自然の力でリフレッシュ!大船フラワーセンターで得た集中力アップのヒント

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35歳の誕生日、自然と向き合う時間をつくった

35歳の誕生日を迎え、これまでの自分を振り返った。

筆者の目標であり、経営理念である「Best Ally~最高の味方に~」達成のために奔走する中、ふと、自分をリセットする時間を失念していたことに気づく。失ったわけではないが、自分らしさとは何かを改めて考えるべく、今回訪れたのは大船フラワーセンターである。

仕事や資格学習、家族との時間など、年齢を重ねるごとに増えるタスクと責任に、つい自分のことは後回しになる。

しかし、植物の静けさや美しさに触れることで思考がクリアになり、心が軽くなる瞬間の訪れを実感した。

当ページでは、そこで撮影した写真とともに、自然が持つリフレッシュ効果と資格試験に活かせる集中力アップのヒントをお伝えしたい。隙間時間の癒しとして参考にしてもらえれば光栄である。

1. 花の美しさを紹介

(1)バラ園

赤、白、ピンク…

既に咲き終わっているものの、色とりどりのバラが微笑を携えていたバラ園

朝の凍結でエッジが変色していた
若々しい花弁
美しいロゼッタとグラデーションが絶妙
情熱的な色味
ふわりと優しい色合い

バラ園は最盛期を過ぎていたが、その姿は決して寂しいものではなかった。色褪せた花弁はアンティークカラーに染まり、淡いピンクや深みのある赤、くすんだオレンジなど、どこかヴィンテージの絵画のような趣が漂っている。光を透かし、繊細で儚い枯れかけの花弁は自然が作り出すアートのように思えた。

けれど、園内にはまだ鮮やかで元気な花を咲かせているバラもあった。その鮮やさはアンティーク調の風景の中でアクセントとなり、生命の力強さを感じさせる。また、いくつかの株はつぼみをあげ、これから咲こうというエネルギーが全体の雰囲気に生命感を与えていた。

これらの光景に、「美しさは一瞬の華やかさだけではない」と改めて感じた。

枯れゆく姿も味わい深く、その中で産声を上げる新たな命に気がつき、自然の営みに心を打たれた。また、自分の状況や人生にも通じるものを感じる。一見ピークを過ぎたように見える状況でも、そこには次の成長と新たな可能性が眠っている。そんなことをバラ園の景色が教えてくれたように思う。

こうした感動や気づきを得られるのも、自然の中で過ごすからこそだろう。目の前の小さな変化や美しさに気づくことで、心はリセットされ、新たな視点が広がるのを実感したのである。

(2)季節の花壇(チューリップ)

季節の花壇がお出迎え
チューリップ
チューリップ
チューリップ
フォトスポット
今年の干支をお花で
ヒナギク
アラセイトウ
ゴクラクチョウカ
賑やかなログハウス

季節の花壇には、職員手作りのフォトスポットが設置されている。その周りには干支を花で表現した寄せ植えが背筋を正して立っていた。また、チューリップ、アラセイトウ、ヒナギク、ビオラ、ゴクラクチョウカといった色鮮やかな花々が洒落た鉢に腰を下ろし、どれも目を引く美しさである。鮮やかな色彩に溢れ、思わず足を止めて見入ってしまうほどだった。

ただ、周囲では至近距離からレンズを向けるカメラマンたちの姿があり、思う存分花々を楽しむことはできなかった。彼らの動きやシャッター音が響く中、やや遠巻きに眺めることしかできなかったのは心残りである。それでもなお、その美しい花壇には心癒やされ、目の前に広がる風景を心にしっかりと焼き付けたのであった。

2. 植物の特徴や心理効果

(1)椿園

椿園の周囲に他の花々はほとんど見当たらず、静かな空気が漂っていた。そのため、少し離れた場所からでも椿の花がパッと目を引く。椿の枝はまるで壁のように連なり、そこはまるで秘密の花園に迷い込んだかのような神秘的な雰囲気が広がっている。枝の重なりが織りなす自然のシンメトリーにより、幻想的な世界へと誘われるような気分だった。

ところどころに点在する山茶花が、椿の深い緑に柔らかなピンク、白の花をさりげなく添えていた。その存在がさらに、椿園全体の美しさを引き立てる。山茶花は椿に似ているが、やや控えめで優雅な印象を与え、その柔らかな花弁は静かな空間に温かみを加えていた。

この椿園の雰囲気は、自然の中で深い静けさを感じることができる貴重な場所だった。

椿の花の効果

椿の花は、視覚的な温かみを感じさせてくれ、心を落ち着けてくれる効果がある。特に寒い季節に咲く椿は、冬の寂しさを癒し、穏やかな気持ちにさせてくれるだろう。また、椿は日本の伝統的な花で、精神的な安定をもたらすとも言われている。そのため、椿の花を見ることで、心が穏やかになり、リラックス効果が得られるはずだ。

ビオラの特徴と効果

グリーンハウスでは、2025年1月26日(水)までの期間、パンジーとビオラの展示が行われ、さまざまな種類の鉢が並べられていた。色とりどりの花々が温室内を彩る様子から、他のエリアとは異なる小さな世界を味わうことができる。しかし、ここにもカメラマンたちが密集し、じっくりと眺め、写真に収めることは叶わなかった(それでも、視覚を喜ばせるには十分だった。)

パンジーとビオラの違いは素人には少々難しいが、幼少から親しんできた品種を見つけると、懐かしさと共に心が温かくなる。とはいえ、今回は昔から馴染み深いものに限らず、「イマ風」の品種も多く見られ、ブティックに飾られたドレスのようでもあった。

ビオラの花は、その鮮やかで明るい色合いが見る人に元気や活力を与える。特に、花の小ささと感情豊かな花弁は心を軽くし、ポジティブな気分にさせてくれる効果が期待できる。ビオラの花が咲いている場所は、周囲が明るくなり、気持ちが華やぐように思う。冬は花をつける植物が少なく、その寒気により気分が沈みがちな季節でもあるが、ビオラを眺めれば心が元気を取り戻し、前向きな気持ちを育むことができるだろう。

3. 気づきと感想

(1)リラックスが集中力に与える影響

脳科学や心理学の研究によると、リラックス状態は集中力や認知機能に大きな影響を与えるそうだ。過度なストレス状態では、脳は戦うか逃げるかの反応を優先するため、集中力や記憶力は後回しになる。一方、リラックスした状態だと脳波はアルファ波となり、注意力向上に有効だと言われる。

資格学習や仕事の前後において、短時間でも自然に触れることでコルチゾール等のストレスホルモンの分泌を抑えれる可能性がある。また、フラワーセンター内の適度な雑音(人の話し声、自然の音など)は、目の前のタスクに集中するための土台としても最適である。

(2)自然体験がアイデアを広げる効果

自然環境に身を置くと創造性や発想力が高まるが、これは「デフォルトモードネットワーク(DMN)」と呼ばれる脳の領域が活性化するからだといわれる。この状態にいるときは、過去の経験・知識の統合がスムーズに行われ、新たなアイデアを生む可能性を高めるとも。

椿の花やバラなどの美しいロゼッタを見ていると、時折、完璧とも思える対称性が見える。これは、プレゼン等の資料を作成するうえで「シンプルだけど、なぜか目を引く構造」の重要性を知るヒントとなった。

また、大船フラワーセンターの大部分は、自然な状態に任せられている。人工的な空間に宿る美しさも捨てがたいが、不規則でも調和のとれた風景に心が鎮まっていくのを感じる。このことは、資格試験や業務において、効率にばかり気を取られるのは危険という合図なのかもしれないと感じる。

(3)リラクゼーション効果と創造性を日常に

タスクの前後に、緑のある場所を散歩したり、休憩場所に選ぶことで心身の緊張が解け、集中力が高まるだろう。同時に、アイデアを広げやすくなるはずだ。

物理的に自然と触れ合うことが難しいのなら、デスク脇に植物の写真を飾る、柑橘系やラベンダー等のアロマオイルを取り入れると、手軽にリラックス効果を手に入れることができる。

4.大船フラワーセンターの概要

(1)アクセス情報

名称日比谷花壇 大船フラワーセンター
所在地〒247-0072
神奈川県鎌倉市岡本1018
(1018 Okamoto, Kamakura-shi, Kanagawa, 247-0072, Japan)
マップ
電話/FAX0467-46-2188/0467-46-2486
最寄り駅【JR東海道線】横須賀線 大船駅西口(大船観音側)下車
※階段下等に案内板があります。

【バスの場合】
大船駅西口バスターミナル「1番のりば」から神奈川中央交通バス
「渡内経由藤沢駅行」又は「公会堂前経由城廻中村行」乗車
「岡本」下車(大船駅西口から3番目のバス停)徒歩3分
駐車場有料駐車場あり
営業時間
休園日
【営業時間】
3月~10月:午前9時~午後5時まで
11月~2月:午前9時~午後4時まで

【休園日】
第二・第四月曜日
※祝日の場合は開園し翌日が休園日
※年末年始(12月29日~1月3日)
入園料20歳以上(学生以外):400円(350円)
学生、20歳未満:200円(150円)
高校生、65歳以上:150円(100円)
中学生以下・障がい者:無料

(2)おすすめの季節

① 春(3月~5月):桜、チューリップ、バラ、芍薬、フジ

大船フラワーセンターの春は、色鮮やかな花壇と、桜並木のエリアは写真映えも抜群である。特に、4月上旬から5月初旬頃に桜が見頃を迎え、青空と淡いピンクのコントラストが楽しめる。

また、シャクヤク園に咲く芍薬は、「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合」と称されるように、華やかで優美な花姿が特徴的だ。この時期に庭園や花畑で咲き誇る芍薬を見ることは、春から初夏への移ろいを感じる絶好の機会となるだろう。

② 夏(6月~8月):蓮・すいれん、アジサイ、花菖蒲

夏には、蓮の花やすいれん、アジサイ、花菖蒲が見頃を迎える。この時期は梅雨の季節とも重なり、雨に濡れた花姿が特に風情を感じさせてくれる。これらの花々は、紫や白、ピンク等の鮮やかな色彩が特徴で、品種により花の形や模様が異なることから、見飽きることはない。特に、日本庭園や花菖蒲園では、池や小川と調和した美しい景観を楽しむことができるはずだ。

③ 秋(9月~11月):秋バラ、コスモス、もみじ

秋には再び、バラを楽しむことができる。もみじエリアの紅葉は美しく、秋バラは春とは違った深い香りが特徴である。グリーンハウスの多肉植物も活き活きと成長し、園内で苗の販売が行われることもある。

④ 冬(12月~2月):梅、スイセン、椿、さざんか

寒い季節には、屋内植物が大活躍である。熱帯植物や観葉植物をゆったりと観察するのもいいだろう。園内には梅林があり、ロウバイ、白、黄、紅色の花弁と甘い香りを楽しむこともできる。

(3)大船フラワーセンターを訪れるメリット

大船フラワーセンターは、あなたに下記のメリットをもたらすだろう。

  1. 四季折々の花を楽しめる
  2. 癒し効果が期待できる
  3. フォトジェニックなスポットがある
  4. 学びの場になる
  5. アクセスしやすい
  6. 家族連れやカップル、友人同士でも楽しめる

大船フラワーセンターは、ビジネスに活きる気づきとリフレッシュ効果を提供してくれる。いつ訪れても見どころがあり、特に、自然の美しさに触れたい人にはお勧めだ。

【まとめ】 大船フラワーセンターの魅力まとめ

大船フラワーセンターの魅力と、自然がもたらす効果を以下の3点に整理して振り返る。

  1. 自然の美しさがリフレッシュ効果をもたらす
  2. 自然体験が集中力と想像力を高める
  3. アクセスの良さと季節ごとの楽しみ方

自然と過ごす時間は、あなたの心に新しい風を吹き込むだろう。次の休日には、大船フラワーセンターや近所の自然スポットに出かけ、あなただけのリフレッシュタイムを作ってみてはいかがだろうか。そこで得る活力は、資格学習や仕事のアイデアに良い影響を与えてくれるだろう。次の1歩を、自然の力を借りてもっと前向きに踏み出そう。

平成弐年式、やぎ座のO型。 ふだんは行政書士事務所の代表、根暗をやっています。

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