神奈川県小田原市「大稲荷神社(だいいなりじんじゃ)」参拝レポ【御朱印】

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神奈川県小田原市にある大稲荷神社(だいいなりじんじゃ)。

小田原の鬼門除け神社として護られる神社で、松原神社、居神神社とともに「小田原三大明神」の一社を担っています。

当ページでは、大稲荷神社の見所、御朱印、大稲荷神社までのアクセスをご紹介します。

筆者プロフィール

榊原 沙奈さかきばら さな(90′)
やぎ座のO型。
榊原行政書士事務所 代表を務めるかたわら、日常の疑問・悩みに効く情報を発信しています。趣味は、写真を撮ること、神社巡り。

大稲荷神社(だいいなりじんじゃ)

大稲荷神社の御祭神は、田中大神(たなかのおおかみ)、宇迦之御魂大神(うかのみたまのおおかみ)の二柱で、いずれも、五穀豊穣、方位除け、商売繁盛の神様です。

天正18年(1590年)創建の当社は、修験者が建てた修験堂に、元武田家の家臣だった曲淵氏が稲荷大明神をお祀りしたのがはじまりだといわれています。その後、京都の伏見稲荷大社より田中大臣を合祀するに至りました。

荒廃した時期もあったそうですが、江戸時代中期、小田原城の鬼門除け稲荷として再興。現在の場所に社殿が造られました。

大稲荷神社 御朱印

社務所で直書きにて授かることができます。初穂料は、1体600円以上 お気持ちです。

受付時間は決まっていないようなので、お守りや御朱印を授かりたい方は、事前にご連絡くださいとのこと。

4社すべて拝受しました
錦織神社(にしこりじんじゃ)御朱印
愛宕神社(あたごじんじゃ) 御朱印
大稲荷神社 御朱印
田中稲荷社 御朱印

寺院の御朱印(御首題)が書かれている場合、同じ御朱印帳にはいただけませんので、別の御朱印帳を用意しましょう。

こちらを参拝する数分前に1冊目の御朱印帳(寺院の御朱印が1つあった)がいっぱいになり、1ページ目が大稲荷神社だったので問題なくいただけました。
こういうのもご縁という気がしますね。

大稲荷神社までのアクセス

次の通りです。

基本情報

住所:〒250-0045 神奈川県小田原市城山1丁目22-1
電話:0465-34-7630

最寄り駅

JR小田原駅 西口より徒歩約10分

大稲荷神社の見所

ここからは、私の参拝レポをお送りします。

原則 撮影NG

はじめに注意したいのが、大稲荷神社は原則「境内撮影NG」です。

ただし、撮影目的を伝えた上で、宮司さんに許可をいただくことは可能です。

当ページに掲載する写真はすべて、事前に許可をいただいたものなので、ご自身で撮影・掲載したい場合は必ずご確認ください。

路地裏にだいなりさん

公私ともに、小田原には何度か通っていますが、西口に降りたことはあまりなく、Googleマップの言うとおりに進みました。

すると、路地裏にふっと社号碑が。

こちらを進むと、鳥居が見えて来ます。

道幅にゆとりがないため、どうしてもどアップになってしまいますが、一之鳥居です。

奥に見える参道、石段に胸が高鳴ります。

おきつねさん達がお出迎え

一礼し、鳥居をくぐると異世界です。

この階段の先に、どんな社殿があるんだろうとドキドキする瞬間でもあります。

石段の途中、狛犬がいました。

右側の狛犬は子をあやし、左側の狛犬は鞠を携えています。

右の狛犬
左の狛犬

が、脇には小さなおいなりさんと、ハンドベルらしきものが。

朱色の前掛けが愛くるしい!

更に昇ると、途中にもきつねさんが鎮座していました。

一体一体の表情が異なっているのが愛くるしいですよね。

愛宕神社(あたごじんじゃ)

石段を登ると、最初に見えるのが愛宕神社です。写真右側にのびる銀杏の紅葉が美しい。

近づいての撮影は好ましくないということで、愛宕神社の写真はこれ1枚ですが、素敵な境内だったので、参拝される方は楽しんでくださいね。

愛宕神社境内から、直接大稲荷神社へ進むこともできますし、手前の石段をのぼれば、二之鳥居をくぐることもできます。

大稲荷神社 二之鳥居・三之鳥居

愛宕神社手前の石段を進むと、大稲荷神社 二之鳥居です。

すると、ここで声をかけられました。

ちょこちょこっと近づいてきて、ゴロゴロのどを鳴らしてくれました。とても人なつっこい子ですが、参拝に戻ります。

二之鳥居をくぐるとすぐ、三之鳥居です。

奥に見えるのが大稲荷神社 御社殿です。

今回の撮影はここまでですが、大小さまざまな祠や、おきつねさん、中にはたぬきさんまで並んでいて、とても賑やかでした。

宮司さんがお世話されている沢山の盆栽鉢も、ところどころ雑草を携えながら、元気に育っていました。

授与所前にかかる屋根の一部を、大きな銀杏の木が突き破る形でのびているんですが、ちょうど収穫期。

お土産にたくさん、ご神木の銀杏の実をいただきました。

「アクが強いから、1日20粒くらいにしておくんだよ」との注意も添えて。

この夜、早速いただきましたが、ほくほくふっくらでとても美味しかったです。

神奈川県小田原市「大稲荷神社」まとめ

今回は、神奈川県小田原市にある小田原城の鬼門除け稲荷「大稲荷神社」をご紹介しました。

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神奈川県「箱根神社(はこねじんじゃ)」参拝レポ【御朱印】

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神奈川県足柄氏も郡箱根町元箱根にある「箱根神社(はこねじんじゃ)」。

関東総鎮守箱根大権現と尊崇されてきた名社であり、パワースポットとしても人気が高く、運開きの神様として国内外から参拝客が後を絶ちません。

当ページでは、「箱根神社(はこねじんじゃ)」の見所、御朱印、箱根神社までのアクセスをご紹介します。

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筆者プロフィール

箱根神社(はこねじんじゃ)御祭神

箱根神社では、次の三柱を「箱根大神(はこねのおおかみ)」としてお祀りしています

  • 瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)
  • 木花咲耶姫命(このはなさくやひめのみこと)
  • 彦火火出見尊(ひこほほでみのみこと))

開運厄除け、心願成就、交通安全、縁結びに御利益があるといわれ、国籍問わず、老若男女に愛される神社です。

箱根神社 御朱印

箱根神社では、3種類の御朱印をいただくことができます。

お札所
番号札

初穂料は各500円、第四之鳥居脇の「お札所」にて、8:15-17:00の受付です。

約5分から10分程度は待ちますので、そのあいだに近くを散策しましょう。

箱根神社までのアクセス

次の通りです。

基本情報

住所:〒250-0522 神奈川県足柄下郡箱根町元箱根80-1
電話:0460-83-7123
FAX:0460-83-6669

最寄り駅

小田急線 湯本駅からバスで60分

車の場合

箱根新道(無料)が便利ですが、国道1号線(箱根駅伝のルート)を昇るのも楽しいですよ。

箱根神社 参拝レポ

ここからは、私の参拝レポをお送りします。

箱根神社5つの鳥居

箱根神社には、全部で5つの鳥居があります。

箱根神社 第一鳥居

参道を徒歩で進めば、自然とすべてをくぐることになりますが、参拝客用の駐車場をご利用の場合、第三鳥居は素通りすることになります。

箱根神社 第二鳥居

鳥居は、神域と俗世間との境界として建っているため、内外の空気が異なるかもしれません。

ご自身の身体で感じてみてください。

箱根神社 第三鳥居
箱根神社 第四鳥居
箱根神社 第五鳥居

色々な神社の鳥居を見てきましたが、一之鳥居から最後の鳥居まで、全ての色・材質が揃っているのは珍しいように思います。

朱色が何とも華やかで、関東総鎮守箱根大権現と尊崇されてきた歴史に思いを馳せながらくぐりました。

第二・第三鳥居の間に日吉神社

第二鳥居から第三鳥居に向かうまでの間に、日吉神社があります。

日吉神社は、大山咋神(おおやまくいのかみ)を御祭神とし、山王社、山王権現と呼ばれていた神社です。

大山咋神は、比叡山延暦寺、江戸・京都の鬼門を護る神様だったため、「要地守護」を司ることも多く、家内安全、地域守護の御利益があるとされています。

撮影したデータが地獄のようにブレていたため、次回リベンジです…!

第三・第四鳥居の間に第六天社

第三鳥居をくぐり、第四鳥居へ向かう途中、右手に「研修殿」があります。

この手前に、第六天社があります。

第六天社の御祭神は、淤母陀琉神(おもだるのかみ)。生殖力の強い神様で、特に、殖産興業、商売繁盛にご利益があるといわれています。

真っ赤な手水舎

恐らく、これまでに見てきた中で最も「豪華絢爛」の文字が似合う手水舎だと思います(当所比)。

第四鳥居のかたわらに「どどん!!」と表れた手水舎は、これだけでも見応えがあります。

曽我神社

表参道の石段をのぼる途中、左手に曽我神社があります。

かなり見えづらいですが、写真左手の朱色の建物です

鎌倉時代、箱根大権現の稚児だった曽我五郎時致之命(そがごろうときむねのみこと)と、兄 十郎祐成之命(じゅうろうすけなりのみこと)を奉っているお社です。

曽我神社には、心願成就の御利益があるといわれ、五郎時致の「赤木柄之短刀」は国の重要文化財として、箱根神社に保管されています

箱根神社 ご神門と境内末社

長い石段をあがり、第五鳥居を抜けると御神門です。

「これが本殿じゃない…!?」と困惑したほど立派な神門で、くぐる前に一呼吸置きました。

御神門を抜けた先には、ご本殿、右手に九頭龍神社、間に駒形権現・高根権現のお社があります。

人口密度が高く、今回は撮影することが叶わなかったので、現地でお楽しみください。

駒形権現

駒形権現(こまがたごんげん)は、駒ケ岳の山神と冠ヶ岳の山上、神明社、八幡社の神々を合殿にお祀りする社で、開運守護、産業開発、交通安全に御利益があるといわれています。

高根権現

高根権現(たかねごんげん)は、江戸の時代に駒形能善高根権現合殿にお祀りされていた高根権現の神様と、明治の時代に合祀奉斎された稲荷社、春日社、天神社、山神社、吾妻社がお祀りされていて、家内安全、商売繁盛、学業成就、芸能上達に御利益があるといわれています。

平和の鳥居

箱根神社 第四鳥居をそのまま下ると、芦ノ湖に浮かぶ平和の鳥居に辿り着きます。

箱根神社といえば、この鳥居を思い浮かべる人も多いかも知れません。

平和の鳥居前で撮影しようと、多くの観光客が列を成しており、列の真後ろに並ぶ人が前の人を撮影してあげる様子も。

この日は、風が強く冷たかったのに、みんな楽しそうに撮影していました。

芦ノ湖の荒波

紅葉が見頃でした

参拝時期は11月末日。場所によっては最盛期を過ぎた個体もありましたが、概ね見頃でした。

葉が乾燥し始めていた

春の彩りや、新緑の季節もいいですが、秋が最も色鮮やかで、活動しやすい季節ですよね。

木漏れ日と石畳、落ち葉の親和性

到着前から道中に溢れる人、人、人。

水辺のため、強風、冷え込みのダブルパンチで、正直、疲れてしまいました…。

けれど、言葉の通じない海外の人とちょっとしたことで意志の疎通をはかれたり、知らない人と顔を見合わせて笑ったりと、心温まる場面もありました。

帰り道 第一鳥居

初めての参拝、もっと見たいところもありましたが、この日最高の参拝になったことは間違いありません。

神奈川県「箱根神社」まとめ

当ページでは、神奈川県足柄下郡箱根町元箱根にある「箱根神社」をご紹介しました。

当サイト「沙奈はさんずい」運営者情報

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当サイトについて

当サイトは、行政書士として活動する管理人が、実際に使用した商品・サービス、寺社参拝の様子を紹介しています。

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当ブログの他にも、下記のサイトにて困っている方のお役に立てる情報を発信しているので、ご覧いただけると嬉しいです。

当サイトを立ち上げた理由

当サイト運営の思い
・当サイトをきっかけに新しいことに挑戦し、新しい自分に出会って欲しい
・神社仏閣に関わる伝統文化を継承したい
・いち経営者として、商品・サービスを提供する人を応援し、利用者に愛着をもってほしい

筆者は、令和3年(2021年)に行政書士事務所を開業した関係で、ユーザーから提供側へと視点をうつしました。

カフェのテイクアウト窓口

ユーザーとして記録も兼ね、写真やメモ書きを残すようになったことで、各コンテンツのメリット・デメリット、これらが抱える課題に気づくように。

薄利多売の世の中で、本当に良い商品・サービスを届けたいと思っている人がたくさんいるのに、本当に良い商品・サービスに出会いたいと思っている人まで届いていない現状を、もどかしく思いました。

商品・コンテンツの紹介や、御朱印集めというと、アフィリエイトやスタンプラリーのようで嫌悪感を抱く人もいるかと思います。

はじめての御朱印

しかし、レビュー・レポという形で出した記事をきっかけに、今まで知らなかったサービス・コンテンツ、どこか遠くに感じていた神社仏閣を身近に感じてくださる人もいます。

当サイトで公開する記事をきっかけにして、それまで知らなかったモノ、事に感心を持ち、自分の人生を豊かにしてほしいという思いから立ち上げました。

ユーザーとカスタマーのギャップ

その時々により、色々なコンテンツがブームになる一方、ユーザー・カスタマー双方のマナー悪化も囁かれることがあります。

それまで感心のなかった人が新しい物事に触れるとき、提供側の予測しない接客・サービスを求めるといった問題も起こります。

筆者も、新しい場所やサービスを利用する際、ちょこちょこヤラかすのですが…これらの経験をもとに得た学び・知識を、こちらでまとめてます。

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筆者(榊原 沙奈)

さかきばら さな
  • 榊原 沙奈さかきばら さな(平成弐年式/90′)
  • ヲタク行政書士®(特定行政書士)、作家
  • 広島県出身、神奈川県に生息
  • やぎ座のO型
  • 趣味は写真を撮ること、神社寺院、お城、道の駅めぐり
  • 目標は、身近で起こる問題解決に貢献し、最高の味方になること
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