神奈川県足柄上郡「篠窪 三嶋神社(しのくぼ みしまじんじゃ)」参拝レポ

当サイトの一部に広告を含みます。

当ページでは、神奈川県足柄上郡大井町篠窪にある「篠窪三嶋神社」の御祭神、篠窪三嶋神社までのアクセス、筆者参拝時の様子をお伝えします。

筆者プロフィール

榊原 沙奈さかきばら さな(90′)
榊原行政書士事務所 代表行政書士
やぎ座のO型。趣味は写真を撮ること、神社をめぐること。

篠窪 三嶋神社(しのくぼ みしまじんじゃ)

篠窪 三嶋神社は、創建時期は不明の神社ですが、もともとは字宮地にあり、根渡神社と称して武田宿祢命を祀っていました。

天文四辛末年(1535年)に当社へ遷り、元和2年(1616年)に三島社、八幡社を当社へ合祀。

三嶋神社 御祭神
  • 事代主命(ことしろぬしのみこと)
  • 誉田別命(ほむだわけのみこと)
  • 大山祇命(おおやまつみのみこと)
  • 武内宿禰命(たけしうちのすくねのみこと)

三嶋神社 祭礼
  • 1月1日 元旦際(新年祭)
  • 4月9日に近い日曜日 例大祭
  • 12月28日 大祓

かながわの名木100選

篠窪三嶋神社付近の森は、大井町の天然記念物に指定されています。

それだけでなく、かながわの名木100選にも選出され、こちらのシイは樹齢約500年と推定されています。

木の幹は直径1mを超え、高さ20m近くあるシイも数多く残っていることから、地元の人からは「椎の木森」と親しまれています。

気の根本部分に石碑

三嶋神社までのアクセス

次の通りです。

基本情報

〒258-0011 神奈川県足柄上郡大井町篠窪908

最寄り駅

小田急線 渋沢駅から徒歩約1時間
小田急線 新松田駅から徒歩約1時間

篠窪三嶋神社 スナップ

ここからは、筆者参拝時の様子をお伝えします。

篠窪三嶋神社の鳥居は、こちらの1つのみのようです。

青銅色だったであろう鳥居の向こうに、長い石段と紙垂が見えます。

篠窪三嶋神社 参道

手すりがないため、なかなかスリルある参拝ですが、段数自体はそう多くないので一気にあがりました。

昇りきるとすぐ右手に、手水桶のようなものがあります。

水草とたくさんの銀杏の葉で満員御礼でした。

拝殿です。

篠窪三嶋神社 拝殿

創建時期は不明とされる篠窪三嶋神社ですが、社殿の様子から、長い間こちらで見守ってきたものと推察します。

左手には神楽殿がありました。

右手には、いくつかの石碑とベンチが並んでいます。

こちらにも石桶のようなものが設置されていました。

境内社に、神明社、弁天社、山王社とあったので、もしかすると、こちらに祀られているのかもしれません。

右側の道を進むと、椎之木杜へ行けるようでしたが、今回は素直に帰りました。

古い石段は幅が狭く、無意識にがに股になる筆者なのでした。

神奈川県足柄上郡「篠窪三嶋神社」まとめ

当ページでは、神奈川県足柄上郡大井町にある「篠窪三嶋神社」をご紹介しました。

関連記事

神奈川県秦野市「渋沢秋葉神社(しぶさわあきばじんじゃ)」参拝レポ

当サイトの一部に広告を含みます。

当ページでは、神奈川県秦野市にある「渋沢秋葉神社」の概要と、渋沢秋葉神社までのアクセス、筆者参拝時の様子をお伝えします。

筆者プロフィール

榊原 沙奈さかきばら さな(90′)
榊原行政書士事務所 代表行政書士
やぎ座のO型。趣味は写真を撮ること、神社をめぐること。

渋沢秋葉神社(しぶさわあきばじんじゃ)

渋沢秋葉神社は、日の神様として地域の人々から崇敬されている小さな神社です。

古昔宝暦12年(1762年)般若院権大僧都が秋葉山本宮秋葉神社に秋葉山大権現本地秘法日夜守護処を歓請し、総修大住都渋沢村吉原 源八の地に祠を建立。

昭和56年(1981年)すぐそばにある渋沢中学校新設に伴い、隣接の土地所有者 諸星好昭氏の厚意によって新境内を醸成。社殿は氏子・崇敬者の寄進にて社殿が建設されました。

渋沢秋葉神社 御祭神
火之迦具土大神(ほのかぐつちのおおかみ)

秋葉神社までのアクセス

次の通りです。

基本情報

住所:〒259-1322 神奈川県秦野市渋沢吉原1945-1

最寄り駅

小田急線 渋沢駅より徒歩約30分

秋葉神社スナップ

ここからは、筆者参拝時の写真をご紹介します。

秋葉神社表参道入口
秋葉神社 参道の様子
参道の途中に架かる秋葉橋の下
秋葉橋からの風景
秋葉橋
秋葉橋
参道の過半数は階段
下から
境内入口に伏す丸太
境内と右端は中学校の校舎

鳥居
参拝時、銀杏の葉で埋め尽くされていた
驚くほど低い鳥居と社殿
扁額
社殿の彫刻
境内を彩る銀杏の葉

神奈川県秦野市「渋沢秋葉神社」まとめ

当ページでは、渋沢秋葉神社をご紹介しました。

この記事もオススメ

神奈川県南足柄市「大雄山最乗寺(だいゆうざんさいじょうじ)」参拝レポ【御朱印】

当サイトの一部に広告を含みます。

当ページでは、神奈川県南足柄市にある「大雄山最乗寺道了尊」の、三門から奥ノ院までご紹介します。

筆者プロフィール

榊原 沙奈さかきばら さな(90′)
榊原行政書士事務所 代表行政書士
やぎ座のO型。趣味は写真を撮ること、神社をめぐること。

大雄山最乗寺(だいゆうざんさいじょうじ)

最乗寺は、応永元年(1394年)に建てられた曹洞宗のお寺で、山号は大雄山です。

地元では「道了さん」と親しまれ、余語翠巖、新井石禅、石附周行等が住職を歴任しました。

修行道場として僧堂を設置しているお寺でもあります。

大雄山最乗寺 基本情報
  • 門の数…6門
  • 天 狗…6体
  • 大黒天…2体
  • 面 積…128ヘクタール(東京ドーム27個分)
  • 杉の木…17万本
  • 石段数…708段
  • 石塔数…621基

最乗寺の御朱印

最乗寺の御朱印は、総合受付にて直書きで授かることができます。初穂料は500円でした。

最乗寺までのアクセス

次の通りです。

基本情報

〒250-0127 神奈川県南足柄市大雄町1157
電話:0456-74-3121
FAX:0465-73-3146

最寄り駅

大雄山線 大雄山駅
小田急線 新松田駅

最乗寺 スナップ

ここからは、筆者参拝時の写真をご紹介します。

参道

大雄山最乗寺までの参道は「天狗の小径」と名付けられ、神奈川県の天然記念物に指定されている杉並木が立ち並びます。

車道側

杉並木には、樹齢450年以上から600年を超えるものが多く、1万株のあじさいも植えられていることから「大雄山あじさい参道」とも呼ばれます。

大雄山最乗寺の参道はほとんど1本道で、迷うことなく駐車場入口に辿り着くことができます。

道了尊 駐車場入り口

急勾配で、車1台の通過がやっとの激狭入口なので、気を付けて通行しましょう。

三門(山門)

平成22年、最乗寺を創建した了庵慧明禅師の没後600年を記念し、平成15年10月に完成したのが当三門です。

二重門

没後600年にあたるのが平成22年なのに、門の感性が平成15年。7年も急いでしまうせっかちさんがいるお寺なのかも知れません(怒られるかもしれない)

門前の木看板

扁額には「大雄山」とあります。

扁額

二重門と呼ばれるこの門は2階建て、高さ22m。

中には22体の仏像を祀っているそうですが、一般公開はされていない様子でした。

門までの参道

山門の向こう側にも、まだまだ道は続きます。

三門からの景色
石段と山道の連続

はじまりの座禅石

参道途中の橋を渡ったところに「座禅石」があります。

明徳年間(1390年)最乗寺を創建した了庵慧明禅師が曽我の竺土庵に閑居していた際、鷲に大事な袈裟を持ち去られます。

逃げた鷲を追う禅師は、大雄山の大松の梢にかかった自分の袈裟を発見し、この座禅石の上で落ちてくるまで待つ構えでしたが、座禅したした途端に袈裟は了庵慧明禅師の肩に落ちてきました。

この出来事を機に、了庵慧明禅師は当山に大雄山を開山したといわれており、この座禅石はいわば「はじまりの石」といえます。

座禅石のそばにたっている杉の根元あたりに、不思議なものがありました。

何かの祠かと思いましたが、何となく恐ろしくて近寄りませんでした。

参道のあちこちに張り出す杉の根

瑠璃門・碧落門

参道の右手に見えてくるのが瑠璃門です。

瑠璃門

瑠璃門の扉には、幅1.86mの一枚板の杉を使用し、杉本体の直径は2.5m。

参道から瑠璃門に至るまでの石段前に設置された石灯籠は苔むし、この時点で異質な空気を感じます。

瑠璃門

瑠璃門を過ぎると、二手に分かれます。

右は碧落門、左は衆寮へと続きますが、衆寮は一般公開されていません。

左:衆寮/右:碧落門
衆寮
碧落門

背面には、明神橋が架かっており、この先には明神ヶ岳ハイキングコースが続きます。

碧落門内、僧堂側へ続く廊下です。

回廊

尚宝殿・瑠璃門側です。

回廊

最乗寺には、歴史と趣を感じる建物がたくさんありますが、こちらで修行している人が歩く様子も見られ、廊下の照りなどからよく手入れされていることがわかります。

回廊

高下駄

最乗寺には天狗伝説があり、寺紋に羽団扇、敷地内に高下駄が設置されています。

碧落門前の階段下にあるのは、初代和合下駄。

和合下駄

足元の悪い参道において、大きな石が挟まらないようにと高下駄を履くのだそうです。

下駄は、両足そろって一対となることから、夫婦和合の信仰が生まれ、奉納者が後を絶ちませんでした。

令和6年(2024年)1月時点では、高下駄の奉納は停止しています。

御真殿

御真殿脇にも、奉納された数々の下駄が安置されています。

高下駄
羽団扇

最乗寺 境内

碧落門を抜けると、すぐ左手に光明軒があります。

光明軒

その奥に大香爐、時計台と続きます。

大香爐

こちらは総受付側です。

御朱印をいただくには、奥にある総受付が窓口です。

本堂/総受付

書院は、一般公開されていませんが、外からでも十分見応えのある外観を呈しています。

書院

書院前の玉垣には、十六弁の菊をあしらった天狗の羽団扇が刻まれています。

本堂側には、光明池の上に光明亭が建っています。

光明亭

以前は、こちらの池に亀や錦鯉を見られたのですが、参拝時には一面ネットが被せられていました。

尚宝殿(宝物殿)の入口です。

尚宝殿

この付近には、沢山の肩からの献額が掲げられており、小泉純一郎元首相の名前もありました。

仏像教室も開かれているそうで、月初には読経、仏像を手彫りするそうで、仏像彫刻界で著名な肩から直々の指導(※現在休講中)を受けられます。

この他にも、第2・第4日曜日には座禅会や写経、日帰り研修などが行われています。

毎秋、作品展・開眼供養も行われていますので、気になる方は、秋頃に公式サイトをご覧ください。

参籠で精進料理を味わえる

総受付では、ご祈祷、行事への参加申込み、授与品のほか、参籠(宿泊)申込みも受付けています。

総受付/白雲閣

参籠さんろうとは、神社や仏道へお詣りし、一定期間をそこに籠もって神仏に祈願することをいいます。

最乗寺の場合、原則一泊二日の2食(精進料理)で、精進潔斎という肉断ちにより身体を清めることを目的とした食事を行います。

宿泊希望者は、5名以上から受付可能で、宿泊希望の2週間前までに予約が必要です。お問い合わせはこちら

僧堂など

最乗寺の僧堂では、今もなお、修行僧たちが修行に励みます。

僧堂

入口の扉は開放され、観音様を拝観することができるものの、木札には「堂内、修行僧の撮影を禁止する」旨の注意書きが掲げられています。

僧堂の脇に見える建物は、鐘鼓楼(道了鐘)と呼ばれ、應永9年(1402年)洞呂尊者行脚の途次に遠州平尾八幡宮の寄進を受け、運んできた梵鐘だといわれています。

鐘鼓楼

最乗寺 本堂

最乗寺 本堂です。

本堂

本堂には、釈迦牟尼仏、脇仏の文殊菩薩 普賢菩薩の三尊仏が祀られており、御真殿とあわせ、築地本願寺を手がけた伊東忠太氏が設計しました。

伊藤忠太氏は他に、靖国神社の御神門・遊就館も手がけており、後者は登録文化財に指定されています。
彼の手がけた建造物の中には現存しないものも多いものの、明治大正期の建築界で活躍した人物でもあります。

金剛水堂・金剛壽院

大雄山(最乗寺)開山時、道了尊自ら井戸を掘り、土中深くから鉄院が出てきました。

これが大雄山の重宝「御金印」で、御金印を取り出したところから湧き出した水を「金剛水」といいます。

金剛水堂

御金印を押したお守りは厄除け・災害除け、冷泉の水には諸病平癒の御利益があるといわれています。

その向かいにある金剛壽院は、最乗寺の創建者である了庵慧明禅師の尊像をはじめ、歴代住持(住職)の霊牌を祀っています。

金剛壽院(開山堂)

現在の金剛壽院は、昭和36年(1961年)開創550年を記念して再建されたもので、総面積40坪弱あります。

金剛壽院へと続く石段の脇には、一擲石いってきいしがあります。

一擲石

最乗寺の建設中、了庵慧明禅師が弟子の道了尊を呼んだところ、道了尊は手に持っていたこお石を投げ捨てて駆けつけたといわれています。

藤沢市にある白旗神社にも、力自慢が持ち上げた石が祀られていました。昔の人は皆、剛力だったんですね…。

松平大和守直基の墓と鐘楼

石段を進みます。

参道を進むと、右手に石段、見上げると鐘楼堂が見えます。

鐘楼堂の柱、梁には、力強い彫刻が施され、鐘を鳴らすことを禁じる看板が立てられています。

鐘楼堂

鐘楼堂の奥には、松平大和守直基の墓があります。

松平大和守直基は、徳川家康の五男で、姫路に向かう途中に発症した病が原因で死去。その遺体を最乗寺に埋葬しました。

多宝塔

多宝塔は、文久3年(1863年)に創建され、多宝如来の逗子が祀られています。

多宝塔

最乗寺の中で最も古い建造物で、大正15年(1926年)、昭和3年(1928年)に起こった火災からも免れ、江戸時代の技法をそのまま残す貴重な建物でもあります。

多宝塔前には、手水舎が設けられています。

狛犬も控えています。

多宝塔 右の狛犬
多宝塔 左の狛犬

こちらには、鐘楼ではなく鰐口わにぐちが設置されています。

真下に立ってみると、かなり迫力があります。

水神様、洗心之滝

多宝塔の横に、滝と木造の建物が見えます。

参拝日はあいにくの曇天でしたが、時折晴れ間が覗き、木漏れ日が水面に反射して光る様子は美しかったです。

洗心之滝

小さな祠には、水神様が祀られています。

水神様

洗心之滝は明神ヶ岳の山麓から引いた湧き水で、水底まで透けて見えます。

圓通橋から水底を見ると、たくさんの参拝者が投げたお賽銭が見えますが、どうしてここにお賽銭を投げるのかはわかりませんでした…。

結界門

視線を左に移すと、結界門と御供橋が見えます。

神社は、境内と外部を鳥居で仕切りますが、お寺は山門を仕切りに用い、結界の役目を持たせています。

結界門前に架かる橋は、圓通橋といいます。中央部分の仕切られている部分は、御供橋といい、修行僧が道了尊へ御供する際に使うそうです。

御供は修行僧の手作りで、僧堂の後ろにある御供堂内で調理されます。

材料は、米と小豆、金剛水・権現水で蒸して霊櫃に入れたものを、御供式の中で献供します。

結界門

最乗寺の結界門は、大天狗(右)、小天狗(左)が護ります。

大天狗は、山伏の格好をしていて、山岳信仰における山神の天狗。

大天狗

小天狗は甲冑を身に纏い、剣のようなものを振りかざしています。

今回は、結界門ではなく、清龍不動尊側からあがります。

清流不動尊

洗心之滝に近づいていくと、粗い石段があります。

洗心の滝

目にするもの全てが苔むしており、長い歴史を感じずにはいられません。

水神社

滝を見上げると、お堂が見えます。これが不動堂です。

清龍不動尊

清龍不動尊には、天祐不動明王・愛染明王が祀られています。

清瀧不動尊

大山不動尊に次いで関東三十六不動の第2番札所でもあります。

堂内は無人でしたが撮影は遠慮し、そのまま石段を昇ります。

清瀧不動尊

御真殿

最乗寺の御真殿には、妙覚道了大薩を御本尊とし、両脇侍に大天狗・小天狗が祀られています。

御真殿

御真殿の右後ろには、お守札お受け所(寺務所)があります。

寺務所

こちらでお守り等を授かることができるようですが、御朱印を授かるには総合受付が窓口です。

手水桶

御真殿の隣には、奉納された高下駄があります。

高足下駄

碧落門前のn高下駄も驚きましたが、こちらにある高下駄のうち、最も大きなものは3.8トンあるそうです…!

更に隣には、十一面観世音菩薩が祀られています。

十一面観世音菩薩

十一面観世音菩薩の足下には、白い菩薩様がいらっしゃいましたが、詳細は不明でした。

最乗寺の開山者 了庵慧明禅師の弟子だった道了尊は、この十一面観世音菩薩の化身だと言われています。

天狗伝説の一説、「五大誓願文を唱え、火炎を背負い、右手には拄状(しゅじょう)左手に縄を持ち、両手両足に幸運の使いの蛇を従え天狗に化身し、白狐の背に立ち、天地鳴動して山中に身を隠された」という節を表した石像です。

道了尊 天狗化身像

了庵慧明禅師は死後、法衣を着て白狐にまたがる天狗の姿になり、向かい側の峰にそびえる大樹に天降った…との言い伝えにならい、こちらの像がつくられました。

天狗界(そんなものがあるのかどうか定かではないですが…)では、羽根のあるカラス天狗が羽根を落とすと、大天狗へと昇格するそうです。

石碑

三面殿

三面殿には、三面大黒天が祀られています。

最乗寺の創建に協力した箱根権現(清水の神様)、矢倉明神≒足柄大明神(矢倉沢の薪の燃料の神様)、飯澤のお米の神様の三柱が一体となり、七福神の大黒様となった様子を像にしたもの。

それぞれ、小槌、巻物、大きな袋を握っています。

三面殿前の狛犬は、右側は子をあやし、左の狛犬はじっと見守っている様子でした。

三面殿前には、かなりインパクトのある岩が設置されています。

この一部に竜頭があり、こちらから湧き出る水にて手を清めます。

また、少し隣にずれたところには観音菩薩様が立っています。

こちらにも柄杓が設置されているため、いずれかで手を清めるシステムなのだろうと思いつつ、竜頭からの湧き水にて手を清め、参拝しました。

最乗寺 奥之院(慈雲閣)

石碑等の更に奥へ進むと、石段上に冠木門が見えます。

冠木門

冠木門の先に見える石段は350段余り。鬱蒼とした老杉の中を進むと、御本地十一面観世音菩薩(当山守護道了大薩埵の御本地)が奉安されている奥の院に辿り着くことが出来ます。

…と分かってはいても、心細さを感じるのがこの石段です。

冠木門 右側の狛犬
冠木門 左側の狛犬

参拝時、私以外には誰もおらず、時折杉林の中から立つ音に「クマだったらどうしよう…」との思念が浮かんでは消えました。

石段の途中、詳細のわからない祠がありました。

祠の外に祀られた雪駄らしきものと、その造りから、おかしなものが祀られているわけではないとわかっていても、孤独感の中にいた筆者の目には不気味にうつりました。

更に進むと、少し平坦な道を経て、大天狗・小天狗が現れます。

天狗の先には216段。

最後の一踏ん張りを応援してくれているのか、それとも、引き返せと言いたいのか…。

下記の大天狗は、より強力な神通力を持つとされる山伏姿の「鼻高天狗像」です。

大天狗

大天狗の反対側に立っている小天狗は、別名 烏天狗と呼ばれています。

インドの神話の巨鳥が烏天狗として表されました。

烏のような嘴(くちばし)をもった顔、黒い羽毛に覆われた体を持ち、自在に飛翔することができます。

小天狗

結界門前の天狗と装いが異なりますが、最乗寺の天狗は高尾山と同じ飯縄系の天狗なんだそうです。

フィナーレが1番険しかったです。

ようやく辿り着いた奥之院ですが、恥ずかしながら息が上がり、すぐにはお詣りできません。

奥之院(慈雲閣)

ここまでの段数は、下から11、60、40、2、2、17、216の計348段。冠木門と浄財箱の6段を併せ、354段になります。

段数は別としても、この奥之院が大雄山のもっとも高い所に位置することに変わりはなく、最高に険しい道のりでした…。

奥之院(慈雲閣)

奥之院は、昭和43年(1969年)に今の建物を再建し、本尊として十一面観世音菩薩が祀られています。

奥之院の脇には、授かり所もありました。しかも、人がいました。

「こんな急な階段を毎日お仕えするために昇降しているのか…」と畏敬の念を抱いているところ、奥之院の裏手に往路が用意されていました。

恐らく、授け所に詰めている方の車であろう普通車も駐車されており、「そりゃそうだよな」という気持ちになったことをお伝えしておきます。

現場からは以上です。

総合受付の脇にあるポスト

神奈川県足柄上郡「最乗寺」まとめ

当ページでは、神奈川県南足柄市にある「大雄山最乗寺」をご紹介しました。

Check

神奈川県足柄上郡「酒田神社(さかたじんじゃ)」参拝レポ

当サイトの一部に広告を含みます。

当ページでは、神奈川県足柄上郡開成町にある「酒田神社(さかたじんじゃ)」の由緒、酒田神社までのアクセス、参拝レポをご紹介します。

筆者プロフィール

榊原 沙奈さかきばら さな(90′)
榊原行政書士事務所 代表行政書士
やぎ座のO型。趣味は写真を撮ること、神社をめぐること。

神奈川県足柄上郡「酒田神社」

かつて、明治政府発足にあたり、天皇親政・祭政一致となりました。

これに伴い、各村々の小社祀を統合し、盛大な祭祀を挙行するよう、明治6年(1873年)一村一社を命じられ完了。

しかし、明治22年(1874年)町村合併法によって酒田村が誕生し、各村に設置された鎮守は取り残される結果に。

これを問題視した政府は、社祀統合を図るために岡の・金井島・延沢・円通寺・中之名・宮台・牛島の鎮守七社を集め、明治42年(1909年)に酒田神社は創建されました。

御祭神
  • 伊弉諾命(いざなぎのみこと)
  • 吉備津彦命(きびつひこのみこと)
  • 大物主命(おおものぬしのみこと)
  • 誉田別命(ほむだわけのみこと)
  • 建御名方命(たけみなかたのみこと)
  • 事代主命(ことしろぬしのみこと)
  • 日本武尊(やまとたけるのみこと)
  • 大山祇命(おおやまつみのみこと)
  • 天照皇大神(あまてらすすめおおみかみ)
  • 倉稲魂命(うかのみたまのみこと)
  • 菅原道真(すがわらみちざね)
  • 酒田神社祭礼
  • 2月26日 祈年祭きねんさい
  • 7月15日 臨時祭(風祭)
  • 10月9日 例祭
  • 11月26日 新嘗祭にいなめさい
  • 12月26日 大祓
  • 酒田神社までのアクセス

    基本情報

    〒258-0026 神奈川県足柄上郡開成町延沢465

    最寄り駅

    小田急線開成駅から徒歩約21分

    伊豆箱根鉄道大雄山線 和田河原町駅から徒歩約23分

    伊豆箱根鉄道大雄山線 冨士フィルム前駅から徒歩約25分

    酒田神社 スナップ

    ここからは酒田神社の様子を写真でお届けします。

    鳥居前
    社号碑
    酒田神社 鳥居と拝殿

    鳥居をくぐってすぐ右手に手水桶があります。

    水道の蛇口をひねって手を清めた後、お詣りへ。

    右の狛犬
    左の狛犬
    拝殿
    蜘蛛の巣がすごいけど、素敵な彫刻でした
    神額
    拝殿左手の彫刻
    拝殿右側の彫刻

    拝殿の左側に石碑が2台ありましたが、文字が読み取れませんでした。

    石碑
    文字が薄れて読めない…

    神奈川県神社庁によれば、酒田神社の他、境内に諏訪社もあるはずでしたが、それらしいお社は見つけられず。

    鳥居前には立派な慰霊碑が設けられ、活けて間もない花が供えられていました。

    慰霊塔(酒田地区)

    こちらの慰霊碑は昭和30年に建てられ、沖縄をはじめ、国内外諸地域にて戦没した酒田村出身者を祀るものだそうです。

    署名者は靖國神社宮司 筑波藤麿氏。佐戦没者数85社となっていました。

    神奈川県足柄上郡「酒田神社」まとめ

    当ページでは、神奈川県足柄上郡にある「酒田神社」をご紹介しました。

    関連記事

    ジャマイカ「ブルーマウンテン№1」を飲んでみた【珈琲豆】

    当サイトの一部に広告を含みます。

    当ページでは、ゲシャビレッジ農園ゲイシャ種に続き、コーヒー豆の王様と称される「ブルーマウンテン№1」の特徴、実際に飲んだ感想をご紹介します。

    関連記事

    筆者プロフィール

    榊原 沙奈さかきばら さな(90′)
    榊原行政書士事務所 代表行政書士
    やぎ座のO型。趣味は写真を撮ること、神社をめぐること。

    ジャマイカ ブルーマウンテン№1

    ブルーマウンテンは、ジャマイカ(中南米)の首都キングストンの北東部にあります。

    私達がよく知るブルーマウンテンは、ジャマイカ政府が栽培を認める「ブルーマウンテンエリア」のみで栽培・収穫されています。

    ブルーマウンテンは、標高が高く、カリブの豊かな太陽光と、濃霧や霧による湿度により、昼夜で大きな温度差を生む気候です。

    ここで生まれる温度差こそが、美味しいコーヒー豆栽培には理想的で、香り、味、コクが絶妙な黄金比の豆に仕上がります。

    ジャマイカ国内 別の地域でもコーヒー豆は栽培されていますが、これらはブルーマウンテンとは異なります。
    「ブルーマウンテン」を名乗れる豆は、本当に一握りなんですね。

    急斜面かつ手作業

    ブルーマウンテンは急斜面ながら、これに負けずに農園を営む人々がいます。

    人が移動するには不便ですが、植物にとっては、水はけはよく、全体的に満遍ない日照が期待できる理想の地。

    地盤の関係で機械を入れることが厳しいため、栽培・収穫は手作業で行われるのが一般的で、完熟した真っ赤な実だけを1つ1つ手摘みしています。

    その結果、稀少性が高く、高額取引されることになりますが、クセの少ない美味しい豆になるのです。

    日本人好みのブルーマウンテン

    ブルーマウンテンは、世界的にも評価の高い豆ですが、生産量の8割が日本に輸出されています。

    欧米では、ミルクやシロップなどを加える飲み方が主流ですが、砂糖やミルクを加えず、素材そのままの繊細な味を楽しみたい人が多い日本では、より高級なコーヒー豆を望むのでしょう。

    ブルーマウンテン№1

    ブルーマウンテンには、№1-№3まで等級があります。

    最も高い等級は№1で、豆の大きさ、欠点豆の割合が低く、香り高く繊細な味が特徴です。

    通常のコーヒー豆は、麻袋にて輸出されるいっぽう、ブルーマウンテン№1は品質保持のため木樽で輸出されるのも特徴の1つです。

    ブルーマウンテン№1を飲んでみた

    さっそく、ブルーマウンテン№1を飲んでみました。

    今回もミディアムロースト、中挽きでいただきます。

    一言で例えるなら、「これぞコーヒー」という香り・味。

    開封時からナッツのような香りがしていましたが、淹れてみると若干甘みを感じる香りが広がりました。

    筆者は専らブラックですが、マカダミアナッツのようなまろやかさと程よい苦み、クセが1ミリもない豆だと思います。

    コーヒーは、淹れ方、淹れる人のクセ1つでも味が変わるといいますが、何杯飲んでも褪せない感動をくれる豆です。

    [商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

    赤のブルーマウンテンNo.1 100% (100g)
    価格:1,944円(税込、送料無料) (2024/1/5時点)

    楽天で購入

     

    ジャマイカ「ブルーマウンテン№1」まとめ

    当ページでは、ジャマイカ産コーヒー豆「ブルーマウンテン№1」をご紹介しました。

    パン屋さんで運試し お楽しみ袋を買ってみた【2024】

    当サイトの一部に広告を含みます。

    筆者プロフィール

    榊原 沙奈さかきばら さな(90′)
    榊原行政書士事務所 代表行政書士
    やぎ座のO型。趣味は写真を撮ること、神社をめぐること。

    お楽しみ袋

    早速ですが、今日から営業をスタートしたスーパーに立ち寄った際、テナントに入っているパン屋さんを覗きました。

    バターの香りに包まれた店舗スペースには、たくさんのパンが並んでいましたが、ひときわ目立つものがありました。それが本題のお楽しみ袋です。

    福袋は「安物買いの銭失い」だと考え、積極的に手を出すコンテンツではありませんが、上からちらりと見えたクロワッサンとコッペパンが魅力的だったのでつい。

    お楽しみ袋の中身

    帰宅後、さっそく開封しました。

    お楽しみ袋 ネタバレ

    日頃から店頭に並んでいる商品ばかりなので、それぞれに売価が表示されており、全体合計額は、福袋単体の価格を上回っていることがわかります。

    実は嬉しくなかったサーターアンダギーだけど

    今回の中身で、最も嬉しくなかったサーターアンダギー

    わざわざ購入しようと考える食べ物ではなく、時々買っても、口腔内の水分をすべて奪われるだけ。

    しかし、実際に食べて、その印象は大きく変わりました。

    外側はサックサク、中はしっとり。こんなに歯ごたえが良い食べ物だったっけ…?

    次回立ち寄った際は、サーターアンダギーのみを購入したいくらい気に入った筆者なのでした。

    いつもは買わない商品に出会える新鮮味と、今回のような発見が福袋の醍醐味ですよね。

    パン屋さんで運試し お楽しみ袋【2024】まとめ

    当ページでは、行きつけのパン屋さんのお楽しみ袋をご紹介しました。

    腕時計の選び方とSUN FLAME「HL199-BKW」レビュー

    当サイトの一部に広告を含みます。

    先日、腕時計を新調しました。

    洋服、メイクの好みが変わり、腕時計のみ浮いていたことと、多少なり不便さを感じていたのが理由です。

    ただ、数多ある腕時計の中、自分好みの1本を探すのはとても苦労しました。

    当ページでは、同じように腕時計選びで迷わないよう、レディースウォッチの選び方と注意点、筆者が購入した時計の感想をご紹介します。

    筆者プロフィール

    榊原 沙奈さかきばら さな(90′)
    榊原行政書士事務所 代表行政書士
    やぎ座のO型。趣味は写真を撮ること、神社をめぐること。

    腕時計の選び方

    レディースウォッチを選ぶ際、着目すべきポイントは次の通りです。

    腕時計を選ぶ際のポイント
    • デジタル・アナログ
    • 大きさ、形
    • 機能
    • ベルトの材質

    デジタル・アナログ

    腕時計は、デジタルとアナログに分けられます。

    アナログ

    アナログウォッチの多くは、二針または三針を採用しています。

    三針は、文字盤の中心に時針(短)、分針(長)、秒針が配置されているもので、センターセコンドと呼ばれる事もあります。

    いっぽう、二針は秒針がないものをいい、6時の位置に秒針が設置されているものをスモールセコンドといいます。

    デジタル

    デジタルウォッチ最大の特徴は、液晶です。

    バックライト機能やBluetooth連携による様々な機能が使用でき、充電式のものも増えています。

    大きさ・形

    腕時計のフェイス(文字盤)には、大きく分けて、ラウンド型、スクエア型の2種類があり、文字盤自体にも次の種類があります。

    文字盤の種類
    • 三針
    • クロノグラフ
    • ダイバーズ
    • スコールセコンド
    • ムーンフェイズなど

    ビジネスシーンでの利用を考える場合、色々な制限があります。

    具体的には、文字盤は白であること、袖口にフェイスが隠れるくらいの薄型かつ小振りなもので、ベルトは革製が望ましいとされます。

    とはいえ、Apple Watchなどを使用している人も多いですし、あまり気にする必要のない場が増えているのも事実です。

    機能

    腕時計の機能に着目するのもオススメです。

    デジタルウォッチの場合、本体にGPS、ストップウォッチ、月の満ち欠け、心拍数や消費カロリーの計算機能のついたものもあれば、スマホと連動させることで、通知を表示させることもできます。

    アナログウォッチの場合、ソーラー電池搭載のアイテムや生活防水を施したモデルも。

    ベルトの材質

    腕時計のベルトには、革(合皮)、金属、樹脂など、さまざまな素材が使われています。

    腕時計 ベルトの素材
    • 革(合皮)
    • 金属
    • 樹脂

    革(合皮)

    革の特徴は、長く使っていくうち、自分の腕に馴染んでいくこと。

    フォーマルな場にぴったりなので、ビジネスシーンでの活用を前提とする人にとって、まず間違いのない素材だと言えます。

    注意したいのが、水や汚れに弱いこと。夏場は汗を放置せず、しっかり拭き取ってあげるのが長持ちの秘訣です。

    金属

    革や樹脂製と比べると重くなりがちなのが金属です。

    金属のいいところは、ツヤ感があり、汗や水にも強い点です。

    一般的な金属ベルトは、小さなパーツが幾重にも重なって1本になっているため、ベルトの長さを微調整したり、局所的な破損なら交換できることです。

    年中ひやりとする素材のため、冬場に着ける場合には最初の数分間が辛いかもしれません。

    樹脂ラバー

    他の素材と比べ、耐久性・耐水性ともに高いのが樹脂最大の特徴です。

    ただし、フォーマルな場には不適切とされることも。

    アクティブに活動する人には最強のパートナーになってくれるはずです。

    SUN FLAME「HL199-BKW」レビュー

    ここからは、筆者が購入した腕時計の特徴と感想をご紹介します。

    HL199-BKW(SUN FLAME)

    筆者が選んだのはSUN FLAME(サンフレーム)の腕時計「HL199-BKW」です。

    基本情報
    型  番:HL199-BKW
    発  売  年:2017年
    ケ  ー  ス:ラウンド型
    風貌素材:ミネラルガラス
    表  示:アナログ(三針)
    留  め  金:バックル
    ケ  ー  ス:金属製
    ケース直径・幅:27mm
    ケース厚み:7.6mm
    バンド素材:レザー
    バンドサイズ:約13.5cm-18cm
    バンド幅:14mm
    文  字  盤:ホワイト/アラビア数字
    ムーブメント:日本製クォーツ
    耐  水  圧:30m
    カレンダー機能:なし

    プレーンなデザイン

    とにかくプレーンなデザインのものが欲しかったので、「革ベルト」「白い文字盤」「アナログ式」をベースに探しました。

    ただ、この3点のみだと無限にアイテムが出てきてしまうので、「ゴールド」「ラウンド型」「ベルト部分のステッチ」という条件を追加したところ、ぴったり合ったのが本品でした。

    探してみるとわかりますが、ステッチのある革ベルトは稀少なようでした。

    最悪、自分で付け替える選択肢もありますが、筆者は面倒なので最初からこの条件に一致するものを狙いました。

    それから、ゴールドにも色々ある点には困りました。

    ゴールドは、ホワイトゴールド、ピンクゴールド、イエローゴールドの3色に分けられます。

    一般的に肌馴染みが良いとされるのはピンクゴールドですが、試着させてもらったところ、全然合わず…。

    ようやく合うと思えば、数字の色味が気に入らなかったり、秒針にちょっとしたアクセントがついていたり、「とにかくプレーンなデザイン」を希望する筆者には厳しい戦いでした。

    所有している腕時計 GARMINとSHEEN

    これまで使用していた腕時計は、CASIOの「SHEEN」と、GARMIN「INSTINCT EVANGELION Edition」です。

    GARMINとは勝負にならないので、SHEENと比較してみます。

    SHEENと比較してみる

    SHEENはソーラー電池搭載で、これまで1度も止まったことがありません。

    ベルトが金属、メインカラーがシルバーという点で、今回迎えたSUN FLAMEとは外見から異なります。

    SHEENの方がアクセサリーに近い感覚

    ベルトの留め具も、穴に通すSUN FLAMEに対し、ぱちっと留めるタイプという点で異なります。

    これを…
    こうじゃ!!

    留め方だけの違いなら良いのですが、問題なのはサイズ調整。

    元々備わっている調節穴にバックルを入れるSUN FLAMEは、微調整をするために自ら穴を増やす選択肢がとれます。

    いっぽう、SHEENの場合は、1ブロックずつチェーンのように連なっているため、ジャストサイズにしてしまうと、手首まわりが成長した際に少し手間です。

    購入時、少し余裕を持ったサイズにしてもらったために、筆者は2回、調整をお願いしました…。

    GARMIN「INSTINCT EVANGELION Edition」

    筆者が愛用しているGARMINは、元々アウトドアウォッチが得意なメーカー。

    専用アプリをインストールし、Bluetoothにて連携すると、本当に様々な機能を使うことができます。

    ケース裏面にあるこのライトは、光学式心拍センサーといい、心拍数をはかるためのものです。

    他にも、GPS、Wi-Fi、ABCセンサー(方位・気圧・高度)、ステップ数、スリープモニタリング(睡眠時間等)、消費カロリー、ストレススコア等々…本当に多機能!!

    正直なところ、全ては使いこなせていませんが、天気予報や月予報、日の出・日の入り時間を表示してくれるので、写真を撮る際も本当に助かっています。

    充電式なので、専用ケーブルで充電するんですが、

    裏面からUSB給電

    1時間前後でフル充電が完了し、その後1週間近く稼働してくれる超エコモデルでもあります。

    筆者が所有しているのはエヴァンゲリオンとのコラボモデル(EVA Unit-02)ですが、通常モデルももちろんあります。

    かすかにシリアルナンバー入り

    日中、屋外で時間を確認する際や夜間の確認も、バックライト機能が重宝しています。

    操作ボタンが玩具のようで可愛い

    腕時計の選び方とSUN FLAME「HL199-BKW」レビュー まとめ

    当ページでは、腕時計選びのポイントと、実際に購入した腕時計 SUN FLAME「HL199-BKW」をご紹介しました。

    この記事もオススメ

    ラプロヴィデンシア農園ゲイシャを飲んでみた【コーヒー豆】

    当サイトの一部に広告を含みます。

    筆者プロフィール

    榊原 沙奈さかきばら さな(90′)
    榊原行政書士事務所 代表行政書士
    やぎ座のO型。趣味は写真を撮ること、神社をめぐること。

    ラプロヴィデンシア農園ゲイシャとは

    ラプロヴィデンシア農園は、中央アメリカの山脈内で最も高いLos Cuchumatanes(クチュマタネス)の近く、Huehuetenango(ウエウエテナンゴ)のSan Pedro Necta(サン ペドロ ネクタ)にあります。

    当農園の創業者Alfonso Anzuetoさんが1937年にはじめ、当主のウーゴ氏は3代目。

    1940年代、農園に協会が建てられましたが、1980年代の内戦時に破壊されましたが、現在は再建・修復されています。

    ラプロヴィデンシア農園 名前の由来

    ラプロヴィデンシア農園(La Providencia)は、Ⅰ、Ⅱ、Ⅲと3つあります。

    3つある理由は、キリスト教の根幹を成す「神」「イエス」「精霊」をモチーフにしているから。

    当主のウーゴさんはこのうちⅡのみを所有しており、Ⅰ、Ⅲについては別の人が運営しています。

    ラプロヴィデンシア農園 ゲイシャ
    • 産地…Huehuetenango(ウエウエテナンゴ)
    • 農園…La Providencia II(ラ・プロヴィデンシア農園)
    • 標高…1600-1850m
    • オーナー…Hugo Anzueto (ウーゴ アンスエト氏)
    • 等級…SHB
    • 精選方法…ウォッシュド
    • 品種…ゲイシャ種
    • COE2015 15位(入賞)
    • 焙煎度…浅煎り

    ゲシャビレッジ農園ゲイシャ種とは異なる

    先日紹介したゲシャビレッジ農園ゲイシャ種

    同じゲイシャ種ですが、産地・農園が異なるだけでこんなに違うのかと驚きました。

    関連記事

    ゲシャビレッジ農園のゲイシャは、紅茶のような華やかさ・フルーツのような爽やかさが抜けていく乙女のようなテイストでした。

    いっぽう、ラプロヴィデンシア農園のゲイシャにはフローラル感がありません。

    私の舌がバカな可能性もありますが…

    例えるなら、柑橘類のような心地よい酸味と香り、爽やかさを感じるコーヒーで、余韻に甘さもあります。

    今回、通っているお店で色々な農園のゲイシャ種3種をまとめて購入できたので、こうして比較できているわけですが、高級品種ゲイシャ種。

    とてつもなく贅沢をした気分です…!

    ラプロヴィデンシア農園ゲイシャ まとめ

    当ページでは、ラプロヴィデンシア農園ゲイシャをご紹介しました。

    この記事もオススメ

    思い入れのある場所ぶらり【日常スナップ】

    当サイトの一部に広告を含みます。

    2022年に会社を辞めるまで、年中無休の会社に勤めていた筆者。

    2023年、10年超ぶりに正月休みを経験し、謎の背徳感を覚えました。

    この経験を踏まえ、「2024年はやりたいことをやろう」と決め、カメラを持ってぶらりと散歩に。

    当ページでは、このときに撮影した写真をご紹介します。

    筆者プロフィール

    榊原 沙奈さかきばら さな(90′)
    榊原行政書士事務所 代表行政書士
    やぎ座のO型。趣味は写真を撮ること、神社をめぐること。

    2024年1枚目の写真

    新年、筆者が最初に撮ったのは風景。

    近所から見える富士山でした。

    「線」に惹かれるのは今年も変わらず

    撮影データを見ていると、被写体に偏りがあります。

    中でも、「線」に着目することが多いように感じます。

    同じ角度に並ぶクレーンの直線
    ずっと先までのびる線路
    青空に向かってのびる鉄塔
    等間隔に連なる電線

    たくさんの鉄塔
    柱に渡されたイルミネーションの線
    線路、鉄塔、電柱、マンション、いろんな線
    等間隔に並ぶ電柱と電線

    被写体は世界のすべて

    夕暮れ、空の色は忙しく変わります。

    抜けるような青空もいいけど、昼と夜の狭間のような時間にだけ見られるグラデーションと、鮮やかな空に照らされた世界すべてが好きで、自然と空を見上げながら歩きました。

    いつもは通勤する人達で混雑している道や場所も、元旦にはスカスカなんですね。

    ショッピングモールは地獄のように混んでいたけど、それ以外はとても快適な道のりでした。

    キレイなものを見た時、見せてあげたい(いっしょに見たいも含む)と思える相手がいるとすれば、とても幸せなことだと思います。

    過去にそう思い、実際に写真や動画を送ったことがありますが、筆者は玉砕でした。

    感性がずれていたのか、それとも、筆者の語彙・表現力不足が原因かは定かではありませんが、ひどくガッカリしたのを覚えています。

    好きなものを好きだと感じることのできる感性は、人生を通し、構築してきた集大成。

    筆者は前述の経験を通し、別々の場所で生まれ、異なる環境で育った人同士が、同じ物事に対して共通の感情を抱くのって、ほぼ奇跡と考えるようになりました。

    思い入れのある場所ぶらり まとめ

    当ページでは、筆者のストリート(日常)スナップをご紹介しました。

    令和5年(2023年)最後の参拝

    当サイトの一部に広告を含みます。

    令和5年(2023年)12月31日。

    仕事だけで1年を締めくくるのはちょっと悔しかったので、昼過ぎ、散歩に出かけました。カメラとスマホだけを持って。

    当ページでは、年の瀬をいつも通りに過ごすことを「勿体ない」と感じた貧乏性な筆者の大晦日を、ほぼ記録目的で撮った写真とともにお送りします。

    筆者プロフィール

    榊原 沙奈さかきばら さな(90′)
    榊原行政書士事務所 代表行政書士
    やぎ座のO型。趣味は写真を撮ること、神社をめぐること。

    曇天の大晦日

    朝、しとしと降っていた雨はやみ、雲の切れ間に青空が見えます。

    行儀良く並ぶ鉄柱と電線 見ていて気持ちよい

    筆者にとっての12月は「移動」の月でした。

    メイン業務は事務作業。基本的に事務所に籠もりますが、年末になると現地に赴く業務が増えるためです。

    だからこそ、街の微かな変化にも気づくことができ、新鮮味と感動を覚えます。

    およその盆栽たちがセピア色に
    物言いたげな表情に足を止めて見つめ合った

    気になるお店の気になるところ

    この辺りのお店は、大晦日まで営業し、1月1日、2日にお休みするところが多いようです。

    そんな中、既に休暇に入っているお店がありました。

    休暇中でも商品は外に並んでいて、私の方がドキドキ…

    いつも前を通る度、外から見える位置の商品(植物)が可愛らしいお店。

    窓際の商品たち 美人揃い

    休暇中というのに、一部の商品が外に陳列されたままなので、年明けの営業開始まで無事であることを祈るいっぽうで、この辺りの人は、私が考えているよりもずっと、心根が優しい人が多いのかもしれません。

    植物色々

    住宅街を歩いていると、多くのご家庭が公道から見える位置で植物を栽培しています。

    筆者自身、植物を栽培した経験があるせいか(現在も少数ながら栽培中)、つい気になって眺めてしまいます。

    かなり状態のいい多肉植物
    いまだクリスマス仕様の窓辺 かわいいから良い

    橋があると渡りたい

    この辺りには、複数の河川が流れています。

    そのため、橋がいくつも架かっているのが特徴でもあります。

    自動車用の橋は、歩行者も歩けるよう整備されているものがほとんどですが、反対に、歩行者用の橋を自動車で渡ることは叶いません。

    良い機会なので、いつもは自動車で通過する橋を、自分の足で渡ってみました。

    それから、川面の近くまで降りてみたり。

    反対に、橋の下をくぐってみたり。

    橋の下から見る景色は、いつもとはまるで異なる世界。

    水辺は肌寒く、上へあがる階段が非常に心強く思えます。

    関連リンク

    年内最後のお詣り

    しばらく散歩を楽しんだあと、帰路にある出雲大社相模分祠にお詣りしました。

    大鳥居も正月モード

    神社にお詣りするのは、正月と祭事のみだった過去の自分から考えると、大晦日はガラガラだろうと思ったのですが、平日に比べると人出はありました。

    拝殿前の賽銭箱等を見ると年の瀬を感じる

    平常時をどこに定義するか悩むところではありますが(真面目か)、祭事のない平日が「平常時」という前提で、正月用にめかし込んだ境内に、筆者も気分が高揚しました。

    手水舎の竹灯籠

    日付が変わった瞬間にお詣りする人が多いのでしょう。

    提灯や灯籠など、照明器具があちこちに設置され、日が傾き始めた午後でも幻想的な空気を放っていました。

    手水舎

    出雲大社相模分祠の手水舎は、元旦に限らず、日頃から華やかですが、この日は更に美しかったです。

    境内社もおめかし
    龍蛇神の杜

    あちこちに飾られた注連飾りに、嫌でも新年の訪れを感じます。

    龍蛇様御社殿

    関連記事

    いい1年にしましょう

    当ページでは、令和5年(2023年)お散歩納めの様子をお送りしました。

    去年がどんな年でも、今年は更に良い1年にしましょうね。