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11月に入り、本格的な冬到来を思わせる寒さを感じます。
ただ、冬になると恐ろしいのが電気代。1年を通し、最も高くなる時期でもあります。
当ページでは、なるべく電気を使わず、オフィスで快適に過ごすために行っている節電対策をご紹介します。
Contents
著者プロフィール
榊原 沙奈(さかきばら さな)
平成弐年式 やぎ座のO型。
行政書士業務のかたわら、日々の不安・疑問に効く情報を発信しています。趣味は写真を撮ること、神社をめぐること。
どうして節電するのか
私が節電を心がけるようになったのは、開業(起業)してからです。
日常に些細な不満はありつつも、大きな不満のない、幸せな生活を送っていたのですが、開業して経営をしていくにあたり、大きな不安に見舞われました。
今まで同じ水準を保てるほど、稼いでいけるんだろうか…。
行政書士業務のうち、最も経費がかかるのは「会費」「設備・システム使用料」です。
これらを削ると業務に支障が出るため、別の費目を洗い出した結果が電気代でした。
節電のメリット
実際に節電を意識するようになり、次のメリットを感じるようになりました。
2.アクティブに動ける
1.カットした支出を別の目的に
節電最大のメリットは、支出のカットです。エアコンやストーブで暖気を発生させるには、大量の電力を消費します。
これをカットし、浮いた金額は、別の費目にあてることが出来ます。
私の場合、書籍や神社までの交通費、顧客へのお土産代などです。
2.アクティブに動ける
冬の節電に欠かせないのが「あったかグッズ」。
暖房器具は局所的に温めることはできますが、温風などの熱源が届かないエリアには寒気がたまります。
こうなると、暖かい場所から動きたくなくなるんですよね…。
尿意を限界ギリギリまで我慢したり、お風呂もなかなか入れなかったりします。
あったかグッズは、自分の身体を効果的に温めることを目的としています。そのため、適切に取り入れれば、特定の場所に縛られることはなくなりますよね。
オフィス内でも、自分を効率的に温められるグッズを使うことで、エアコンやファンヒーターなどの暖房器具を使用するより行動範囲は広がり、仕事効率も格段に上がりますよ。
節電術4選
ここからは、私が実際に行っている節電術を紹介します。
2.あったかグッズを取り入れる
3.エアコン本体・室外機を清潔に保つ
4.サーキュレータ等で空気を動かす
1.エアコンの設定温度を下げる
エアコンの設定温度は、1度下げるだけで10%前後の節電効果をもたらすといわれています。
環境省では、平成17年度からWARMBIZを呼びかけていて、冬場の室温は19度を目処に「やり過ぎない程度に調整を頑張る」との方針を掲げ、政府自ら努力しています。
節電は、電気代の効果的な節約だけでなく、CO2削減高価も期待できます。
電気をつくるために使用される石油、石炭、天然ガス等の化石燃料は有限なので、いつまでもあると思わず、有効活用を考えることも必要なのです。
設定温度を1度下げるだけで、年間1500円程度の節約効果も!
2.あったかグッズを取り入れる
現在、衣食住すべての分野において、様々なあったかグッズが発売されています。
【食】お鍋などの煮物料理で発生する蒸気により加湿、食べることで身体も温まる
【住】エアコン使用時に空気を攪拌、断熱シート等で寒気の侵入をカット
3.エアコン本体・室外機を清潔に保つ
エアコンのフィルターや室外機周辺は、空気を吸い込んだり排出する大事な部分です。
フィルターが汚れていると、空気を吸い込む力が弱まるため、一生懸命吸い込もうと余計に電気を消費することになります。
室外機も同様に、付近にたくさんのものを置いてしまうと、空気の流れが阻害されるため、熱交換率が下がってしまいます。
フィルターはまめに掃除し、室外機周辺は常に整頓しておきましょう。
4.サーキュレータで空気を動かす
断機は天井付近に溜まります。
放っておくと部屋の上辺ばかりが暖まるため、足下は冷えてしまいますよね。
サーキュレータや扇風機等を使用し、定期的に空気を循環させれば、効率的に部屋全体を暖めることができるため、エアコンの稼働率も下げることができます。
使用しているあったかグッズ
当事務所で私が使用しているのは次の3つです。
1.着る毛布
購入を迷い続けた「着る毛布」です。
事務所にこもる事も多いため、どんな格好をしていても構わない環境ではありますが、明らかに部屋着のような格好は自分のテンションが下がること、急な来客対応で困ること、シンプルに動きづらそうとの理由から、しばらく購入を渋っていました。
フリース素材のジャケットやカーディガン、ショール等も試したものの…
- フリースは腕が動かしづらく、小さなストレスがたまる。
- カーディガンは風を通し、結局寒い。
- ショールはずり落ちてストレスに。
- ロング丈の羽織り物は、座った際にひきずり、可動式の椅子で踏んでしまう など
必ずどこかにマイナスポイントが発生し、結局は使わなくなりました。
今回購入した着る毛布は、ロング丈のガウンタイプながら、ボタンが下の方までついているので、広がることはありません。
これがショールだと、前を留められないのでパタパタと広がり、その度に寒いし、ずり落ちてしまうので気を遣いますよね。
とても滑らかな生地を採用していて肌触りが良いうえ、ジャケットのように、裏表で別生地ということがないので、着心地も最高です。
それだけでなく、無駄な厚みがないので動作を邪魔されることもありません。
ポケットの中身までもこもこなので、かじかんだ手をすぐに温めたい時や、両手を使いたい時などは、スマホの一時保管に役立っています。
特に気に入っているのが、袖口のゴムです。
水仕事をする際、厚手のインナーを着ていると、上着はまくれているのに、中だけがずり落ちてしまい、濡れてしまう…等の悲劇が起こることがあります。
ただでさえ寒いのに、濡れた箇所が肌に触れる度に凍えますよね。
このゴムがあるお陰で、インナーまで一緒に捲ることができ、水を扱う時や体温調整時にものすごく助かっています。
最後に、最大の難関「パジャマ(部屋着)っぽく見えるのではないか」問題ですが、いかがでしょうか。
どんなものが部屋着なのかは個人の判断によりますが、私は”ギリギリセーフ”だと思っています。
というのも、部屋着に見えることを問題視するのは、私のテンションがあがらないことが理由です。
この点、着心地がとてもいいこと、作業の邪魔にならないこと等から、「作業着」という位置づけで落ち着いています。
機能性を求めすぎると、デザイン性が足りないことは間々ありますが、うまく折り合いをつけられる商品だと思っています。
2.電気ブランケット
デスクワーク時は、電気ブランケットを使用しています。
電気ブランケットとは、内部に配線が施されており、USB端子やコンセントにより通電することで、ブランケットを暖めるものをいいます。
私が使用しているのはコンセントタイプで、電気代は1時間あたり約1円(消費電力36w、電気料金目安単価27円/kWh換算での算出)。
エアコンと比べると破格なうえ、冷えがちな足下を集中的に暖めることができるので、年単位で愛用しています。
温度は約40度から50度で調整可能なので、体感温度に合わせられる点も気に入っています。
写真の通り、かなり使用感が出ていて、「どれくらい使っているんだろう」と購入履歴を確認しました。2019年1月でした。
そろそろ5年が経過するアイテムながら、1度も不具合はありません。
ケーブル部分は着脱可能で、外して洗濯ネットに入れれば、洗濯機で丸洗いOKなところも衛生的で高ポイントです。
1つだけ難点を挙げるなら、ケーブルの全長は十分な長さがあるものの、温度調整(リモコン)部分がブランケット本体に近く、椅子を回す度にカコン、カコンと床との接触音が鳴ることです。
もし同じ商品をお使いで、良い対策をご存知の方がいれば、コメント欄で教えてくださいね。
3.もこもこスリッパ
オフィス内で使用するスリッパも、春夏から秋冬仕様へ衣替えしました。
着脱時、足先が冷えているせいで、スリッパや靴が引っかかることがあります。
感覚と動作そのものが鈍っていることが理由ですが、これがちょっとしたストレスなんですよね。
そのため、スリッパ選びでは「脱ぎ履きしやすいもの」が絶対条件です。
防寒アイテムの多くは、物理的にもこもこ・ふわふわにし、熱を逃がしづらい設計にしています。
それはそれで有難いことですが、欲張ったぶんだけ膨らんでしまい、動作の邪魔です。
今回購入したもこもこスリッパは、クロスストラップで膨らみすぎず、つま先が出るデザインで圧迫感もありません。
つま先まで覆うタイプは、より熱を逃がしづらく、温かさは感じられますが、どうもすっぽ抜けるんですよね…。恐らく、足指で踏ん張れないことが原因かと思います。
防寒最優先という方は、ブーツタイプ等もありますし、自分に合ったアイテムを探しましょう。
4.あったかソックス
冬場に最も辛いのが、手指の冷えです。
加齢のせいか、年々辛く感じているため、手指のあったかアイテムの探求は、私の定番課題でもあります。
最近購入した「まるでこたつソックス」は、足先の防寒に効果を感じられるアイテムでした。
現在、とても人気なようで、杢グレー以外のカラーは見つけられなかったのですが、気になる方は1度試してみる価値ありです。
電気を使わずオフィスぽかぽか!アラサー女子の節電術 まとめ
今回は、私が実践している節電術と、オススメのあったかグッズを紹介しました。
暑すぎても、寒すぎても、良いパフォーマンスは発揮できませんので、自分にとって過ごしやすい環境を、できる限りコストをかけず実現していきたいですよね。
この冬をみんなで元気に乗り切りましょう。
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