自然の力でリフレッシュ!大船フラワーセンターで得た集中力アップのヒント

当サイトの一部にアフィリエイト広告を含みます。

35歳の誕生日、自然と向き合う時間をつくった

35歳の誕生日を迎え、これまでの自分を振り返った。

筆者の目標であり、経営理念である「Best Ally~最高の味方に~」達成のために奔走する中、ふと、自分をリセットする時間を失念していたことに気づく。失ったわけではないが、自分らしさとは何かを改めて考えるべく、今回訪れたのは大船フラワーセンターである。

仕事や資格学習、家族との時間など、年齢を重ねるごとに増えるタスクと責任に、つい自分のことは後回しになる。

しかし、植物の静けさや美しさに触れることで思考がクリアになり、心が軽くなる瞬間の訪れを実感した。

当ページでは、そこで撮影した写真とともに、自然が持つリフレッシュ効果と資格試験に活かせる集中力アップのヒントをお伝えしたい。隙間時間の癒しとして参考にしてもらえれば光栄である。

1. 花の美しさを紹介

(1)バラ園

赤、白、ピンク…

既に咲き終わっているものの、色とりどりのバラが微笑を携えていたバラ園

朝の凍結でエッジが変色していた
若々しい花弁
美しいロゼッタとグラデーションが絶妙
情熱的な色味
ふわりと優しい色合い

バラ園は最盛期を過ぎていたが、その姿は決して寂しいものではなかった。色褪せた花弁はアンティークカラーに染まり、淡いピンクや深みのある赤、くすんだオレンジなど、どこかヴィンテージの絵画のような趣が漂っている。光を透かし、繊細で儚い枯れかけの花弁は自然が作り出すアートのように思えた。

けれど、園内にはまだ鮮やかで元気な花を咲かせているバラもあった。その鮮やさはアンティーク調の風景の中でアクセントとなり、生命の力強さを感じさせる。また、いくつかの株はつぼみをあげ、これから咲こうというエネルギーが全体の雰囲気に生命感を与えていた。

これらの光景に、「美しさは一瞬の華やかさだけではない」と改めて感じた。

枯れゆく姿も味わい深く、その中で産声を上げる新たな命に気がつき、自然の営みに心を打たれた。また、自分の状況や人生にも通じるものを感じる。一見ピークを過ぎたように見える状況でも、そこには次の成長と新たな可能性が眠っている。そんなことをバラ園の景色が教えてくれたように思う。

こうした感動や気づきを得られるのも、自然の中で過ごすからこそだろう。目の前の小さな変化や美しさに気づくことで、心はリセットされ、新たな視点が広がるのを実感したのである。

(2)季節の花壇(チューリップ)

季節の花壇がお出迎え
チューリップ
チューリップ
チューリップ
フォトスポット
今年の干支をお花で
ヒナギク
アラセイトウ
ゴクラクチョウカ
賑やかなログハウス

季節の花壇には、職員手作りのフォトスポットが設置されている。その周りには干支を花で表現した寄せ植えが背筋を正して立っていた。また、チューリップ、アラセイトウ、ヒナギク、ビオラ、ゴクラクチョウカといった色鮮やかな花々が洒落た鉢に腰を下ろし、どれも目を引く美しさである。鮮やかな色彩に溢れ、思わず足を止めて見入ってしまうほどだった。

ただ、周囲では至近距離からレンズを向けるカメラマンたちの姿があり、思う存分花々を楽しむことはできなかった。彼らの動きやシャッター音が響く中、やや遠巻きに眺めることしかできなかったのは心残りである。それでもなお、その美しい花壇には心癒やされ、目の前に広がる風景を心にしっかりと焼き付けたのであった。

2. 植物の特徴や心理効果

(1)椿園

椿園の周囲に他の花々はほとんど見当たらず、静かな空気が漂っていた。そのため、少し離れた場所からでも椿の花がパッと目を引く。椿の枝はまるで壁のように連なり、そこはまるで秘密の花園に迷い込んだかのような神秘的な雰囲気が広がっている。枝の重なりが織りなす自然のシンメトリーにより、幻想的な世界へと誘われるような気分だった。

ところどころに点在する山茶花が、椿の深い緑に柔らかなピンク、白の花をさりげなく添えていた。その存在がさらに、椿園全体の美しさを引き立てる。山茶花は椿に似ているが、やや控えめで優雅な印象を与え、その柔らかな花弁は静かな空間に温かみを加えていた。

この椿園の雰囲気は、自然の中で深い静けさを感じることができる貴重な場所だった。

椿の花の効果

椿の花は、視覚的な温かみを感じさせてくれ、心を落ち着けてくれる効果がある。特に寒い季節に咲く椿は、冬の寂しさを癒し、穏やかな気持ちにさせてくれるだろう。また、椿は日本の伝統的な花で、精神的な安定をもたらすとも言われている。そのため、椿の花を見ることで、心が穏やかになり、リラックス効果が得られるはずだ。

ビオラの特徴と効果

グリーンハウスでは、2025年1月26日(水)までの期間、パンジーとビオラの展示が行われ、さまざまな種類の鉢が並べられていた。色とりどりの花々が温室内を彩る様子から、他のエリアとは異なる小さな世界を味わうことができる。しかし、ここにもカメラマンたちが密集し、じっくりと眺め、写真に収めることは叶わなかった(それでも、視覚を喜ばせるには十分だった。)

パンジーとビオラの違いは素人には少々難しいが、幼少から親しんできた品種を見つけると、懐かしさと共に心が温かくなる。とはいえ、今回は昔から馴染み深いものに限らず、「イマ風」の品種も多く見られ、ブティックに飾られたドレスのようでもあった。

ビオラの花は、その鮮やかで明るい色合いが見る人に元気や活力を与える。特に、花の小ささと感情豊かな花弁は心を軽くし、ポジティブな気分にさせてくれる効果が期待できる。ビオラの花が咲いている場所は、周囲が明るくなり、気持ちが華やぐように思う。冬は花をつける植物が少なく、その寒気により気分が沈みがちな季節でもあるが、ビオラを眺めれば心が元気を取り戻し、前向きな気持ちを育むことができるだろう。

3. 気づきと感想

(1)リラックスが集中力に与える影響

脳科学や心理学の研究によると、リラックス状態は集中力や認知機能に大きな影響を与えるそうだ。過度なストレス状態では、脳は戦うか逃げるかの反応を優先するため、集中力や記憶力は後回しになる。一方、リラックスした状態だと脳波はアルファ波となり、注意力向上に有効だと言われる。

資格学習や仕事の前後において、短時間でも自然に触れることでコルチゾール等のストレスホルモンの分泌を抑えれる可能性がある。また、フラワーセンター内の適度な雑音(人の話し声、自然の音など)は、目の前のタスクに集中するための土台としても最適である。

(2)自然体験がアイデアを広げる効果

自然環境に身を置くと創造性や発想力が高まるが、これは「デフォルトモードネットワーク(DMN)」と呼ばれる脳の領域が活性化するからだといわれる。この状態にいるときは、過去の経験・知識の統合がスムーズに行われ、新たなアイデアを生む可能性を高めるとも。

椿の花やバラなどの美しいロゼッタを見ていると、時折、完璧とも思える対称性が見える。これは、プレゼン等の資料を作成するうえで「シンプルだけど、なぜか目を引く構造」の重要性を知るヒントとなった。

また、大船フラワーセンターの大部分は、自然な状態に任せられている。人工的な空間に宿る美しさも捨てがたいが、不規則でも調和のとれた風景に心が鎮まっていくのを感じる。このことは、資格試験や業務において、効率にばかり気を取られるのは危険という合図なのかもしれないと感じる。

(3)リラクゼーション効果と創造性を日常に

タスクの前後に、緑のある場所を散歩したり、休憩場所に選ぶことで心身の緊張が解け、集中力が高まるだろう。同時に、アイデアを広げやすくなるはずだ。

物理的に自然と触れ合うことが難しいのなら、デスク脇に植物の写真を飾る、柑橘系やラベンダー等のアロマオイルを取り入れると、手軽にリラックス効果を手に入れることができる。

4.大船フラワーセンターの概要

(1)アクセス情報

名称日比谷花壇 大船フラワーセンター
所在地〒247-0072
神奈川県鎌倉市岡本1018
(1018 Okamoto, Kamakura-shi, Kanagawa, 247-0072, Japan)
マップ
電話/FAX0467-46-2188/0467-46-2486
最寄り駅【JR東海道線】横須賀線 大船駅西口(大船観音側)下車
※階段下等に案内板があります。

【バスの場合】
大船駅西口バスターミナル「1番のりば」から神奈川中央交通バス
「渡内経由藤沢駅行」又は「公会堂前経由城廻中村行」乗車
「岡本」下車(大船駅西口から3番目のバス停)徒歩3分
駐車場有料駐車場あり
営業時間
休園日
【営業時間】
3月~10月:午前9時~午後5時まで
11月~2月:午前9時~午後4時まで

【休園日】
第二・第四月曜日
※祝日の場合は開園し翌日が休園日
※年末年始(12月29日~1月3日)
入園料20歳以上(学生以外):400円(350円)
学生、20歳未満:200円(150円)
高校生、65歳以上:150円(100円)
中学生以下・障がい者:無料

(2)おすすめの季節

① 春(3月~5月):桜、チューリップ、バラ、芍薬、フジ

大船フラワーセンターの春は、色鮮やかな花壇と、桜並木のエリアは写真映えも抜群である。特に、4月上旬から5月初旬頃に桜が見頃を迎え、青空と淡いピンクのコントラストが楽しめる。

また、シャクヤク園に咲く芍薬は、「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合」と称されるように、華やかで優美な花姿が特徴的だ。この時期に庭園や花畑で咲き誇る芍薬を見ることは、春から初夏への移ろいを感じる絶好の機会となるだろう。

② 夏(6月~8月):蓮・すいれん、アジサイ、花菖蒲

夏には、蓮の花やすいれん、アジサイ、花菖蒲が見頃を迎える。この時期は梅雨の季節とも重なり、雨に濡れた花姿が特に風情を感じさせてくれる。これらの花々は、紫や白、ピンク等の鮮やかな色彩が特徴で、品種により花の形や模様が異なることから、見飽きることはない。特に、日本庭園や花菖蒲園では、池や小川と調和した美しい景観を楽しむことができるはずだ。

③ 秋(9月~11月):秋バラ、コスモス、もみじ

秋には再び、バラを楽しむことができる。もみじエリアの紅葉は美しく、秋バラは春とは違った深い香りが特徴である。グリーンハウスの多肉植物も活き活きと成長し、園内で苗の販売が行われることもある。

④ 冬(12月~2月):梅、スイセン、椿、さざんか

寒い季節には、屋内植物が大活躍である。熱帯植物や観葉植物をゆったりと観察するのもいいだろう。園内には梅林があり、ロウバイ、白、黄、紅色の花弁と甘い香りを楽しむこともできる。

(3)大船フラワーセンターを訪れるメリット

大船フラワーセンターは、あなたに下記のメリットをもたらすだろう。

  1. 四季折々の花を楽しめる
  2. 癒し効果が期待できる
  3. フォトジェニックなスポットがある
  4. 学びの場になる
  5. アクセスしやすい
  6. 家族連れやカップル、友人同士でも楽しめる

大船フラワーセンターは、ビジネスに活きる気づきとリフレッシュ効果を提供してくれる。いつ訪れても見どころがあり、特に、自然の美しさに触れたい人にはお勧めだ。

【まとめ】 大船フラワーセンターの魅力まとめ

大船フラワーセンターの魅力と、自然がもたらす効果を以下の3点に整理して振り返る。

  1. 自然の美しさがリフレッシュ効果をもたらす
  2. 自然体験が集中力と想像力を高める
  3. アクセスの良さと季節ごとの楽しみ方

自然と過ごす時間は、あなたの心に新しい風を吹き込むだろう。次の休日には、大船フラワーセンターや近所の自然スポットに出かけ、あなただけのリフレッシュタイムを作ってみてはいかがだろうか。そこで得る活力は、資格学習や仕事のアイデアに良い影響を与えてくれるだろう。次の1歩を、自然の力を借りてもっと前向きに踏み出そう。

カメラとコザクラインコと歩く特別な道

当サイトの一部にアフィリエイト広告を含みます。

1. 出かける理由

いつも車窓から眺めるだけだった景色。けれど、ずっと気になっていた場所を今日、ようやく歩いてみた。散歩のお供は購入から間もないカメラと、飼っているコザクラインコである。

小動物用のバッグ

2. 自分の足で

いつも通り過ぎるだけの小道に足を踏み入れると、冬らしく澄んだ空気に満たされ、遠足で訪れた山道と似たみずみずしい香りが漂っていた。姿こそ確認できないが、木の上ではたくさんの鳥たちがさえずり、近くを流れる川の音と落ちた木の葉を踏みしめる自分の足音だけが聞こえる。今日は、良い日和だ。

愛鳥はというと、首から提げた小動物用のキャリーバッグから顔を出し、聞き慣れぬ鳥の声や周りの風景を懸命に眺めているようだった。彼にとっての「外」といえば、自宅のベランダと、たまの動物病院くらい。筆者の40分の1にも満たぬカラダで感じる自然は、さぞ雄大だろう。

決して車や自転車では通れぬ道を進むと、今にも朽ちてしまいそうな資材が目に入る。背後には収穫を待つ野菜たちが行儀よく並び、それらの反応は人の杜撰さがもたらすものでなく、あくまで経年と通常消耗によるものだろう。日本には八百万の神がいると信じられているが、こうした道具たちは主人と過ごした月日の長さ分、神力が宿るのではないか等と考えてしまう。

3. 散歩を通して得た気づき

筆者はしょっちゅう散歩する。なぜなら、どんなに鬱屈な気持ちで玄関を出ようが、必ず気持ちよく帰って来られる。今回の散歩もまた、すがすがしい気持ちで過ごすことができた。

(1)枯葉を踏む音の心地よさ

一通り紅葉を終えた葉は潤いと物理的な重みを手放し、味わい深いアンティークカラーへと変化する。枝に別れを告げた彼らが展開する絨毯は、1歩ごとにほどけるような柔らかな感触と、筆者の耳に心地よい温かさを運んでくれる。同時に、頭の中を占めている雑念を一瞬にしてかき消し、ただ歩くことの楽しさを思い出させてくれるのである。まるで、筆者も風景の一部になったようだった。

(2)コンニチハの魔法

山や林を縫うような道を歩いていると、大きなリュックを背負ったハイカーや、マウンテンバイクの人たちとすれ違い、追い越されることがある。その度に、どちらからともなく「こんにちは」と自然に挨拶を交わす。普段、街中では気に留めることもない見知らぬ者同士が、その場所では至極当然に小さなコミュニケーションを交わしているのである。

いくら整備されているとはいえ、全ての道がアスファルトで舗装されているわけではない。中には急な斜面との境が曖昧で、人1人通り抜けるのもやっとというほど狭い道もある。また、聞こえるのは鳥や枯葉の衣擦れ、自らの足音ばかりの山中で心細さを感じることもある。そのような場では、「こんにちは」や「通りますね」等の簡潔な言葉だけでも孤独が柔らかくなる気がする。

挨拶とは、そこにいる全員が一瞬を共有している心地よさを感じさせてくれるのだと思う。

(3)自分だけの地図

散歩に特別なものは必要ない。普段当たり前に持っている身分証や金銭、スマホ、そして目的地は自宅に置き、カメラと愛鳥(コザクラインコ)だけを連れて出た。

そのため、分かれ道での判断基準は「気分」。正月ならではの贅沢である。

道中、いくつかの看板に出会った。選ぶ先に何があるかを示すものだが、聞き慣れぬ名もある。ていねいに距離を併記してくれているものもあれば、今にも消え入りそうな文字もある。前者はより容易に選択でき、後者は見知った場所であっても不安な気持ちに支配される。たかが看板1つにこんなにも心を揺さぶられるとは思いもよらなかった。

看板のない分岐は、いつもは通らず、誰も歩いていなさそうな道を選んだ。不安がないかといえば嘘になるが、このような機会は滅多にない。

結果をお伝えしておくと、既知の道へとつながる近道ばかり。時間の制限が緩やかなときに限ってショートカットできてしまう点はいかにも人生らしい。時間のないときに散歩する余裕はないだろうが、急ぎの際はこれらの道を選ぼうと思う。

(4)オリーヴのパートナー

気になる景色を見つけ、心の水面に波紋が広がるたびにカメラを構え、ファインダーを覗き込む。シャッターを押す音に集中し、周囲の気配を忘れることも多い筆者だが、今回は違う。肩に乗せた愛鳥が、散歩の主役になっていたのだ。

「かわいい!」
「インコがいる!」

そんな声が聞こえ、ハッとして周囲を見渡す。通行人である。ファインダー越しに見えない世界が、愛鳥のおかげでじわりと広がる。彼らの表情には笑顔が携えられ、すれ違う瞬間の会釈だけで終わらない。まるでインコが散歩道のアイスブレーカーになってくれたようだった。

散歩は1人でも楽しいけれど、オリーヴ色の小さなパートナーがいてくれるだけで風景は一変した。肩に乗った小さな仲間が、ただの散歩を少し特別なものに変えてくれる。

散歩を通じての学び

散歩を通じ、筆者は下記の学びを得た。

  1. 自然との調和で心整う
  2. 自分のペースをはかることができる
  3. 意識的に立ち止まる重要性を知る
  4. 人と繋がることのよろこび
  5. 自分の内面を知るヒントを得られる

(1)自然との調和で心整う

散歩は、日々の喧騒やしがらみから少し、自分を解放してくれる。木々の間を歩き、川のせせらぎを聞き、自然と自分とのリズムが無意識に重なる瞬間が味わえる。

例えば、風の音と鳥のさえずりは耳に心地よく響き、歩く度に地面を踏みしめる感覚は間違いのない「生」を感じさせてくれる。

こうした自然の中で過ごす時間は心のリセットを叶え、内面的な静けさを取り戻す時間となる。日常に追われているときには見過ごしがちな喜びや気づきが散歩の中には詰まっているのである。

(2)自分のペースをはかることができる

散歩最大の魅力の1つは、自分のペースをはかることができる点にある。急がず、ただ足を前へと運ぶ動作は、自分の気持ちや思考を自由に反映するものだ。ハイカーやマウンテンバイクの人たちに追い越されようと焦ることはなく、自分だけの歩調で進んでいける楽しさがある。

他人がいることが当然の社会では、少なからず誰かと自分とを比べてしまうが、自分のペースで進むよろこびがある。焦らず、比べず、時に立ち止まりながら、自分が感じるまま歩もう。

(3)意識的に立ち止まる重要性を知る

歩きながら景色を楽しむのもいいが、時に立ち止まり、周囲を見渡す。なんとも贅沢な時間だ。自分が見過ごしてきた風景や、通り過ぎていた小さな発見に気づく瞬間も散歩の魅力だ。立ち止まってよく見ることは、普段は目を向けない部分に気づき、心が豊かにすることがある。

急ぐ必要はなく、時に立ち止まって目に見える世界をじっくり観察すると、新たな発見や気づきが思いがけない場所に隠れていたりする。

(4)人と繋がることのよろこび

街中ですれ違うほとんどの人と挨拶を交わすことはないが、自然の中を歩いていると、見知らぬ人同士でも気軽に挨拶を交わすことがある。ささやかな会話やすれ違いざまの笑顔、ちょっとした雑談が散歩のよろこびと楽しさを一層深めてくれる。人と人との距離が自然にやんわりと近づく感覚は、普段の生活では得られない貴重な瞬間。

他人とのつながりは、小さな挨拶や時間の共有から生まれる。誰かと目を合わせ、笑顔を交わすことは日常で心のつながりを感じさせてくれる。山中に限らず、日常生活にも積極的に取り入れていきたい。

(5)自分の内面を知るヒントを得られる

散歩は、単なる移動手段ではなく自らと向き合う時間であり、自らの感情や思考に気づくことができる。

例えば、歩きながら浮かぶアイデアや自然と浮かぶ過去の出来事は、その瞬間、心に変化をもたらすことがある。日々の中で気づかぬ心の疲れを、自分の心の声を聞く時間を持つことで知り、癒せるのではないだろうか。

結論としての学び

散歩はただの運動ではない。心を豊かにする時間であり、人生に必要なものを再確認するための大切な瞬間である。

【散歩のすゝめ】準備とポイント

ここからは、散歩を始めるのに役立つ情報を提案したい。

1.服装と靴選び

散歩の際は、できる限り楽で動きやすい服装が好ましい。特に、靴は大切だ。足に合った靴を選べば、散歩が長時間に及んでも疲れにくい。山道を歩くなら登山靴、少しはやいペースで歩きたいならウォーキングシューズやランニングシューズもおすすめ。

2.歩く時間帯

散歩の時間帯はお好みだが、できれば朝夕の時間帯がおすすめだ。

朝夕は太陽が地平線近くにあり、より長い距離を通し太陽光が届く。難しいことは省略するが(というより、筆者もよくわからない)、空が暖かな色合いに染まり、風景全体がやわらかく幻想的な雰囲気を帯びる。

朝の空気は、低温となる夜間の影響で埃や汚染物質が沈殿することから、比較的澄んでいる。また、昼間と比較すると夕方は風が落ち着き、視界がクリアになることが多い。これにより、遠くの景色がくっきりと見え、風景の美しさが際立つように思う。

太陽が低い位置にあると木々や建物、地形の影が長くのび、この影が風景全体に立体感と奥行きを与え、平凡な景色がドラマチックになるんですね。

3.水分補給とスナック

散歩前は水分をしっかり摂り、道中での脱水に注意したい。ナッツやフルーツ等の軽食を持参し、休憩につまむのもおすすめだ。

4.目的地とコース選び

散歩の習慣がない場合、行先やコースで悩むこともあるだろう。はじめは近所の公園や自然の多い場所を選ぶと良い。ハイキングや街中を選ぶのなら、あらかじめ関心のあるスポットと景色を調べ、計画を策定するとより楽しく歩けるはずだ。

oplus_0

散歩に出かけたいけど腰が重い人へ

日常と異なる動作を行うには、行動に移すための動機付けが必要だ。本項では、今すぐ散歩に出かけたくなるアイデアをお伝えする。

1.心身のリセット

日々に追われていると、自分の心身状態を聞き逃すことがある。

しかし、散歩は自分と向き合う時間となり、早めのケアが叶うことから回復も早まり、より穏やかな日々を過ごせるだろう。

日々のタスクに追われているなら、1度試してみませんか😊

2.今こそ、自分を大切に

あなたの体と心を守ることは、あなた自身に贈る最高のプレゼント。散歩を習慣化することで、少しずつ心と体に変化が生じるのを実感できるはず。新しい習慣は今よりもっと元気に過ごすための第1歩となるだろう。

3.散歩で得られる小さな喜び

散歩中に見る景色、歩きながら肌で感じる空気、偶然の出会いと発見。それらは多忙な日常では見過ごしがちなものだ。散歩を通じ、こうした小さな喜びを再認識することは、心に豊かさをもたらすはずだ。

4.少しの時間で効果絶大

散歩するのに長時間かける必要はない。平日は5分でも外気に触れ、足を動かすことで心と体に変化が訪れる可能性は高い。時間のなさを気にしているのなら、まずは短い時間からはじめてみては。

散歩を習慣化するコツ

散歩を始めたら、今度は続けるための工夫とモチベーションが大切だ。以下のポイントをおさえることで、継続可能性は高まるかもしれない。

  1. 目標設定
  2. 友人や家族を巻き込む
  3. 散歩中の気づきを記録する

1.目標設定

はじめは毎日ではなく、週に1度から始めてみよう。散歩の日をスケジュールに組み込み、目標を定めると続けやすいだろう。

2.友達や家族を巻き込む

筆者は1人をお勧めするが、友人や家族を誘うことでより楽しめるかもしれない。新たな散歩コースを見つけ、雑談しながら歩くこともリフレッシュする時間を持とう。

3.散歩中の気づきを記録する

散歩中に浮かぶアイデアや気づき、感想を書き留めておくと振り返ることができる。歩行という単調で継続的な動作を行いながらの思考は、思わぬ発見とインスピレーションを誘うこともある。

カメラとコザクラインコと歩く特別な道まとめ

筆者にとって、お気に入りのカメラと大切な愛鳥との散歩は、単なる散策以上の意味を持つひとときだった。普段は気づきづらい季節の移ろいや、自分自身の小さな変化に目を向けられ、足を止めて空気を吸い込み、周りをじっくり観察するお陰かもしれない。特別なことをしなくとも、こんな風に歩くだけで心が豊かになる。

次の休日、あなたも少し足を伸ばし、普段と違う景色や新たな発見を楽しんでみては。

コザクラインコが家族に加わった日-ブリーダー直伝お世話の方法-

当サイトの一部にアフィリエイト広告を含みます。

新たな家族、コザクラインコ

突然だが、我が家に新たな家族を迎えた。コザクラインコの千晶ちあきである。

画像
シュバババババ!!!

名前の由来

我が家の長としての権限を発動し、ここで千晶という名の由来を表明する(恐らく、第三者は関心のない項であろうことは承知しているので、関心のある項をご覧いただければと思う)。

初めて会ったとき、彼の羽色の鮮やかさと特徴的な目に魅せられた筆者。飼う気があって訪れたわけではなかったが、うちに迎えると決めるとほぼ同時に名付けた。キラキラ輝く様子を表す「晶」と、豊かさや多様性、たくさんの色と広がりを象徴する「千」の字は、千晶にぴったりだと思ったのだ。

先住「藤」との関係

4か月前、セキセイインコのふじを迎えた(当初は「藤子」という名だったが、藤に落ち着いている)。

画像
放鳥時、必ず筆者を追いかけまわし、足先からよじ登ってくる

藤は天真爛漫な性格に育ち、うちに来て1週間もしないうちから向かうところ敵なし。自分より大きな柴犬にも平気で立ち向かうほど。

セキセイインコが賢いことは知っているが、筆者に慣れると四六時中追ってくるようになった。ケージに入れていても、ケージ内から筆者に呼び掛け、傍を通る筆者に合わせてケージ内を移動する。そのうえ、愛犬に構いすぎると嫉妬し、あまりに構わないと流血するほど手を噛まれる。といっても、流血はたった1度きりだが、噛まれるたびにしっかり嘴の痕がつくし、ちゃんと痛い。

このように好戦的な先住民がいる我が家に、いかにも気弱そうな千晶を迎えるのはとんでもなく不安であった。

ブリーダー直伝!インコの飼育準備

今回、千晶を迎える前にブリーダーに連絡を取った。インコのお世話するプロであり、複数飼いのポイントを知っているだろうと考えたのだ。

画像

結論から言うと、「懐いてほしいなら別室で飼え」とのこと。

本来、インコは群れで生活し、自分以外のインコが存在する環境においては、インコ同士で親睦を深め徒党を組む。その間に人間が入り込む隙はなく、単なる餌やりbotに成り下がってしまうリスクがあるらしい。

さらに言えば、本気で懐かせ、繁殖させる気がないのなら、1羽のみを世話するのが理想とも。意気揚々と尋ねた筆者であったが、愛鳥には好かれたい。

その結果、できる限り両者を接触させぬよう生活することを胸に誓った。

コザクラインコのケージと食事

コザクラインコのケージと食事についてお話する前に、当ページでの定義をお伝えする。

当ページにおいての「ヒナ」とは、足腰がしっかりし、羽根が生えそろい、飛べるようになるまでの期間を指す。生後〇か月や体重〇グラムといった数値は考慮の必要はない。

画像
仕事中、9割の確率で邪魔をする藤(食事の更に顔を突っ込みえらいこっちゃ…)

コザクラインコのヒナには、成鳥と同じ中型のケージは不要である。大きめの虫かごや水槽で足り、足元には木くずを敷き詰める。

食事は、あわ玉にパウダーフードを混ぜ、お湯でふやかしたものを挿し餌する。

(補足1)挿し餌とは

挿し餌さしえとは、親鳥が行うのと同じように、人の手でヒナ鳥に食事を与える方法を指す。

挿し餌用のスプーンやシリンダーが市販されているが、筆者の場合、ティースプーンやコンビニでもらうデザート用のスプーンを使用している。飼育書等には、「ヒナの喉の奥まで」食事を運ぶよう記述されているものもあるようだが、藤に対してはもちろん、過去に世話して来たヒナに対し、実施したことは1度もない。にもかかわらず、いずれも成鳥に育ったところを見ると、単なるラッキーではなく、不要な気遣いのように思える。

画像

(補足2)パウダーフードとは

パウダーフードとは、ヒナ鳥用の人工餌を指し、消化吸収が円滑に進むよう粉末状に加工された栄養食のこと。一般的に、ヒナの成長に必要とされるタンパク質、脂質、ビタミン、ミネラル等をバランスよく含み、親鳥が与える食事に近い成分と食感を再現したものが市販されている。

ただし、パウダーフードのみを与えるだけでは足りず、あわ玉等の穀類に|KIRAPIPI《キラピピ》ベビーを適量混ぜて与える。配分は、8:2である。

ヒーター、鳥かごカバー

ペットショップ等から鳥類を迎える際、鳥用ヒーターを勧められることがあるが、ブリーダーのところで育つ成鳥たちは未使用かつ屋外で冬を越す。何とも信じがたい話だが、公共施設において、半屋外の環境下で多数のセキセイインコが飼育されており(平塚市にある某スタジアムのある公園内にある動物園)、皆元気に飛び回っている。

ただし、ヒナの間は消化器官が未発達なため、消化を助ける目的でヒーターを入れるそうだ。

また、夜間の鳴き声対策、防寒や防塵目的で設置する鳥かご用のカバーを勧められることもあるだろう。これについて、ブリーダーから「いらん」の一言で片づけられたことから、素直に1度も購入していない。

ケージの設置場所

ケージの設置場所について、セキセイインコやコザクラインコの飼育環境について、多くの人は20度後半~30度前半を思い浮かべるだろう。

しかし、半屋外で冷暖房器具もなく、過酷な季節を越せるだけのポテンシャルを持っていることから、冷暖器具や加湿器・除湿器等は必須とは言えない。

では、どのような場所にケージを設置するのが理想的かといえば、やはり半屋外だそうだ。

画像
窓際の藤

鳥に限らず、生き物は、紫外線を浴びることで生成する成分を持っており、極端に日光を制限すると怪我や病気のリスクが高まる。食事で補えると考える人もいるかもしれないが、日照に合わせ向きを変える植物のように、我々は遺伝子レベルで日光を欲している(何となく発言がスピリチュアルじみていて胡散臭いが、本気でこう思っている)。

そうはいっても、直射日光は鳥たちも辛いので、屋根のある窓際やベランダが適切だと考えられる。

ちなみに、インコ用のUVライトも市販されているため、お住いの環境や生活スタイルに合わせ、うまく活用するのも良いだろう。

実践から学んだ飼育のコツ

ブリーダーから学んだ飼育方法を藤に実施し、早4か月が経過した。

教わった通り、天気が良い日はベランダにケージを出し、程々に日陰ができるようシェードを利用。悪天候の日は窓辺にケージを置き、夏場でも冷房の効いた部屋に設置しないよう心掛けた。気温が下がり始めてからも変わらないが、日が昇るのを待って外に出し、日が陰る前にケージを取り込む(ブリーダーの話では、ケージ内に小さな巣箱さえ入れておけば屋外で越冬可能とのことだが、さすがに不憫に思える)。

画像
書き物をしている筆者を邪魔しに来たはずが、熟睡

日照について、元々植物の世話をするため季節ごとに観察するのが癖づいており、藤の飼育に大いに役立っている。

飼育のコツというほどでもないが、ペットショップやインターネット、各社が出版する飼育書にある飼育方法はほとんど実施していないはずだが、藤は健康そのもの。筆者を追いかけまわすほど懐いている様子から、ブリーダーの教えは正しいものと考えている。

画像
食事中にもかかわらず、出かけようとする筆者に鬼の形相

千晶について、迎えて日が浅く、効果測定できる段階にないため、一定期間経過後に改めて飼育方法に触れようと思う。

複数羽飼いのリアル

実際に複数羽の世話をはじめて数日が経過した。殻付きの食事を難なく食べられる藤に対し、いわゆる離乳食を時間をかけてスプーンから食べる千晶。ペットショップでは4時間おきに挿し餌を行うとの指導が入るそうだが、朝晩2回、1度につき1時間近くをかけて与えている。

画像
ついばみながらウトウトすることも

言うまでもないが、千晶にかける時間が長い分、藤にかけられる時間は短くなり、やや不満の色が見えることもある。

画像
お口…!!

ただ、千晶はほとんど声を発さず、行動範囲も狭いため、もしかするとその存在には気づいていないのかもしれない。

画像
隙あらば筆者の衣服に顔を突っ込む千晶

我が家のこれから

今後、千晶が飛べるようになると行動範囲は広がり、大きな声で元気に鳴き始めることもあるだろう。そもそも、「ラブバード」の異名を持つコザクラインコであり、過去に世話した個体と同様、四六時中べったりになる可能性もある。

そうなると、他方と接点をもつことを「浮気」と捉え、嫉妬され、再び流血することもあるかもしれない。恐ろしや。

とはいえ、短いヒナ期をしっかりと目に焼き付け、うちの子たち全員が健康でいられるよう最善を尽くすのみである。

画像
小さい背中

【写真】お気に入りのイヤリングをひたすら撮った

当サイトの一部に広告を含みます。

影響力のある人が、特定のショップ・商品を紹介することがある。

このような場合では、たいてい、当該主体の売上や知名度向上に貢献する目的があってのことであり(勿論、純粋に気に入っている場合もあるだろう)双方とも生活のためなので、利害は一致している。

これに対し、筆者は何の影響力もなく、また、PR関連の仕事は不向きだとも思う。

なぜなら、気に入らないところは気に入らないと言いたいから。

それでも構わないという案件なら、喜んで承ります💪

本気で気に入っているイヤリング

去年から今年にかけ、いくつかイヤリングを購入した。

このうち、特に気に入った2点を目的なく撮影したため、下記に貼付する。

撮影:榊原沙奈

撮影:榊原沙奈
撮影:榊原沙奈
撮影:榊原沙奈
撮影:榊原沙奈
撮影:榊原沙奈
撮影:榊原沙奈
撮影:榊原沙奈
撮影:榊原沙奈
撮影:榊原沙奈
撮影:榊原沙奈
撮影:榊原沙奈
撮影:榊原沙奈
撮影:榊原沙奈
撮影:榊原沙奈

2点を色々なシチュエーションで撮影したのですが、時間や場所により表情が変わるため、見ていて飽きません…!

作家情報

当商品の作家様情報は、下記の通り。

作家・ブランド名asami様/withy(ウィジィ)
公式LINELINE Add Friend
取扱店舗minnne
ZOZOTOWN
Thinfsly ONLINE SHOP
公式アカウントwithi_asami|Instagram
出典:Withi_asami(Instagram)をもとに筆者作成

実家に行ってきた【写真】

当サイトの一部に広告を含みます。

先日、実家を訪れた。当ページでは、この際の様子を写真でお送りする。

完成した福山城

この場所へ足を運ぶのは約6年ぶりのことだが、最寄りの新幹線駅を通過したことは何度かあった。

以前、車窓から見た際には幕がかかっていた城も、工事は終了したようだ。

福山城とは

福山城は、広島県福山市丸の内1丁目にあった日本の城で、城跡地は「久松城(ひさまつじょう)」「葦陽城(いようじょう)」と呼ばれる。

2018年5月撮影

平成14年(2006年)2月には、日本100名城にも選定され、天守閣部分に景観重要構造物の指定を受けている。

2018年5月撮影

福山城の城主は水野勝成公で、江戸時代最後の名城としてたたえられることもある。

勝成公後の城主は、水野、松平、阿部へと続き、1873年の廃城令に伴い、廃城となった。

水野家
水野勝成
1619年(元和5年)~1639年(寛永16年)
1564年(永禄7年)~1651年(慶安4年)
松平家
松平忠雅
1700年(元禄13年)~1710年(宝永7年)
1683年(天和3年)~1746年(延亨3年)
阿部家
阿部正邦
1710年(宝永7年)~1715年(正徳5年)
1658年(万治元年)~1715年(正徳5年)
出典:福山藩主について-水野家- 福山城博物館 (fukuyamajo.jp)

2018年5月撮影

福山城 基本情報

住所〒720-0061
広島県福山市丸之内1丁目8
電話番号084-922-2117
FAX084-922-2126
開館時間9:00-17:00
月曜日休館(祝日の場合は翌日)

2018年5月撮影

今回は福山城に足を運ぶ余裕がなく、近くから見上げるにとどまった。

実家の様子

ここからは筆者の実家の様子を写真でお送りする。

勉強机

筆者に自室と呼べるものはなかったが、勉強机はあった。

祖父の友人の孫が使用していた「おさがり」を譲り受けたもので、未使用時はパタンと閉めて収容できるものだった。

写真左上の星形の蛍光シールは筆者が貼ったもの。蓄光タイプなので、夜間の消灯後、一定時間ぼんやりと光ったりする。

一部へこんでいる部分は記憶にないが、いまだここにあるとは思いがけず、ほんのりとうれしくなた。

遺伝した多肉好きと色々な植物

上京後、神奈川県藤沢市にある紅波園(こうはえん)のオーナーから、「多肉好きは遺伝」と教わった。

両親は植物に無関心だったため、もし遺伝したのなら祖母からだろう。

祖母自身は、加齢と負傷によりあまり手入れができていないことを嘆いたが、久しぶりに見た庭や畑、鉢植えで元気に過ごす植物も多い。

たまにはこんなこともあろう

アロエらしき蜂には、新芽が出ていた。

明け方まで降った雨を携えた花たち。

記憶の中で咲いていた祖母のツツジはピンクだったので、別の個体か、筆者の記憶違いだろう。

アロエが花芽をつけていた。

冬場は縁側に取り込むのだろう。鉢植えに行儀よく植わっている。

庭の草花をキッチンに活ける週間は、筆者の幼少から続くものだ。

玄関先にも活けられていた。

増えた家族

今回、初めて会った子がいた。

親族の1人が飼い始めたが、面倒を見られなくなり、祖母に預けて行ったと説明を受けた。

本説明に「へぇ」と声を発したのみだが、学生時代に猫を拾ってきた筆者に「うちで犬猫は飼わない」と断固として譲らなかったことを、相手は覚えていたからだろうかと思った。

日ごろ、祖母たちの寵愛を一身に受けているのだろう。

呼ぶ前から筆者の膝に乗り、腕を枕に寝そべったうえ、撫でるとすぐに眠りについた。ただ、カメラは嫌いらしい。

レンズを向けた途端、この顔である

実家に行ってきた【写真】まとめ

当ページでは、筆者の実家来訪の様子をお伝えしました。

関連記事

【スナップ】睡蓮と花菖蒲

当サイトの一部に広告を含みます。

睡蓮とは

睡蓮は、スイレン科スイレン属(Ntmphaea属)の植物を指す。

花言葉は、「清純な心(purity of heart)」「信頼」「信仰」。開花時期は5月から10月である。

7月7日、7月24日の誕生花でもあります。

スイレンとハスの違い

ハスは、ハス科の植物ではあるが、スイレンと同じ「水生植物」に分類される。根菜の蓮根はハスの地下になるものである。

スイレンは水面に浮かぶよう花を咲かせるが、ハスは水面より高い位置に花を咲かせるほか、葉に撥水性がある点で異なります。

ハナショウブとは

ハナショウブ(花菖蒲、Iris ensata var. ensata)は、アヤメ科アヤメ属の多年草を指す。比較的 水はけの良い場所を好み、開花時期は6月頃。

ショウブと間違えられることも多いが、実は別の種で、端午の節句で「菖蒲湯」にするのはショウブの葉である。

ショウブの葉は刀に似ていること、茎葉から漂う芳香が邪気払いに最適な爽やかなものであることから、男子にとっての縁起物と考えられ、端午の節句に用いられるようになったと考えられています。

ハナショウブは「優しい心」「伝言」、ショウブは「適合」「勇気」と、花言葉もそれぞれ異なる。

そっくりさん同士

スイレンとハス、花菖蒲と菖蒲。そっくりさんを持つ者同士、開花期が近いため、同時に鑑賞してきた様子をお伝えします。

ハナショウブの良さが少し

このようなことを書くと「けしからん」と叱られるかも知れないが、筆者、ハナショウブに関心を持ったことはなかった。

理由は、花姿が気持ち悪い無機質なこと、カメラを迎える頃にはいつも、花びらの一部が萎れており、見頃とか、満開のタイミングが全くわからないから。

しかし、今期はじめて、藍染めのような色合いと反物のような質感が気に入り、少し、気に入った。

スイレンは淋しがり

筆者が栽培する睡蓮が咲いたため、もうそろそろだろうと出かけたスイレンの池。

思った通り、たくさんのスイレンが咲いていた。

花弁の儚さに比し、葉が力強いこと、開花時間があまり長くないことから、こうして開いている様子を見られただけで感無量である。

写真手前のビニールのようなものはゴミだろうか。

だとすれば、ひどく悲しい光景であるが、スイレンが咲いているところだけ、ほんのりとあかりが灯っているようだ。

肉眼で確認できない位置にある花も、水面に反射して見えるのが奥ゆかしい。

この池では、多くのスイレンが隣り合って咲いている様子が見られる。もちろん、おひとり様もいる。

このように寄り添って咲く睡蓮に視線を奪われるのは、生き物の絶対数が常に「1」だからだろう。

ひっそりと、しかし、しっかりとした息吹に心まで奪われてしまう。

他の動植物と同じように、スイレンにもたくさんの種類がある。

こちらは、淡い白色にほんのり色づくエッジが美しや。

そうかと思えば、こちらのスイレンは葉色がいぶし銀のようで渋いのに対し、花色は何とも可愛らしい。

同じ池にいるのに、皆すこしずつ顔色(葉・花色等)が異なるところが生き物らしくて良い。

ツヤのある葉の表面と、色とりどりの花姿が賑やかで眩しいひとときである。

開花している個体に混じり、大きな蕾が首をもたげている様子も見られる。

近くの花弁と、つぼみの先から除く花弁の色味が、これから顔を出すであろう花の色を思わせ、胸が躍る。

ポツポツと降り出した雨が、水面に波紋をつくる。

快晴も良いが、曇天のほうが花色がよく映えるように思う(カメラにとっては過酷極まりないだろう)

お日様のように燦々と輝くスイレンを最後に、この日は帰路についた。

関連記事

物言わぬ友人に会いに行った日

当サイトの一部に広告を含みます。

先日、物言わぬ友人に会いに向かった。

筆者をご存知の方なら察しはつくだろう。筆者の友人とは、植物のことだ。

就職のために上京した筆者。

はじめこそ、地元の有人たちと頻繁に連絡をとっていたが、互いの日常から互いが消えたのはごく自然なことだと思う。

そのことを理解していても、さみしかったのだろう。

筆者はよく、公園や植物園、図書館を訪れた。

もちろん、カメラを片手に。

いま、自分の目の前に居る人は、必ずいなくなる。

早いか遅いかの違いしかない。

そして、それは植物も同じこと。

けれど、人に比べると長居してくれる。筆者の勝手だが、そう思う。

同じ場所に長居できる人もいれば、そうでない人もいる。

滞在時間が長ければ秀でているかと言えば、必ずしもそうでないところが、不確定な世界の面白さだ。

もし、筆者 または これらの被写体を思い出してくれることがあれば、たいへん光栄である。

あなたが誰かを思い出すように、相手もまた、あなたを思い出すだろう。

今を大切に、です。

エヴァレーシング 1/32 ダイキャストカー Audi R8 LMS RT 弐号機

当サイトの一部に広告を含みます。

当ページでは、筆者が迎えた推しのダイキャストカーと購入先を紹介する。

商品情報

今回、筆者が迎えたのは下記のダイキャストカーだ。

エヴァレーシング 1/32 ダイキャストカー Audi R8 LMS エヴァ RT 2号機

本体サイズ68×158×40mm
箱サイズ90×185×75mm
電池LR44ボタン電池×3
D0002711コード4975406502303
その他EMZ Hobby社製
プルバック機能
ボンネット開閉等のギミック付
前輪サスペンションを押すとエンジン音、ドアの開閉でクラクション音
正規ライセンス取得済
出典:エヴァレーシング1/32ダイキャストカーAudi R8 LMS エヴァ RT 2号機(RMZ Hobby): フィギュア・模型 | EVANGELION STORE オンライン (evastore.jp)

公式サイトである「EVANGELION STORE」では、とっとと完売してしまった本品(発売は去年10月)。

発売されたのは下記の4種で、いずれも完売だった。

「縁があれば」と考え、深追いしなかった本品だが、たまたま立ち寄った店で出会ったので、迎えることとなった。

キッドボックス本店

今回訪れたのは、神奈川県大和市のキッドボックス本店。

以前、ミニカー好きな友人へのプレゼントを探し回り、ようやく出会えたのが当該ショップだったことから、「マニアの集う店」と認識している。

神奈川県内でレアなミニカーをお探しの方は、1度チェックされることをオススメする。

ショップ名キッドボックス本店
住所〒242-0024
神奈川県大和市福田2-5-11 桜ヶ丘東和マンション101
電話046-269-7556
FAX046-267-8118
営業時間10:00-20:00
定休日火曜日
※火曜日が祝日の場合、翌日定休
※イベント等により臨時休業あり
アクセス小田急江ノ島線 桜ヶ丘駅西口より 徒歩約5分
公式サイトミニカー専門店 キッドボックス (kidbox.co.jp)
出典:ミニカー専門店 キッドボックス (kidbox.co.jp)

完成品のほか、プラモデル、塗料等も多数取り扱われており、在庫管理がしっかりされている印象でした。
ネット販売もありますが、掲載されていないプレミア商品も多いようなので、探し物がある場合は直接の問い合わせをオススメします。

ダイキャストカースナップ

下記は、筆者撮影のスナップです。

写真、ミニカーともに素人の写真ですが、お好きな方はご覧ください。

わかりづらいですが、ヘッド、テールランプが点灯している様子。

ウィングの裏側に「EVANGELION」。細かい。

推しは、推せるときに推せ。


 


 


 

令和6年(2024年)藤のスナップ

当サイトの一部に広告を含みます。

先日、藤の写真を複数アップしましたが、満開の藤棚に会ったので、当ページでは改めて写真を掲載します。

藤とは

フジ(藤)とは、マメ科フジ属のつる性落葉大木で、日本の固有種です。

学名は「Wisteria floribunda」、花期は4月から6月頃です。

藤の花言葉

藤には、下記の花言葉があります。

「優しさ」「歓迎」「決して離れない」「恋に酔う」

出典:フジ(藤)の花言葉|花言葉の手帖 はなこと

恐らく、つる性で柱等に這うようにのびる様から「決して離れない」の花言葉がつけられたものと推察します。

発言者により、印象が大きく異なる花言葉ですよね。

満開の藤棚

ここからは、筆者撮影のフジ(藤)の写真をご紹介します。

白藤

藤の甘い香り、花姿に目を奪われるいっぽうで、マメ科らしい葉や立派な幹、木質化した枝振りも素敵ですよね。

「棚」にピントを奪われていく
咲き終わり、つぼみの混在

ここからは盆栽です。

令和6年(2024年)藤のスナップ まとめ

当ページでは、筆者が撮影した藤の花をご紹介しました。

関連記事

ひたすらビオラの写真を紹介する

当サイトの一部に広告を含みます。

ビオラ(ヴィオラ)とは

ビオラ(学名「Viola x wittrockiana」)は、スミレ科スミレ属の一年草で、パンジーとよく似ています。

パンジーとの明確な違いは定かではなく、一般的には花径4cm以下をビオラ、5cm以上をパンジーと呼びます。

名札がなければ、お花に詳しい人でも判別が難しいようです。

ビオラの花言葉

ビオラには、下記の花言葉があります。

  1. 忠実
  2. 誠実
  3. もの思い
  4. 私のことを想って

この他、花色ごとに異なる花言葉がつけられています。

花色花言葉
もの思い、思い出
誠実、純真、あどけない恋、慎み、律儀
ピンク私のことを想って、信頼、少女の恋
小さな幸福、つつましい幸せ、田園の喜び
オレンジ天真爛漫、純粋
誠実な愛、純愛
誠実、思慮深い、揺るがない魂
私のことを想って、もの想い
出典:「ビオラの花言葉|色ごとの意味や由来を紹介します」ホームセンターを遊び倒すメディア となりのカインズさん より

ビオラ(ヴィオラ)スナップ

ここからは、筆者が撮影したビオラの写真をご紹介します。

リスが花背負ってる構図
濃淡
クレヨンみたいな色合い
アンティークカラー
ほんのり
蝶々みたいな花姿
銀杏のような質感
寒色
睫毛みたい
暖色
春色
ヴィーナスと
お手本みたいなヴィオラ
一段高いところから
水彩画みたいな色合い
背中で語る
隙がなし
レディ感

ひたすらビオラの写真を紹介する まとめ

当ページでは、筆者が撮影したビオラの写真をひたすらご紹介しました。

関連記事