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静岡県御殿場市にある「神場山神社」。
地図で見ると、かなり山の方にありそう…?
当ページでは、初めて参拝される方向けに、神場山神社のご祭神・御利益、御朱印、神場山神社までのアクセスをご紹介します。
Contents
筆者プロフィール
静岡県御殿場市「神場山神社(じんばやまじんじゃ)」
神場山神社(じんばやまじんじゃ)は、厄切りで有名な神社で、通称「山神社」と呼ばれます。
境内には、大小さまざまなハサミが奉納され、社務所には、神場地区の役員さんが交代で詰めています。地域に愛され、守られる神社さんなんですね。
ハサミを奉納している神社は、国内で神場山神社のみ。
病気の治療、悪縁を絶ちきりたいという願いを込めて、枕の下にハサミを置いて眠ると叶うと言われ、実際に叶うと、神社から借りたハサミより一回り大きなものを返納する風習があったそうです。
神場山神社 ご祭神・御利益
神場山神社のご祭神は、「大山祇神(おおやまつみのみこと)」。
御利益は、次の通りです。
- 厄切り
- 縁切り
- 病気平癒
- 縁結び
厄切り・縁切りなどを「切る」ことで、新たな縁を引き寄せる必要があるため、縁結びに御利益があるといわれています。
神場山神社 御朱印
神場山神社の御朱印は、初穂料500円。社務所にて拝受できます。
書き置きのみですが、その日に当番を務める神場地区 役員の方が日付を書き入れてくれます。
私の参拝時は、ちょうど祖母と同じ年頃の女性で「書き置きのみだけど、日付は心を込めて書かせてね」と、茶目っ気たっぷりに対応してくださいました。
神場山神社へのアクセス
次の通りです。
基本情報
住所:〒412-0047 静岡県御殿場市神場1138-1
※神場山神社には、電話がありません。そのため、ご祈祷等への問合せは、受付時間内(9:00-16:00)に社務所を直接訪れることになります。
祈祷日は、毎月17日、1月2日・3日の10:00-15:00(先着順)なので、早めにお問い合わせください。
バスの場合
最寄り駅はJR御殿場線「御殿場駅」で、次のルートが考えられます。
- 富士山口「神場南循環線 御殿場駅行」▶神場中▶徒歩約12分
- 富士山口「板妻・神場循環線 御殿場駅行」▶神場公民館前▶徒歩約13分
▽1の場合
▽2の場合
時刻・運賃等はこちらからご確認ください。
個人的に、バスでの移動はオススメいたしかねます。
というのも、運行数がかなり少ないし、土日だと利用できないものも…。
レンタカー・タクシーのご利用も検討されるといいかと思います。
車の場合
東名高速道路「御殿場IC」から県道78号経由
東富士五湖道路「須走IC」▶国道138号経由
神場山神社 参拝レポ
ここからは、私の参拝レポです。
二ノ鳥居から始まります。(一の鳥居は、撮影し損じました。泣)
一の鳥居から二ノ鳥居まで、500mほど続く一本道。
周囲の風景から「ゴルフ場なのでは…」と不安になりましたが、無事に到着しました。
鳥居脇の「神場山神社」の看板には、当社の由来が記されていました。
心洗われる神光乃池とご神木
二ノ鳥居をくぐると、二手に分かれますが「参拝」の看板に従い、左に進みました。
階段を降りると左手に神光乃池、右手によろこぶの木があります。
参拝日はどんよりとした雲が立ちこめており、写真上は暗いのですが、心地よい水音、時折吹く風に揺れる木の葉が擦れる音に、心穏やかにお詣りできました。
よろこぶの木は、神場山神社のご神木の1つです。
脇に控える説明書きによれば、椹(さわら)というヒノキ科で、根本にある大きなコブが特徴。
このコブを、祈りながら3回撫で、治したい部分に触れると、諸々の病を治してくれる…そうです。
社務所で「無病息災」という木製のお守りを授かり、半分をよろこぶの木に、もう半分を持ち帰る願掛けもあるようでした。
風情あふれる参道に
よろこぶの木を過ぎると、ひたすら石段を昇ります。
11月中頃ということもあり、苔むした石段と、色づいた落ち葉の組み合わせに風情を感じます。
途中の直線に出ると、向こうに見える拝殿に心が躍りました。
はじめの分かれ道を右側に進むと、こちらで合流します。石段が、左右で区切られているのが粋ですね。
こちらをあがると、ようやく三の鳥居です。
三の鳥居
ここまで、空が見えぬほどの木々の隙間を歩いてきたため、突然の光に、少々の嬉しさを感じます。
参拝客が多かったため、境内の写真はありませんが、鳥居をくぐってすぐ右手の手水舎、正面の拝殿、左手に社務所があります。
手水舎の奥にはご神木の藤棚があり、長く生き、上に向かっていることから「縁結びの藤」と呼ばれています。
見頃は5-6月頃だそうですので、その頃に参拝される方はぜひご鑑賞くださいね。
静岡県御殿場市「神場山神社(じんばやまじんじゃ)」参拝 まとめ
今回は、静岡県御殿場市「神場山神社」をご紹介しました。
「厄切り」「ハサミ」と聞いた時には、どんな怖い神社なんだろう…と不安だったんですが、実際に訪れてみると、心温かく出迎えてくださり、涙が零れそうに。
人に支えられている神社なのだと、寒風に負けないほどの温かさを持ち、こちらを後にしました。
これから参拝される方は、暖かくしてお詣りくださいね。
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