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先日、物言わぬ友人に会いに向かった。
筆者をご存知の方なら察しはつくだろう。筆者の友人とは、植物のことだ。
就職のために上京した筆者。
はじめこそ、地元の有人たちと頻繁に連絡をとっていたが、互いの日常から互いが消えたのはごく自然なことだと思う。
そのことを理解していても、さみしかったのだろう。
筆者はよく、公園や植物園、図書館を訪れた。
もちろん、カメラを片手に。
いま、自分の目の前に居る人は、必ずいなくなる。
早いか遅いかの違いしかない。
そして、それは植物も同じこと。
けれど、人に比べると長居してくれる。筆者の勝手だが、そう思う。
同じ場所に長居できる人もいれば、そうでない人もいる。
滞在時間が長ければ秀でているかと言えば、必ずしもそうでないところが、不確定な世界の面白さだ。
もし、筆者 または これらの被写体を思い出してくれることがあれば、たいへん光栄である。
あなたが誰かを思い出すように、相手もまた、あなたを思い出すだろう。
今を大切に、です。
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