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Contents
1. はじめに
「今年こそ自己投資をしよう!」
こんな風に意気込み、気になるセミナーや資格取得にお金と時間を費やした経験はないだろうか。筆者である。
一度は「これで人生を変える!」と信じたはずが、気が付けばまた、元の自分に戻っていた―――。このような経験をしたことがある人も多いだろう。筆者である。
自己投資がムダになる理由には、些細な勘違いや心の動きが関わっている。当ページでは、その理由を掘り下げ、どうすれば本当の意味で自己投資を成功させることができるのかを考えたい。
2. なぜ『自己投資』はムダになってしまうのか
Aさんの事例
Aさんは30代後半、営業職のサラリーマン。ほとんど毎年、何らかの資格取得を目指すものの、どれも途中で挫折している。
はじめのうちは「今度こそ!!!」と一念発起し、気合十分で取り組むものの、いざ試験が近付くにつれ仕事は繁忙期を迎え、結局、十分な学習時間を確保できなくなる。その結果、「来年こそは…!」と静かな闘志を燃やしながら年を越すのも恒例となった。
最初こそ、「自分のスキルを高めるため」と考えているが、気づいたときには「単なる義務感」だけが残り、モチベーションを維持することが困難となり挫折。
さて、あなたもAさんのようになっていないだろうか。
自己投資がムダになる主な理由
自己投資が無駄になる主な理由は、以下の通りだ。
1.目的が曖昧で、動機が不明確
- 「資格を取る」「スキルを身につける」という漠然とした目的しかなく、実行に移す動機が薄れる。
- 目の前の課題や仕事に流され、優先順位は下がり後回しに。
2.「やらなきゃいけない」という義務感
- 最初は「自己成長」を目指して始めるものの、途中から「資格を取らなきゃ」「勉強しなきゃ」というプレッシャーに変わり、続けるのが苦痛に。
- プレッシャーが続き、やる気が削がれ、結果的に成果に繋がらない。
3.他人の基準で選んでしまう
- 「周りが資格を取っているから、自分も」「有名資格だから」など、他人の基準で決めた場合、高確率で自分に合わないため、続かない。
- 大して必要ではないもの、または興味がないものに投資し、身につけたとしても、効果は一時的で意味は薄い。
3. どうすれば『自己投資』をムダにしないか?
Bさんの転機
数年前、Bさんは「副業として自分でビジネスを始めたい」と考え、決心した。そのために、資格やスキルアップの必要性は感じていたものの、先に「何のために」「どのような結果を得たいか」を冷静に考えた。
具体的な目標を立てた後、必要なスキルをひとつずつ習得し始めた。そして、はじめの小さな成功により自信がつき、さらに投資の意義を実感することができた。
自己投資を成功させるためのポイント
- 目的を明確にする
- 漠然と「資格を取る」「スキルを身につける」だけでなく、「この資格を取ることで、どんな仕事をしたいのか」「そのスキルを活かし、どんな自分になりたいか」を具体的に設定する。
- 目標を明確にすることで、それを達成するのに必要な|行動《アクション》が見えてくる。
- 自分のペースで進める
- 急いで無理に進めるのではなく、自分のライフスタイルに合わせたペースを決める。
- 小さく刻み、着実に進めることで、自然と成果が見えてくる。
- 興味やニーズに合わせた選択をする
- 他人の基準や流行に流されず、本当に自分が必要としているものや、やりたいことに投資する。
例)好きな分野でのスキルアップは、最も効率的な投資になる場合もある。
- 他人の基準や流行に流されず、本当に自分が必要としているものや、やりたいことに投資する。
- 投資後、実践する
- 学んだことは実際に使うこと。資格を取ったら、それを仕事に活かす|行動《アクション》を起こす。
- 実践を通し、自己投資の効果測定を行う。
4. まとめ
自己投資が無駄になる理由は意外と単純だ。目的が曖昧なことや義務感だけで漫然と続けていること、他人の基準で選んでいることである。しかし、それを乗り越え、明確な目的を持ち、自分が興味を持てる分野に投資し続けることができれば、自ずと結果はついてくる。
はじめはつらいかもしれないが、一歩ずつ着実に進めることで、投資した金額や時間は必ずあなたを成長させてくれる。