【スナップ】睡蓮と花菖蒲

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睡蓮とは

睡蓮は、スイレン科スイレン属(Ntmphaea属)の植物を指す。

花言葉は、「清純な心(purity of heart)」「信頼」「信仰」。開花時期は5月から10月である。

7月7日、7月24日の誕生花でもあります。

スイレンとハスの違い

ハスは、ハス科の植物ではあるが、スイレンと同じ「水生植物」に分類される。根菜の蓮根はハスの地下になるものである。

スイレンは水面に浮かぶよう花を咲かせるが、ハスは水面より高い位置に花を咲かせるほか、葉に撥水性がある点で異なります。

ハナショウブとは

ハナショウブ(花菖蒲、Iris ensata var. ensata)は、アヤメ科アヤメ属の多年草を指す。比較的 水はけの良い場所を好み、開花時期は6月頃。

ショウブと間違えられることも多いが、実は別の種で、端午の節句で「菖蒲湯」にするのはショウブの葉である。

ショウブの葉は刀に似ていること、茎葉から漂う芳香が邪気払いに最適な爽やかなものであることから、男子にとっての縁起物と考えられ、端午の節句に用いられるようになったと考えられています。

ハナショウブは「優しい心」「伝言」、ショウブは「適合」「勇気」と、花言葉もそれぞれ異なる。

そっくりさん同士

スイレンとハス、花菖蒲と菖蒲。そっくりさんを持つ者同士、開花期が近いため、同時に鑑賞してきた様子をお伝えします。

ハナショウブの良さが少し

このようなことを書くと「けしからん」と叱られるかも知れないが、筆者、ハナショウブに関心を持ったことはなかった。

理由は、花姿が気持ち悪い無機質なこと、カメラを迎える頃にはいつも、花びらの一部が萎れており、見頃とか、満開のタイミングが全くわからないから。

しかし、今期はじめて、藍染めのような色合いと反物のような質感が気に入り、少し、気に入った。

スイレンは淋しがり

筆者が栽培する睡蓮が咲いたため、もうそろそろだろうと出かけたスイレンの池。

思った通り、たくさんのスイレンが咲いていた。

花弁の儚さに比し、葉が力強いこと、開花時間があまり長くないことから、こうして開いている様子を見られただけで感無量である。

写真手前のビニールのようなものはゴミだろうか。

だとすれば、ひどく悲しい光景であるが、スイレンが咲いているところだけ、ほんのりとあかりが灯っているようだ。

肉眼で確認できない位置にある花も、水面に反射して見えるのが奥ゆかしい。

この池では、多くのスイレンが隣り合って咲いている様子が見られる。もちろん、おひとり様もいる。

このように寄り添って咲く睡蓮に視線を奪われるのは、生き物の絶対数が常に「1」だからだろう。

ひっそりと、しかし、しっかりとした息吹に心まで奪われてしまう。

他の動植物と同じように、スイレンにもたくさんの種類がある。

こちらは、淡い白色にほんのり色づくエッジが美しや。

そうかと思えば、こちらのスイレンは葉色がいぶし銀のようで渋いのに対し、花色は何とも可愛らしい。

同じ池にいるのに、皆すこしずつ顔色(葉・花色等)が異なるところが生き物らしくて良い。

ツヤのある葉の表面と、色とりどりの花姿が賑やかで眩しいひとときである。

開花している個体に混じり、大きな蕾が首をもたげている様子も見られる。

近くの花弁と、つぼみの先から除く花弁の色味が、これから顔を出すであろう花の色を思わせ、胸が躍る。

ポツポツと降り出した雨が、水面に波紋をつくる。

快晴も良いが、曇天のほうが花色がよく映えるように思う(カメラにとっては過酷極まりないだろう)

お日様のように燦々と輝くスイレンを最後に、この日は帰路についた。

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物言わぬ友人に会いに行った日

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先日、物言わぬ友人に会いに向かった。

筆者をご存知の方なら察しはつくだろう。筆者の友人とは、植物のことだ。

就職のために上京した筆者。

はじめこそ、地元の有人たちと頻繁に連絡をとっていたが、互いの日常から互いが消えたのはごく自然なことだと思う。

そのことを理解していても、さみしかったのだろう。

筆者はよく、公園や植物園、図書館を訪れた。

もちろん、カメラを片手に。

いま、自分の目の前に居る人は、必ずいなくなる。

早いか遅いかの違いしかない。

そして、それは植物も同じこと。

けれど、人に比べると長居してくれる。筆者の勝手だが、そう思う。

同じ場所に長居できる人もいれば、そうでない人もいる。

滞在時間が長ければ秀でているかと言えば、必ずしもそうでないところが、不確定な世界の面白さだ。

もし、筆者 または これらの被写体を思い出してくれることがあれば、たいへん光栄である。

あなたが誰かを思い出すように、相手もまた、あなたを思い出すだろう。

今を大切に、です。

エヴァレーシング 1/32 ダイキャストカー Audi R8 LMS RT 弐号機

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当ページでは、筆者が迎えた推しのダイキャストカーと購入先を紹介する。

商品情報

今回、筆者が迎えたのは下記のダイキャストカーだ。

エヴァレーシング 1/32 ダイキャストカー Audi R8 LMS エヴァ RT 2号機

本体サイズ68×158×40mm
箱サイズ90×185×75mm
電池LR44ボタン電池×3
D0002711コード4975406502303
その他EMZ Hobby社製
プルバック機能
ボンネット開閉等のギミック付
前輪サスペンションを押すとエンジン音、ドアの開閉でクラクション音
正規ライセンス取得済
出典:エヴァレーシング1/32ダイキャストカーAudi R8 LMS エヴァ RT 2号機(RMZ Hobby): フィギュア・模型 | EVANGELION STORE オンライン (evastore.jp)

公式サイトである「EVANGELION STORE」では、とっとと完売してしまった本品(発売は去年10月)。

発売されたのは下記の4種で、いずれも完売だった。

「縁があれば」と考え、深追いしなかった本品だが、たまたま立ち寄った店で出会ったので、迎えることとなった。

キッドボックス本店

今回訪れたのは、神奈川県大和市のキッドボックス本店。

以前、ミニカー好きな友人へのプレゼントを探し回り、ようやく出会えたのが当該ショップだったことから、「マニアの集う店」と認識している。

神奈川県内でレアなミニカーをお探しの方は、1度チェックされることをオススメする。

ショップ名キッドボックス本店
住所〒242-0024
神奈川県大和市福田2-5-11 桜ヶ丘東和マンション101
電話046-269-7556
FAX046-267-8118
営業時間10:00-20:00
定休日火曜日
※火曜日が祝日の場合、翌日定休
※イベント等により臨時休業あり
アクセス小田急江ノ島線 桜ヶ丘駅西口より 徒歩約5分
公式サイトミニカー専門店 キッドボックス (kidbox.co.jp)
出典:ミニカー専門店 キッドボックス (kidbox.co.jp)

完成品のほか、プラモデル、塗料等も多数取り扱われており、在庫管理がしっかりされている印象でした。
ネット販売もありますが、掲載されていないプレミア商品も多いようなので、探し物がある場合は直接の問い合わせをオススメします。

ダイキャストカースナップ

下記は、筆者撮影のスナップです。

写真、ミニカーともに素人の写真ですが、お好きな方はご覧ください。

わかりづらいですが、ヘッド、テールランプが点灯している様子。

ウィングの裏側に「EVANGELION」。細かい。

推しは、推せるときに推せ。


 


 


 

令和6年(2024年)藤のスナップ

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先日、藤の写真を複数アップしましたが、満開の藤棚に会ったので、当ページでは改めて写真を掲載します。

藤とは

フジ(藤)とは、マメ科フジ属のつる性落葉大木で、日本の固有種です。

学名は「Wisteria floribunda」、花期は4月から6月頃です。

藤の花言葉

藤には、下記の花言葉があります。

「優しさ」「歓迎」「決して離れない」「恋に酔う」

出典:フジ(藤)の花言葉|花言葉の手帖 はなこと

恐らく、つる性で柱等に這うようにのびる様から「決して離れない」の花言葉がつけられたものと推察します。

発言者により、印象が大きく異なる花言葉ですよね。

満開の藤棚

ここからは、筆者撮影のフジ(藤)の写真をご紹介します。

白藤

藤の甘い香り、花姿に目を奪われるいっぽうで、マメ科らしい葉や立派な幹、木質化した枝振りも素敵ですよね。

「棚」にピントを奪われていく
咲き終わり、つぼみの混在

ここからは盆栽です。

令和6年(2024年)藤のスナップ まとめ

当ページでは、筆者が撮影した藤の花をご紹介しました。

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ひたすらビオラの写真を紹介する

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ビオラ(ヴィオラ)とは

ビオラ(学名「Viola x wittrockiana」)は、スミレ科スミレ属の一年草で、パンジーとよく似ています。

パンジーとの明確な違いは定かではなく、一般的には花径4cm以下をビオラ、5cm以上をパンジーと呼びます。

名札がなければ、お花に詳しい人でも判別が難しいようです。

ビオラの花言葉

ビオラには、下記の花言葉があります。

  1. 忠実
  2. 誠実
  3. もの思い
  4. 私のことを想って

この他、花色ごとに異なる花言葉がつけられています。

花色花言葉
もの思い、思い出
誠実、純真、あどけない恋、慎み、律儀
ピンク私のことを想って、信頼、少女の恋
小さな幸福、つつましい幸せ、田園の喜び
オレンジ天真爛漫、純粋
誠実な愛、純愛
誠実、思慮深い、揺るがない魂
私のことを想って、もの想い
出典:「ビオラの花言葉|色ごとの意味や由来を紹介します」ホームセンターを遊び倒すメディア となりのカインズさん より

ビオラ(ヴィオラ)スナップ

ここからは、筆者が撮影したビオラの写真をご紹介します。

リスが花背負ってる構図
濃淡
クレヨンみたいな色合い
アンティークカラー
ほんのり
蝶々みたいな花姿
銀杏のような質感
寒色
睫毛みたい
暖色
春色
ヴィーナスと
お手本みたいなヴィオラ
一段高いところから
水彩画みたいな色合い
背中で語る
隙がなし
レディ感

ひたすらビオラの写真を紹介する まとめ

当ページでは、筆者が撮影したビオラの写真をひたすらご紹介しました。

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好きの本質はどこにあるのか

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現住所に越してきて、4度目の春を迎えている。

「住めば都」の言葉に頷ける部分と、そうでない部分がある。物事はいつも立体で、賛否や表裏が付きまとう。

筆者の趣味は、写真を撮ること。本当にうまい人は、自らの写真で立体を、時間の経過と共に表現したりする。

きっと、彼らは人間を辞めているものと推察する。筆者はまだ、人間だ。

去年だったろうか。ファミリーマートにて、期間限定で発売された「ロイヤルミルクティーフラッペ」が気に入り、見つける度に好んで買う。

昨日、今日と連日購入し、喜んで飲んだ。

そうして、考える。筆者は、期間限定でなくても好き好み、この商品を購入するだろうか。

これは、写真にも言えることだ。

筆者は植物を好んで撮るが、果たして、その花や植物の命が永遠だとして、筆者は同様にカメラを向けるのか。

「好き」とは、何とも不確定で測りづらいものだが、それが良い。

写真は筋トレに似ている

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「好き」の分解

筆者は、10代の頃から写真が好きだ。ただ、「写真」といっても分解すると色々なプロセスに分けられる。

まずは「撮影」と「鑑賞」で、どちらかといえば、筆者は前者が良い。

無理に分ける必要はないが、わかりやすく敢えて分けています。

「感じろ」は無責任

筆者の撮影歴について、どんなに低く見積もろうとも10年は超えている。

この期間、Instagram、Tumbler、X(旧Twitter)等で自分の写真を披露してきたが、ほとんどは「好きに感じてもらえたら」のスタンスだった。

現実

寄せられるコメントは実に興味深く、全肯定を超え、崇拝の域を突き抜けそうなものもあれば、筆者がフォーカスした被写体とは無関係な内容。時には批判的な内容も受け取ったが、最も悲しかったのは「無」。

いいねもなければ、コメントもない「誰にも見向きされない自分の写真」越しに、己の未熟さを知るのであった(当時実装されていた機能のみではpv数を知ることは叶わなかったため、このような思考に陥った面もある)

こうした経験を通してわかったことは、自分は写真がうまくないことだ。

感じさせるものがないなら

筆者はいつも、自分を喜ばせるための写真を撮る(他者に依頼を受けて撮影するなど、滅相もない…!)

好きな被写体を、好きに撮影するだけなので、筆者を知らず、また、同じ被写体を「良い」と感じる価値観、感性を持たない人からすれば、単なる無機物で終わる。

うまい写真とは、「切り取られた一コマの背景、ストーリーを感じさせるもの」と筆者は考える。これは筆者の主観でしかないので、異論は認めます。

となれば、筆者の写真には「うまい写真」の「うまい」要素が一切ない。

だから、筆者が良いと思うものを他人に伝えるには、写真の内容を言語化するしかないのである。

すごいカメラだね

写真は、筋トレに似ている。使用するカメラが物理的に重いこともそうだが、「撮影力」を培うには、とにかく撮り続けるしかない。

筆者にとって、写真を撮る動作は日常だ。日常動作の多くはオートマだから、しょっちゅう忘れる。

「すごいカメラだね」

通行人AからZ

何かを撮影するとき、知らない人から声をかけられることがある。撮影していなくても、声をかけられることがある。

「お仕事ですか」と尋ねられることもあれば、「格好良いですね」と褒められることもある。

その度に驚き、平静を装いながら御礼を言い、時には笑って誤魔化したりもする。

上達するには

繰り返すが、筆者にとって撮影は日常。カメラを持ち歩くのが常態。外出時、自宅の鍵を持ち歩くのと同じこと。食後に歯磨きをするのと同じこと。

何かの上達に回数は必須だが、それだけで上達はあり得ない。筆者は声をかけられる度に反省し、少し、背筋がのびる。

目標を定め、実践し、評価し、改善策を講ずること。俗に言うPDCAサイクルを回さなければ、下手くそなままである。

本日の目標、花吹雪を写真に納める

だけどやっぱり、自分が喜ぶ写真が撮れれば、筆者は満足なのである。


 

いずれ息をしなくなるその人に

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儚すぎやしないか

桜の満開宣言から数日、ようやくすっきりとした青空が広がった。

毎年の事だが、桜の開花時期になると雨が降るし、何番目だかわからない春風がびゅんびゅん吹きまくる。

木枯らしに比べれば好意的だが、桜の花弁を蹴散らすのは憎らしい。

路面に広がる桜色に、一瞬、歩みを止めてしまうよなぁ。儚すぎて。

今年も満開の桜と青空の組み合わせには会えなかったが、元気な葉を見ると背筋が伸びる。

果たした約束よりも

数年前、筆者なんざを誘ってくれた人がいた。

多忙そうな人だったが、筆者が喜びそうな場所・ものを絡めたことがわかる切り口だったので、素直に嬉しかった。

しかし、結局は叶わなかった。

考えられる原因はいくつかあるが、本当に残念なのは、果たせなかった約束より、互いの未来に互いがいないことだ。

人が本当に死ぬのは、生存活動を止めたときではなく忘れられた時。相手にとって筆者は、既に死者だろう。

どうせなら美しい方がいい

「人は外見ではない」と言うが、中身が同じなら美しいほうが良いし、見た目さえ取り繕うこともできない人間の話に耳を傾けてくれる人ばかりではない。

生憎、筆者はブスだが、プロの力を借りて”人並み”に近づけてもらっている。

こんな筆者なので美しいものに妬む余地もなく、純粋に楽しむことができる。

そして、心を動かす景色を見る度、いっしょに見られたらよかったのにと感じる。

筆者にとってその人は、まだ、息がある。

令和6年(2024年)桜スナップ

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当ページでは、筆者が撮影した桜をひたすら紹介します。

筆者プロフィール

榊原 沙奈さかきばら さな(90′)/榊原行政書士事務所 代表行政書士。やぎ座のO型。趣味は写真を撮ること、神社をめぐること。

令和6年(2024年)3月末、桜の開花

三寒四温の「三寒」が目立った数日。

暴風雨に見舞われ、このような天候の中、桜が開花しようものならひとたまりもなかろうと心配していた矢先の快晴。

筆者、浮かれて出かけました。

他人様のお庭が華やいでいた

荒天が増え、例年と比較し、桜の開花が遅れそうだとネットニュースで眺めながら、例年とはいつなのかと思慮する筆者。

名もない祠

遅かろうが早かろうが、いずれ咲くことを大前提とした開花予想に、自分の住まう世界は平和なのだと感じます。

飛行機雲

桜のつぼみ

先週、外出先で沈丁花の香りを感じ、本格的な春の訪れに胸弾ませたばかりですが、近所の桜はほとんど蕾。

ひかえめなつぼみ

うっすらと色づいたつぼみは、仄かに灯るキャンドルのようで愛らしいいっぽうで、花開いた姿を思い、胸が高鳴ります。

たくさんのつぼみ

一足先に

そんな中、既に咲いている子もいました。

木の幹からこんにちは

木の幹からひょっこりと顔を出した若芽、そして花弁。桜という木の生命力を感じずにいられません。

いっぽう、枝先は…
周りの草花もご健勝の様子

こちらは、小さな株からのびていた桜。

伐採された切り株から生えているのか、または、近接する桜木の根から分かれて伸びたのかわかりかねます。

けれど、周囲の雑草に埋もれながらも懸命にのばしている枝振りが健気で、いじらしく、つい座り込んで眺めてしまいました。

こちらは葉をつけていました。

花見の予定はなし

毎春、桜の開花と共にたくさんの人達が花見を楽しんでいますね。

各地で桜にちなんだイベントが開催され、たくさんの人が参加されているのをネットニュース等で眺めるのが通例となっています。

いっぽうの筆者、いっさい参加しません。

他人様のお邪魔をしない程度に、好き勝手に再会を喜ばせてもらえれば本望なのです。

【追記】4月6日撮影の桜

本日、改めて桜を撮影する機会に恵まれたので、下記に貼付します。

民家に溶け込む桜
電線をすり抜ける桜
おちびさん
一足先に葉桜
なにこの儚さ…
恐らく河津桜

令和6年(2024年)桜スナップまとめ

当ページでは、令和6年(2024年)春、咲き始めの桜をご紹介しました。

今期中にまた撮影する機会があれば、随時更新して参ります(予定は未定)

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令和6年 第12回寄ロウバイまつりに行ってきた【写真】

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当ページでは、神奈川県足柄上郡松田町で開催されている「寄ロウバイまつり」の開催時期、入園料、アクセス、実際に訪れた際の様子をご紹介します。

筆者プロフィール

榊原 沙奈さかきばら さな(90′)
榊原行政書士事務所 代表行政書士
やぎ座のO型。趣味は写真を撮ること、神社をめぐること。

神奈川県町田町の集落「寄」

先週、梅の香りに誘われてから、梅に関する情報に嗅覚が働くようになった筆者。

神奈川県足柄上郡松田町の集落「寄(やどりき)」にて、ロウバイ祭りが開催されているというので、意気揚々と行って来ました。

当ページでは、松田町寄ロウバイ園のロウバイをご紹介します。

松田町寄ロウバイ園

松田寄ロウバイ園は、平成18年(2006年)標高380m付近の荒廃農地を整備し、地域振興を目的に、寄中学校(現在は廃校になった)3年生が卒業記念として、250本のロウバイを植えたのが始まりでした。

この年から植樹され続けたロウバイは、令和4年(2022年)時点で2万本以上に…!!

ロウバイの見頃である1月中旬から2月下旬にかけ、毎年「ロウバイまつり」が開催され、園内において、地元の農産物、加工品、お土産等を扱うお店が並びます。

令和6年(2024年)第12回 寄ロウバイまつりは1月13日(土)から2月12日(月・祝)まで、朝9時から午後4時までの開催です。

寄ではマス、イワナ、ヤマメ、サクラマスの養殖業が盛んだそうで、今回はサクラマスと鮎の塩焼きをいただきました。

サクラマスの塩焼き
鮎の塩焼き

このほか、梅、柑橘系、御茶などの農業、民宿業、林業、炭作りも盛んだったそうですが、農業に関しては後継者不足から耕作放棄地が増え、イノシシ等の野生動物に荒らされた荒廃農地が問題となっています。

茶畑とロウバイ

第12回寄ロウバイまつり

第12回寄ロウバイまつり情報は、下記の通りです。

第12回寄ロウバイまつり情報
  • 開催日:令和6年1月13日(土曜日)~2月12日(月・祝)
  • 開園時間:午前9時~午後4時
  • 入園料:大人(16歳以上):1回500円
  • 障害者手帳の交付を受けている方(※1)・子ども/無料
  • 大人団体(20名様以上(※2))/1回300円

(※1):身体障害者手帳、療育手帳、または精神障害者保健福祉手帳の交付を受けている方のことを指します。

(※2):団体割引は代表者の一括での受付にて適用となります。

松田町 寄ロウバイ園までのアクセス

住所:〒258-0001 神奈川県足柄上郡松田町寄3384
電話:0465-83-1228

最寄り駅:小田急小田原線「新松田駅」、JR東海道御殿場線「松田駅」

距離だけで見ると、小田急線「渋沢駅」が最寄りなんですが、寄行きのバスが出ていないため注意です。

第12回 寄ロウバイまつり筆者レポ

ここからは、筆者のレポです。

駐車場情報

今回は帰ってきたばかりの愛車で向かいました。駐車場は8:30-16:00まで、時間厳守です。

駐車料金は無料ですが、ロウバイ園への入場料は必要な点には注意してください。

駐車場からロウバイ園まで、あちこちに看板や幕が出されているので、迷いません。

無料の送迎バスも出ていますが、本数が限られていることと、定員に上限があるため、時間に余裕をもって利用されることをお勧めします。

寄のバス停

それなりに勾配のある坂道をワンボックスカーがスイスイ上り下りする様子は、見ている側としてもスリリングでした…!

寄ロウバイまつり無料送迎バス

寄ロウバイ園までの道

途中の畑や民家にも、梅花が咲いていました。

こちらは紅梅。既に咲き終わった花弁もあり、この辺りは陽当たりが良い事がわかります。

寄の人口は年々減少傾向にあり、平成7年(1995年)には2739人だった住人の数が、令和2年(2020年)には1805人。世帯数は730世帯だそうです(国勢調査参照)

こうした前情報があるせいか、土壁の家屋を見て、色々なことを考えてしまいました。

途中に茶畑が広がっており、風力発電用の風車らしきものも見受けられました。

寄に流れる中津川の水はとても澄んでいるため、農作物も美味しく育つのだろうなぁと思います。

中津川
中津川
ロウバイと茶畑

入園チケットを購入

坂道を上ると、無料送迎バスの停留所と、入園チケットの販売所があります。

入園チケットの購入時、記念品としてポストカードをいただきました。

ちなみに、チケット販売所の向かいでは、ロウバイ園のロウバイが販売されていました。

価格は500円(令和5年1月27日現在)で、とても立派な枝でした…!

現金決済のみだったため、筆者は手持ちが足りず購入できませんでした(泣)

ひたすらロウバイ

ここからは、ひたすらロウバイの写真をご紹介します。

今まで、こんなに沢山のロウバイを1度に見た事がなかったので気づきませんでしたが、個体により黄色の濃度が異なっていました。

植わっている土の関係か、それとも日照か、ロウバイの中でも交配種等があるのか等々の疑念が渦巻きましたが、今回は純粋に香りと花姿を楽しむことに。

植えられている場所が斜面なので、直射日光で暖かいを超えて暑かったほど。

心配な方は水分を摂りながら楽しんでくださいね。

どんな被写体にも言える事ですが、青空が映えますね。

これまで見てきたロウバイは、いずれも花弁が俯き加減だったのですが、松田町寄ロウバイ園には上向きの子も多く、自分の知見の浅さを思い知りました。

ロウバイという名の由来にもなった蝋細工のような花姿のせいか、つぼみや花が小さなキャンドルのようにも見え、見ているだけで微笑ましいです。

園内の一部通路に、バークが敷かれていることに気がつきます。

果樹等の栽培経験がないので何とも言えないですが、これのお陰で適切な湿度、温度を保ち、夏の暑さや冬の寒さから梅を守っているのかもしれません。

と言いつつ、舗装の可能性もありますよね…。

家族、カップル、友人、わんちゃん連れ等々、色々な人達が思い思いに鑑賞していました。

順路にはしっかり看板があり、途中にはこうして椅子が並んでいて休憩もできます。

ご年配の方が杖をつきながら上がっている様子も見かけ、このような配慮は嬉しいだろうなぁと思います。

バズーカのような望遠レンズを装備する人、三脚を担いでいる人、GoProを構える人もいれば、和服やロリータファッションに身を包み、ポートレート撮影をしている人も見かけました。

観光地には必ずいる人種なので気にならなくなりましたが、ほとんどの人は気さくで謙虚だったので、気持ちよく鑑賞することができました。

筆者自身、撮影に夢中になって通行の邪魔をしてしまうことがあるので、色んな方から勉強させてもらっています…!

大山やヤビツ峠、湘南平等とは違った風景が眼下に広がります。

ロウバイのトンネルが出来ているところもあり、歩くだけでワクワクしました。

ロウバイのトンネル

寄ロウバイ園という名前の通り、ロウバイがメインですが、途中に白梅や椿も植わっていました。

白梅
椿

種類までは特定できませんが、柑橘系の果樹もあり、植物にとって心地の良い環境なのだろうと思います。

白梅

第12回 松田町寄ロウバイまつりまとめ

当ページでは、神奈川県足柄上郡松田町寄で開催されている寄ロウバイまつりを紹介しました。

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