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当ページでは、郵便料金の値上げ対象、改定時期、値上げによる影響を解説します。
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郵便料金の値上げ
令和6年(2024年)3月、総務省を中心に郵便料金の値上げに関する議論において、早ければ令和6年(2024年)10月頃に改定見込みだった郵便料金が10月1日(火)となりました。
郵便料金の値上げ対象
郵便料金の改定について、郵便物の種類ごとに値上げする金額が検討されていました(出典:郵便法施行規則の一部を改正する省令案 及び 民間事業者による信書の送達に関する法律施行規則の一部を改正する省令案 諮問第1244号)
この点、下記の通り変更されることが決定しました。
9月30日まで (旧料金) | 10月1日以降 (新料金) | |
---|---|---|
定形郵便物 | 25gまで84円 | 50gまで110円 |
50gまで94円 | ||
通常はがき | 63円 | 85円 |
レターパック | プラス520円 | 600円 |
ライト370円 | 430円 |
主な郵便料金一覧
種類 | 重量 | 9/30まで | 10/1以降 |
---|---|---|---|
定形郵便物 | 25g以内 | 84円 | 110円 |
50g以内 | 94円 | ||
通常はがき | 63円 | 85円 | |
定形外郵便物 規格内 ※長辺34cm以内、短辺25cm以内、熱さcm以内及び重量1kg以内 | 50g以内 | 120円 | 140円 |
100g以内 | 140円 | 180円 | |
150g以内 | 210円 | 270円 | |
250g以内 | 250円 | 320円 | |
500g以内 | 390円 | 510円 | |
1kg以内 | 580円 | 750円 |
種類 | 重量 | 9/30まで | 10/1以降 |
---|---|---|---|
速達 | 250g以内 | 260円 | 300円 |
1kg以内 | 350円 | 400円 | |
4kg以内 | 600円 | 690円 | |
特定記録郵便 | 160円 | 210円 | |
一般書留および現金書留 | 480円 | ||
簡易書留 | 350円 | ||
レターパックプラス | 520円 | 600円 | |
レターパックライト | 370円 | 430円 | |
スマートレター | 180円 | 210円 |
郵便料金の改定時期
郵便料金の改定見込は、令和6年(2024年)10月です(出典:松本総務大臣閣議後記者会見の概要 令和6年3月8日)
郵便料金の改訂時期は、令和6年(2024年)10月1日(火)です。
なお、変更後の料金に対応する額面の郵便切手やはがき、レターパック等は2024年9月2日(月)より販売されます(出典:新料額の普通切手)
手持ちの郵便切手等を交換することはできるか
結論から言うと、可能です。
手持ちの郵便切手、通常はがき、レターパックその他に交換する場合、新料額との差額及び手数料を支払うことで交換することができます。
(1) 手数料
交換にかかる手数料は、下記の通りです。
種類 | 1回当たりの交換請求枚数 | 9月30日まで | 10月1日以降 |
---|---|---|---|
郵便切手 | 100枚未満 | 5円 | 6円 |
通常はがき(63円) | |||
レターパックライト (370円) | 42円 | 55円 | |
レターパックプラス (520円) | |||
スマートレター (180円) |
9月30日に投函した郵便物の取扱いについて
9月30日(月)に投函した郵便物については、10月1日(火)の最初の回収までにポスト投函された場合は、旧料金が適用されます。
ただし、10月1日(火)0時以降に窓口にて差し出す場合は、新料金が適用される点に注意しましょう。
9月30日までに差し出す往復ハガキについて
9月30日(月)までに差し出す往復ハガキについて、返信部の差出が10月1日(火)以降となる場合には新料金が適用されます。
このため、あらかじめ往信部の差出人が返信部に差額分(会社製往復ハガキの場合は22円分)を貼付して差し出す又は相手方に差額分の切手を貼付してもらう必要があります。
10月1日以降のゆうパック運賃について
10月1日(火)以降の郵便料金値上げに伴い、ゆうパック運賃の改定を懸念される人もいるかと思います。
この点、ゆうパックやゆうパケット、ゆうメール運賃に変更はありません。
ただし、受取人払い・着払い等の手数料は、郵便料金と共に変更される点に注意しましょう。
郵便料金の値上げ対象と時期、よくある質問 まとめ
当ページでは、郵便料金の値上げ対象と改定時期を解説しました。