなタスク・メモ等、スケジュール以外の情報を一元管理したい
  3. いいものと長く付き合いたい
  4. カスタマイズしたオリジナルが好き

綴じ手帳向きな人

下記に該当する場合、システム手帳よりも綴じ手帳が向いているだろう。

  1. 毎年新調したい
  2. スケジュールのみシンプルに管理したい
  3. 自分にとって1冊目の手帳を探している
  4. お値打ち品を求めている

システム手帳の選び方

システム手帳を選ぶ際は、サイズ・質感を意識すると良いでしょう。

種類サイズ特徴
A5サイズH210×W148(mm)/6穴○書き込める量が多い
○A4資料を2つ折りで保管できる
△手帳自体が嵩張る
バイブルH170×W95(mm)/6穴○最も一般的なサイズ
○リフィルの種類が豊富
○取扱店舗が多い
△選択肢が多く、迷う
ナローH170×W80(mm)/6穴○スーツのポケットに収納できる
△バインダー・リフィルともに選択肢が少ない
ミニ6H126×W80(mm)/6穴○携帯に便利
○リフィルのサイズが豊富
△メインとしてはコンパクト
マイクロ5H105×W80(mm)/5穴○簡易メモとして便利
△バインダー・リフィルともに選択肢が少ない

※リングサイズにより収納できるリフィルの枚数が異なる点にも注意が必要

レザーの場合、手入れすると一生使用できるメリットがあるものの、手入れが面倒な人には手間がかかるためデメリットにも。

筆者のシステム手帳

筆者のシステム手帳は、下記の通り。

バインダーサイズA5(H230mm×W180mm)
リフィル種類月間ブロック
週間ブロック
仕切り付きクリアポケット
カードポケット名刺ホルダー
方眼ノート

筆者の手帳は行きずりの文具ショップで購入したもので、ブランド等は不明。

筆者のシステム手帳

ただし、リフィルは毎年「Bindex(バインデックス)」で統一している。

Bindex(バインデックス)とは

Bindexバインデックスとは、JMAM(日本能率協会マネジメントセンター)のビジネス手帳ブランドである。

「時間」「情報」という2つの資源を最大限に活かすシステムを追求し、そのバインダとリフィルを好きに組み合わせることで、ユーザの目的・スタイルに合う手帳を作り出すことができる。

JMAM(日本能率協会マネジメントセンター)とは

JMAM(日本能率協会マネジメントセンター)とは、東京都中央区に本社を置く会社で、企業の人材育成支援と手帳・書籍の発行を行っている。

当社の発行する「NOLTYノルティ(旧名称は「能率手帳」)」という手帳が著名で、元々は当社のコンサルタントが使っていた手帳を会員向けに配布したのが始まりだったという。

クリアポケット内に仕切りがついているため、分類が容易

カードポケットは名刺サイズがフィットする6枚タイプ

月間、週間ダイアリーともにバインデックス

日曜始まりの年間スケジュールページ

各月のサイド縦軸にデイリー表記
週間ブロック(能率手帳タイプ)
週間ブロック全てに月間カレンダーがあるのも○
年間スケジュール

システム手帳(A5)の使い勝手と選び方を解説

当ページでは、システム手帳の使い勝手と選び方を解説した。

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行政書士事務所 開業時にオススメな事務機器5選

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興味があるものにはズドン!!とリソースを割くのに、その他は全くわからん極端人間が日々試行錯誤しながら取り入れているデバイス。

もちろん、導入の目的はちょっとした手間や不便の解消です。

今回は、私が愛用している事務機器を紹介しますので、これから開業するぞ!という方の参考になれば幸いです。

筆者プロフィール

榊原 沙奈さかきばら さな(90′)https://lit.link/otkgyosho
やぎ座のO型。
榊原行政書士事務所 代表を務めるかたわら、日常の疑問・悩みに効く情報を発信しています。趣味は、写真を撮ること、神社巡り。

外付けSSD

当事務所で使用しているパソコンは、いずれもSSDです。

SSDはSolid State Driveの略で、HDDと比べるとコンパクトかつ高速での処理が可能な記録装置です。

以前は、バックアップ用にUSBメモリスティックを使用していました。

これに対し、外付けSSDは「いま使える拡張ストレージ」のイメージです。

外付けSSDを使用するようになってから、画像・動画等の転送速度が上昇し、大幅な時間短縮がはかれるようになりました。

裏面

モバイルWi-Fi|MP02LN

出先で大きなデータを取り扱う機会も多く、セキュリティ面も気になる行政書士業務。

フリーWi-Fiの利用は、恐ろしくて未履修です😭

そのため、事務所とは別にモバイルWi-Fiを持ち歩いています。

モバイルWi-Fi|MP02LN

デメリットは、スマホが繋がりづらい駅構内において、モバイルWi-Fiまで不安定になること

充電器がTypeC非対応のため、2種類のコードを持ち歩く必要があることです。

より大きなデータを扱う場合は、固定回線の方が適切ですね😅

裏面は角度によって千鳥格子が浮かび上がる

プリンタ|MFC-J7100CDW

開業時、自宅用のDCP-J582Nを使用していましたが、A3サイズがプリントできないこと、処理速度に不満を抱き、こちらを購入しました。

Brother MFC-J7100CDW

届いたとき、あまりの大きさに一瞬ひるみましたが、前面・背面給紙対応、最大給紙枚数350枚。

カラー・白黒ともプリント速度は28枚/分、スキャナ、FAX対応の点で満足です。

DCP-J582Nは自宅用にするなら申し分ありませんでした😊✨

ディスプレイはタッチパネル機能あり
USB端子あり
インク収用部分

USB、スマホ、iPadからのプリントも問題なく行えています✨

シュレッダー|P5GCX

当事務所では、原則ペーパーレスを採用していますが、まだまだ紙類の使用が多いです。

第三者の目に触れて平気なものは資源ゴミ、個人情報が記載されているものはシュレッダーにかけます。

裁断した用紙回収時にこぼれるのを防ぐため、大きめなゴミ袋を使用

使用しているP5GCXは、稼働音がやや気になること、2分程度の運転で30分程度は休まなくてはならない程度にはスタミナがありません。

とはいえ、営業時間内(AM9:00-PM5:00)にこまめにカットしていれば問題ありません。

裁断済の用紙たち

容量は8.7L。A4サイズの用紙にして約65枚分。

袋を取り替える際、バラバラと紙くずが散らかるのが嫌なので、敢えて45Lのゴミ袋を入れ、2-3回分ためてから資源ゴミに出しています。

ホッチキスの針もそのままでOKとあるため、手間がかからず楽々です。

マイク|ZealSound

開業後、オンラインMTGやセミナー等、音声を扱う場面が意外と多いことに気がつきました。

パソコン・スマホ側のマイクの場合、雑音を拾ったり、膨張して聞こえるため、相手が聞き取りづらいこともあります。

そのため、ビデオ通話を行う際は、外付けのマイクを使用しています。

私が使用しているのは、コンデンサーマイクです。

ミュート、マイク・ヘッドホンの音量、エコーの強弱を調整する機能があり、USB・イヤホン端子対応なので、はじめてのマイクなら十分かと思います。

オンラインでのやり取りでは、映像・音声の乱れは、双方にとってストレスがかかります

対面ならスムーズに運ぶはずだったやり取りが、外部要因によってダメになるのは不本意ですよね…。

開業時は、なるべくコストを抑えたいところですが、ZealSoundのマイクは、良心的な価格に比し、十分な音質が確保できる店が気に入っています。

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