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先日、神奈川県伊勢原市にある「比々多神社」を訪れました。相模國六社のうち、三之宮にあたります。
相模國 六社
厚木から秦野に向かう途中、何度か看板を目にしたことはありました。
しかし、走行中の道路から社殿らしきものは見えず、何となく山の中にあるのかなぁと思うだけ。
今回、初めて参拝するにあたって、若干の緊張感を抱きながらの道中でした。
当ページでは、三之宮 比々多神社のご祭神・御利益、御朱印、比々多神社までのアクセスを紹介します。
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三之宮 比々多神社
三之宮 比々多神社は、神奈川県伊勢原市 大山のふもとにあります。
境内にある遺跡から、縄文時代の土器や古墳時代の勾玉などが出土した場所で、1万年以上の歴史ある神社さんです。
三之宮 比々多神社のご祭神は、次の通りです。
豊斟渟尊:国土創造の神様
天明玉命:玉造りの神様
稚日女尊:機織りの神様
日本武尊:叡知と武勇の神様
【相殿神】
大酒解神:酒造りの神様
小酒解神:縁結び・子授安全
豊斟渟尊、天明玉命、稚日女尊、日本武尊の4柱が主祭神で、創造・子宝・衣料・出世・開運・除災・交通安全などに御利益があるといわれています。
比々多神社はパワースポットとしても有名で、スピリチュアルなものに無関心な私でさえ「何かここ落ち着く…」と感じました。
三之宮 比々多神社の御朱印
比々多神社の御朱印は、手水舎のそばにある社務所にていただくことができます。
種類は3種類で、半ページで500円。見開きで1000円です。
見開きのものをお願いすると、中央に紋を押してもらえます。
三之宮 比々多神社までのアクセス
三之宮 比々多神社の基本情報、各手段のアクセスは次の通りです。
基本情報
住所:〒259-1103 神奈川県伊勢原市三ノ宮1472番地
電話:0463(95)3237
FAX:0463(92)4381
電車・バスの場合
小田急線伊勢原駅または鶴巻温泉駅からのルートは次の通りです。
時刻表、ルート検索は、神奈川中央交通 公式ページよりご確認ください。
車の場合
新東名高速道路「伊勢原大山IC」からのルートは、下記を参考にしてください。
駐車場は第1から第6までありますが、第2駐車場は土日祝祭日および恒例祭典の際に開きます。第3駐車場以降は、正月・節分などの祭事にしか解放されませんので、注意してください。
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「三之宮 比々多神社」参拝レポ
ここからは、参拝レポをお送りします。
私が参拝した日は大雨と強風の荒天でした。雨だけならよかったのですが、風が強く、写真は少なめです。
できるだけわかりやすく撮影させてもらったので、お付き合いください。
たいへんのどかな田舎道
比々多神社は、大山のふもとに社殿を構える神社です。
東名高速道路の高架下を通る県道を抜け、▽比々多神社入り口の信号を曲がり、更に進んでいきます。
畑の間を抜けると、不意に看板が見えて来ます。
元気な草木で全容を見る事は叶いませんが、「三之宮」の文字から比々多神社の看板だと推察することはできます。
看板手前を左折すると、右手に鳥居が見えて来ます。▽写真のように、駐車場の案内看板があるので、素直に従います。
すぐに表れた駐車場は、荒天にもかかわらず、他の参拝客の車が停められていました。
車を降りた瞬間、強風に煽られ傘がひっくり返りましたが、めげずに参拝していきます。
駐車場の一角にお車祓所が設けられていました。温かみのある木製のお社で、雨でもしっかり出迎えの姿勢だったのが印象的でした。
参拝したのは11月中旬だったので、「七五三詣り」の幟が立っていました。
色々な幟を見てきましたが、比々多神社さんが出している備品(という表現が適切かどうかはわかりかねますが…)は、可愛らしいものが多い印象です。
菊のたたずむ手水舎
手水舎には、たくさんの菊が飾られていました。
貯水部分に花弁を浮かべるのではなく、花器を設置し、活けるスタイルでした。
菊の花弁は細く、繊細なので、長い時間ぷかぷか浮かせるのには不適切です。
参拝客に美しい菊花を愛でて欲しいとの心遣いが見えた気がして、荒天に沈みかけた心も洗われた気がしました。
「手水舎の桶に水がたまっていないなら、何処で手を洗うの?」とお考えの方もいるかもしれません。答えは、下記の通りです。
△「流水口」とある箇所から、微量の水が流れていたため、こちらを利用しました。
可愛いと綺麗の融合
心と手元が清まったところで、ようやくお詣りです。
狛犬は、悪いものが入ってこないよう見張る役を担っています。
一般的な神社と同じく、比々多神社の狛犬も右側の子が口を開けていました。
階段を昇ると、左手に鐘楼があります。
脇にはリスが控えており、ここで鐘を鳴らす人達を見守ってくれているのでしょう。
境内右手には、授与所があります。お守り等の授与品をお求めの方は、こちらでいただくことができます。
菊まつりのため、境内のあちこちに菊が飾られ、とても晴れやかな気持ちになりました。
拝殿前には2体の卯(うさぎ)が並んでいます。
参拝前、比々多神社について予習してきたものの、うさぎの記述はなかったような…?
何はともあれ、無事にご挨拶ができ、ホッとしたところで社務所で御朱印をいただきました。
森の中に十二支
御朱印をいただく際、うさぎの事をうかがいました。その年の「干支」が1年間、あの台座にて拝殿を守る決まりなのだそう。
次の役目を待つ他の十二支は、社務所前の道を進んだ森の中にいました。
△薄暗くて見えづらいのですが、それぞれ2体ずつ、異なる様相でその時を待っていました。
これから参拝される方はぜひ、ご自身の干支を探してみて下さいね。
「三之宮 比々多神社」参拝レポまとめ
今回は、神奈川県伊勢原市「三之宮 比々多神社」参拝レポをお送りしました。
この日は立入禁止となっていましたが、境内を更に上へ進むと、比々多神社の「元宮」があります。
次回は晴れの日に参拝しようと思います。
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