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当ページでは、神奈川県横浜市西区にある「伊勢山皇大神宮」の基本情報、御朱印、筆者の参拝レポをお送りします。
筆者プロフィール
伊勢山皇大神宮(いせやまこうたいじんぐう)
伊勢山皇大神宮は、神奈川県横浜市西区にある神社です。
明治3年(1870年)に創建され、当時の神奈川県知事 井関盛艮(いせきもりとめ)が太政官と神祀官に建白書を提出。
建白書は、当社を伊勢神宮の遥拝所とし、県内の総社たる規模に整備することを願い出るもので、翌月には無事に許可を取得。ここから更に境内施設の拡充を進めました。
当社の鎮座する伊勢山は、もともと野毛山と呼ばれていましたが、遷座の際、伊勢山と改められました。
神社のために山の名前が変わったとは、相当熱心に信仰していたんでしょうね。
破産からの再建
伊勢山皇大神宮は宗教法人として運営されており、平成3年(1991年)には、神宮裏参道隣接地に「横浜開洋亭」を建設。
この際、建設碑および建設用地購入費等として、境内の一部を担保に約87億円を借り入れ。
ホテルの運営は、当時の宮司の親族が行い、いわゆる身内経営が行われていましたが、借入金の返済が履行できず、平成13年(2001年)抵当権が設定されていた一部の境内地が差押えられました。
この事態を重く見た神奈川県神社庁は、銀行側と協議のうえ、ホテルの敷地部分を覗いた境内地を取得し、運営を直轄することに。
これに伴い、明治時代から世襲制を採用していた宮司一族は神宮から絶縁されました。
残されたホテルの資産価値は大暴落、多額の債務により首が回らず、平成15年(2003年)に破産宣告を受け、神社本庁に属する神社としては初の破産となりました。
伊勢山皇大神宮の御祭神
天照大御神
紆余曲折を経た伊勢山皇大神宮は、令和2年(2020年)に創建150周年を迎えました。
伊勢山皇大神宮の御朱印
伊勢山皇大神宮では、5種類の御朱印を授かることが出来ます。
直書きで授かることができるのは1種類で、初穂料は500円でした。
兼務舎である子神社の御朱印も、こちらで授かることが出来ます。
伊勢山皇大神宮までのアクセス
次の通りです。
基本情報
住所:〒220-0031 神奈川県横浜市西区宮崎町64番地
電話:045-221-1122
最寄り駅
JR根岸線、横浜市営地下鉄ブルーライン「桜木町駅」から徒歩約10分
京急本線「日ノ出町駅」から徒歩約10分
横浜高速鉄道みなとみらい線「みなとみらい駅」から徒歩約15分
伊勢山皇大神宮 参拝レポ
ここからは、筆者の参拝時の様子をお伝えします。
今回は、JR根岸線「桜木町駅」からの参拝でした。
駅を出て、真っ直ぐに歩き、紅葉坂を昇ります。
▽紅葉坂の交差点
参拝は、三が日を過ぎた4日(筆者の誕生日でした)ですが、右手に熊手やお札を持つ人が続々と坂を下ってくるのが見えます。
いくつか「伊勢山皇大神宮」の看板は出ていましたが、Googleマップの案内に従い、裏参道を抜けました。
こちらが裏参道の鳥居です。
鳥居の先は石段となっており、左側通行。
途中、右手に建造物があるものの、青と白の幕が張られており、中を確認することは叶いませんでした。
表参道から来た方は、こちらから帰るようです。
境内へ
石段を昇りきり、境内へ向かいますが、この時点で人、人、人。
伊勢山皇大神宮の通常時を知らないため、勝手な憶測ですが、恐らく、正月用に出されたであろう提灯等が見えます。
拝殿への参拝には、入場規制が敷かれていました。
鳥居前で警備員がロープを張っており帰省しているため、割り込み、逆走はできません。
あまり時間がなかった筆者は、遠目から拝殿に手を合わせるにとどめました。
折角なので、表参道側も少し歩きました。
まだ的屋も並んでいて、とても活気のある参道でしたが、どこもかしこも人だらけで、お参りした気がしなかったです(実際に拝殿前まで行けなかったから尚更ですね)
というわけで、いずれリベンジします。
神奈川県横浜市「伊勢山皇大神宮」まとめ
当ページでは、伊勢山皇大神宮をご紹介しました。
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