神奈川県平塚市「岡崎神社(おかざきじんじゃ)」参拝レポ

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当ページでは、神奈川県平塚市の北西にある「岡崎神社(おかざきじんじゃ)」の見所、アクセス、筆者が参拝した時の様子をご紹介します。

筆者プロフィール

榊原 沙奈さかきばら さな(90′)
やぎ座のO型。
榊原行政書士事務所 代表を務めるかたわら、日常の疑問・悩みに効く情報を発信しています。趣味は、写真を撮ること、神社巡り。

岡崎神社(おかざきじんじゃ)

岡崎神社は、大同2年(807年)山王社(坂本山山王大権現)として創建されたのが始まりだとされています。

岡崎地区の鎮守として、五穀豊穣・家内安全を願う崇敬の拠り所して、1200年もの間、崇拝されてきた神社でもあります。

明治のはじめ、社号を日吉神社と改めた後、明治42年(1909年)には白髭神社外六社を合祀して、今の岡崎神社と改称しました。

岡崎神社 御祭神
  • 大山咋命(おおやまくいのみこと)
  • 猿田彦命(さるたひこのみこと)
  • 須佐之男命(すさのおのみこと)
  • 応神天皇(おうじんてんのう)
  • 大物主命(おおものぬしのみこと)
  • 菅原道真(すがわらみちざね)

岡崎神社 例祭
  • 1月1日 歳旦祭
  • 2月17日 祈年祭
  • 6月30日 夏の大祓式
  • 7月第4土曜日 山王神社例祭
  • 10月8日 例祭(宵宮際)
  • 10月9日 例祭
  • 11月23日 新嘗祭
  • 12月31日 師走の大祓式

岡崎神社までのアクセス

次の通りです。

基本情報

住所:〒259-1212 神奈川県平塚市岡崎3650

最寄り駅

小田急小田原線 伊勢原駅 南口よりバスに乗り約20分

参拝レポ

ここからは、筆者が参拝したときの様子をお伝えします。

参道は階段

岡崎神社の参道は、階段です。

下から見ると何だか果てしないんですが、他の神社(大山阿夫利神社など)を経験しているため、辛さは感じません。

ただ、この階段を昇らなくて迂回ルートはありますので、体調等に不安がある方は無理をなさらないでくださいね。

社殿入り口の神門が見えて来ました。

ここまで来れば、足取りも軽くなります。

一之鳥居と神門

階段をのぼりきり、振り返ると良い眺めでした。

小雨が降っており暗いですが…

岡崎地区は、田畑も多いので、平塚市外を見渡せます。

快晴の日には更に素晴らしい景色が見えるのではないかと思います。

鳥居をくぐり、御神門前です。

社号碑を雨滴が伝い、涙みたいですね…

しっかりとした造りの神門に、背筋を正します。

門前をしっかり狛犬が護っていました。

鞠をしっかりキープ
幼子をあやす狛ちゃん

狛犬はこの子たちの他、拝殿の前にもいます。

外形は似ているものの、口元に朱色が使われていたり、身体の一部に異なる色を使用していたり(劣化だったりして…)と異なる点が面白いですよね。

鐘楼堂

神門をくぐるとすぐ左手に、鐘楼堂があります。

鐘楼がある他の神社と言えば、座間神社前鳥神社を連想しますが、鳴らしてはいけない旨の注意書きがないため、もしかすると自由なのかもしれません。

かといって、用もなく鳴らすことはしませんが…。

縁起書によれば、ここには別当寺の岡崎山宝行寺があり、天台宗の修行の場として栄えていたそうです。

明治に入るとお寺は閉鎖されましたが、岡崎神社は残ったことから、当時の名残として設置されているのかもしれませんね。

鐘楼にも色々なデザインがあることに気がつく

手水舎

拝殿の斜め前ほどに、岡崎神社の手水舎があります。

手水舎までしっかり彫刻が施されており、近隣の住民から愛されてきた神社なのだろうと感じました。

拝殿

手水舎で手を清め、参拝です。

岡崎神社は、神門の前だけでなく、拝殿の前にも狛犬がいます。

手水舎同様、拝殿にも龍の彫刻が施されていました。

額束のフレームの金色に合わせたのかどうかはわかりませんが、左右の龍の目が金色に輝いています。

また、拝殿の側面にも立派な彫刻が。

だれが、いつ、何をモチーフに彫ったものなのか気になるところですが、詳細は不明です…。

わかり次第、追記します!

いろんな祠・境内社

岡﨑神社の境内には、境内社、忠魂碑、詳細のわからない祠(社)がいくつかありました。

拝殿脇の古札用の祠…?

前鳥神社から奉納されたとされる石のテーブルと椅子は、銀杏の葉で埋もれていました。

反対側には「前鳥神社」の文字
松尾芭蕉の句碑

こちらは境内社の金比羅宮のようでした。

拝殿斜め後ろのお社
中には小さな鐘楼のようなものが見える
忠魂碑

岡崎神社 ご神木

境内を見てまわったところ、岡崎神社のご神木はこちらのようでした。

大きく、太く、立派なこの木は「かや」といい、平塚市の指定保全樹木となっています。

樹齢は400年程度だそうですが、実際に見上げると1000年近くここにいたのでは…と思えるほど、貫禄たっぷりでした。

山王神社

岡崎神社の拝殿から、一段あがったところにもお社がありました。

こちらの額束には、「山王神社」とあります。

山王神社 御祭神
  • 山王大権現 山王さん
  • 宇迦之御魂命 稲荷さん
  • 市杵島姫命 弁財天
  • 菅原道真命 天神さん
  • 大名持命 疱瘡神さん

傍らの石碑を参照したのですが、弁財天だけ「さん」とないことに違和感が…。

銀杏の絨毯

参拝時がちょうど見頃だったようで、境内にはたくさんの銀杏の葉がありました。

見事な絨毯です。

岡崎神社の境内には、ブランコと鉄棒が設置されています。

筆者も幼少、神社で遊んだことを思い出し、懐かしくなりました。

こんなに素敵な神社が傍にあるなんて…!という気持ちとともに、幼少の自分が神社仏閣に関心があったかといわれると、まったくわからなかったと思います。

今あるものの有り難みを、今わかるって尊いことなのだなぁと感じた参拝でした。

神奈川県平塚市「岡崎神社(おかざきじんじゃ)」参拝レポ まとめ

当ページでは、神奈川県平塚市「岡崎神社」をご紹介しました。

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平成弐年式、やぎ座のO型。 ふだんは行政書士事務所の代表、根暗をやっています。

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