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筆者プロフィール
榊原 沙奈(90′)
榊原行政書士事務所 代表行政書士
やぎ座のO型。趣味は写真を撮ること、神社をめぐること。
真っ赤な大根「紅くるり」
先日、無人販売所で真っ赤な大根を見つけて一目惚れ。
外観だけでなく、中身まで真っ赤なこちらは「紅くるり」という品種のようです。
紅くるりとは
紅くるりは、松永種苗が開発・販売している品種で、外皮だけでなく果肉まで鮮やかな紅色をしているのが特徴です。
購入してすぐにカットしたため、全体像がないのですが(慚愧の極み…)、全体にずんぐりとしたフォルムの小振り大根で、1kg前後はあったと思います。
松永種苗によれば、青首大根と比べ、アントシアニンの含有量は約3倍。抗酸化力を示すラジカル補足能力は約10倍…!!
この色を活かし、「生食」または「焼き」「蒸し」料理がオススメとの事です。
日本のソウルフード味噌汁
しかし、筆者は「煮る」選択をしました。なぜなら、寒かったから(この日の室温9度)。
いきなり仕上がりです▽
見た事のない色に仕上がり、一瞬怯みました。
使ったのは、長ネギ、紅くるり、たまご、絹豆腐、味噌(合わせ)、だしは昆布。
たまごは「たかたのたまご」を使用しました。
さっそくいただきます
早く暖まりたい筆者は、お行儀が悪いのは承知で立食スタイルにていただきます。
ピントが行方不明ですが、長ネギの白い部分まで染まっています。
味は、筆者好みのいつもの味噌汁です。
▽煮込まれた紅くるり
なますやツマに使えば華が出るだろうなぁと思いつつ、あたたかく、ほろっとした食感が幸せなので、味噌汁もオススメです。
念願の「都まんじゅう」
がらりと話題は変わりますが、念願の都まんじゅうを購入することができました。
筆者が初めて都まんじゅうを食べたのは、上京から間もない頃でした。
当時は金銭的に余裕がなく、駅ビルのスイーツやお惣菜が本当に眩しかったのですが、仕事で疲れ果てた自分がその場に足を踏み入れる勇気はなく。
そんなヨボヨボな自分の前に現れたのが、都まんじゅうを販売しているお店だったのです。
都まんじゅうとは
都まんじゅうは、神奈川県平塚市にあるつるや製菓が製造販売するお菓子です。
1955年に平塚で誕生したつるや製菓では、この「都まんじゅう」のみを取り扱う一途さ。
材料は、小麦、砂糖、膨らし粉、白あんのみ。1つから買えます。
賞味期限は製造翌日(つまり1日…!)ですが、優しい甘みとちょうどいいサイズ感から、余裕で食べられてしまいます。
焼印は、「湘南ひらつか」「都まん」「みやこちゃん」の3種。
ご当地キャラかと思いきや、つるや社長の娘さんが作画を担当しているそうで、製造時期によりデザインも変更するそうです。
茅ヶ崎すずやの「都まんじゅう」
ここまで平塚つるやのお話をしてきましたが、実は、私が思い入れているのは茅ヶ崎すずやの都まんじゅうなんです。
茅ヶ崎すずやは、茅ヶ崎駅北口から徒歩4分のところに店を構えています。
都まんじゅう 名前の由来
茅ヶ崎、平塚。両者を同時に用意できれば話は早いのですが、あいにくそうもいきません。
ただ、記憶にある都まんじゅう(茅ヶ崎すずや)と、実際に食べている都まんじゅう(平塚つるや)は同じものと認識している筆者の味覚。
ということで、調べた結果、都まんじゅうの生みの親は、福岡県の城野鉄工所。
昭和10年頃、福岡で菓子店を出店後、東京に進出したことで「都まんじゅう」と名付けられ、製造機械の販売に伴い、日本中に都まんじゅうが広まったそうです。(出典:Wikipedia)
現在は、愛知県の森川フードマシン株式会社が製造機械を販売しているようです。
思い入れのあるお菓子が、実は複数店舗で購入できることを知り、喜ばしい反面、少し切ない気持ちが芽生えました。
真っ赤な味噌汁と平塚つるやの都まんじゅう まとめ
当ページでは、珍しい大根「紅くるり」と、思い出深い「都まんじゅう」をご紹介しました。